「シーネ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: シーネとは

2022-12-30

anond:20221230111453

不正でないことを証明できなければ修正申告しようが不正なんじゃないの?

ニホンゴムズカシーネ

不正でないことを証明できない(領収書を出せない)分は、すべて修正申告で逃れられると踏んでいるからだと思う。

2021-08-02

anond:20210802091502

「今オファーが来ても、やりたくねー」つて「出演を後悔」ってことなの?

ニホンゴムズカシーネ

2021-07-07

骨折日記

骨折1日目

劇場観劇に。休憩時間劇場内のめちゃくちゃ急な階段で躓いて落ちる。

滑落する、とか転げ落ちる、とかじゃない。落下。2階席だったが、とんだ(?)勢いで1階席へ転がり落ちるかと思ったくらいには落下した。幸い、2階席の一番下の席のあたりに落ちた。

スタッフが二人すっ飛んでくる。一部始終を見ていた他のお客さんが「大丈夫?」「結構落ちましたよ」と口々に言ってくれるが、私は「やべっワンピース破けてないかな、パンツ見えてへんかな」ということを考えていた。肩と肘に激痛があり、ついでに過呼吸のような症状になる。そして若干の吐き気スタッフ適当な席に座らされ、ちょっとここで休みますといったものの、離席していた元々のお客さんが戻ってくるのでぜえぜえ言いながら自席へ。お手洗いから戻ってきた同行者(夫)が、「息荒いけどどうした?」と聞いてくる。

「先に言っとくね……階段から落ちた」「はあ?」

まあそうなるよね。少し座って休んでりゃ治るだろと思ったが一向落ち着かない。仕方なく席を離れると、心配していたらしいスタッフがすぐに飛んできた。ホールの外の廊下?みたいな場所ソファーに寝かされる。一番は回復されて観劇に戻られることですが、救急車タクシーも呼べますよ、シップばんそうこうもご用意できます、と言われ、とりあえずシップをもらい夫に水を買ってきてもらう。

痛みは治まらないが気持ち悪さはなくなってきたので、とりあえず後編観劇終わってから病院いこかな?とか

考えてたが、肩が一切上がらない。病院勤務(放射線技師)の夫は「落ちたとこ見てないし大して腫れてないとは思うけど、病院行っといたほうがいいと思うよ」ド正論。泣く泣く後半をあきらめた。

調べたら歩いていける距離整形外科があったので徒歩で移動。レントゲンの結果肩の骨(厳密には腕の骨の一番上)が折れていた。嘘やん。

人生骨折人生初ギプス(じゃないけどなんか濡らしたら固くなる謎のどでかい包帯みたいなの。後いシーネと呼ぶと知る。取り外せる)

よくよく見たら肘もめちゃくちゃ擦りむいてたし両足も計4か所やばい色のあざが出来ていた。

処置帰宅し、とりあえず着替えてからだを拭き眠る。薬を飲んでたと言え普通に爆睡した。

骨折2日目

夫の勤務先で受診。会う人会う人に「お世話になっております」「こちらこそ普段夫がお世話になっております」とあいさつする。CTの結果、折れているというより砕けていることが判明。撮影自体は別の人だったが、機械に寝せたり説明したりするのは夫で、夫の仕事での一面を垣間見れて面白かった。

受診後即帰宅してコンビニご飯スプーンでかっくらい在宅勤務を開始。夫も私を家に置いたのち病院とんぼ返りした。そのまま当直である

在宅勤務と言っても手を前に出せない(前ならえの姿勢をとれない)のでキーボードが叩けない。打ち合わせ以外はベッドの上に移動し、手の可動域に合わせて足の上にPCを置いて仕事する。ほとんど仕事にならなかった。

暇だったらしい夫から電話があり、夫の同僚からはどう思われてるのだろうと思い聞いてみたら、「トイレ行ってる間に転んで骨折ってたって言ったら「目ぇ話した隙に転んで骨折とか奥さん子どもなの?」って言われた」……うん……ごめん……。

骨折3日目

夫が帰ってきたのでようやく風呂に入る。綿の三角巾をしながらシャワーほとんど夫に丸洗いしてもらった。

この日は待ち望んでいたアームホルダーが届く。三角巾のせいで首が限界に痛かった。全身体の中で一番痛いの首。腕を折った人、絶対にその日のうちにアームホルダーを買った方がいい。

肩のところに痣が出てきた。骨折による内出血らしい。

骨折4日目

アームホルダーと一緒に買ったスティックファンデを試す。手で塗り広げるのは無理があった。

この日も在宅勤務する。ワイヤレスキーボードを膝(左手の可動域)に置き、どうにかタイピングする。

終業後夫に頼んでguに行く。パジャマカップ付きのタンクトップ、それとファンデーション用にスポンジを購入。

左手がこれまでなかったくらい浮腫んで指輪が外せなくなる。やば。肩は固定さえしていれば痛くないが、前かがみになったり肘から下を外側に向けることはできない。痛い。

シーネの下がめちゃくちゃかゆくて対処法をネットで調べたら「ギプスの中に突っ込んでかいかいする棒」ばかりサジェストされ悲しくなった。そうじゃなくてさあ……。

骨折5日目

時間座ってられないのと、仰向けか右向きにしか横になれず、我が家レイアウトテレビが見られないので、天井投影するためにプロジェクターを購入。前から持ってたやっすいスピーカーをつないだら割とホームシアターっぽくなった。骨折以前、プロジェクター購入を勧めても「ええ~いらないよお」と言ってた夫、「もしかして、これ(プロジェクター)とてもいいものなのでは?」「これ、いいねえ……」としきりに言っていた。二コマ落ちすぎんか。

風呂上りムヒを塗ってみたら痒さ軽減した。

骨折6日目

夫に体力を心配され、夕食後に散歩仕事中は30分以上縦になれないが、結構歩く。

前開きじゃなくても襟ぐり広めの服ならどうにか着られるので、部屋着に買っておいたコットンのTシャツワンピばかり着るようになる。スキンケアのコツをつかんできて、片手でもどうにかできるようになってきた。

シーネの下に巻いてるサポーター正式名称ストッネット?というらしい)の代わりにガーゼを巻いたら死ぬほど痒い。肘裏?を掻き壊しかける。

骨折7日目

仕事スケジュールが詰まっていたのでかなり疲れる。なお骨折以降ずっと在宅勤務である

ごはんもろくに食べられず寝落ちした。

午前中は初めて一人で洗濯をこなすハンガーにかけて干すのはできたがピンチに挟むことはできなかった。

骨折8日目

夫が当直。買っておいた冷凍パスタを食べる。包丁と火を使うことを夫に禁じられているのでレンジでチンして食べられるものカップしか選択肢がない。

夫がいなくて暇なのでやりかけだったFGO2部5.5章の続きをやる。

骨折9日目

3度目の診察。今日は肩周辺の専門?の先生?に見てもらう。夫がいないので電車バスで移動。割とすいていたので問題なく移動できた。待ってる間に5.5章を終わらせる。終盤の勢いに全くついていけなかった。

今年入職したばかりだという夫の後輩にレントゲンを撮ってもらう。初々しくてかわいい

先生にはシーネが取れるまで2~3か月、ある程度動かせるようになるまで半年、痛みがなくなるまで1年と言われた。なっが……本当は今月洋装前撮りをする予定だったのだが一体いつになるのだろう……。

たこの日は始めてリハビリ科へ。家でもできる簡単リハビリを教えてもらう。リハビリ担当のお兄さんに「今の肩の状態ですが……あっご職業は?」と聞かれ、「普通会社員です」と答えたら「ああ、よかった、詳しくないですね」と言われた。ちょっと面白かった。

骨折10日目

おとなしく仕事したり寝たりちょっと家事したり。

椅子に登ればピンチ洗濯物も干せることに気づいたが、夫にばれたらめちゃくちゃ怒られそうだな、と思いつつ干す。洗濯物は干せるが皿は洗えない。夫に米炊いといてと頼まれるがお釜が洗えなくて断念する。つらい。

夫が「仕事から帰ってきて買い物して飯作って食べて風呂入らせてこの時間か……子育てってこんな感じかな……」と言い出す

骨折11日目

午後から怒涛のノンストップオンライン顔だし打ち合わせで疲れ果てる。

以前よりはひっかかるが指輪が抜けるようになってきた。私が慣れただけなのか浮腫みが収まったのかはわからない。

骨折12日目

プロジェクターアマプラ三昧。前から気になってた「窮鼠はチーズの夢を見る」を夫とみるが夫は途中で寝た。乳首当てゲーム爆笑する。

寝るときは左肩にクッションを入れないと痛かったが、クッションがなくても寝られるようになった。

骨折13日目

終業後散歩する。適当に話しながら歩くと結構歩ける。

骨折って以来夕食の準備はすべて夫がやっているのだが、冷蔵庫にあるもの適当に作ることができないので買い物の頻度が激増した。調理の腕は上がっている。

恐れていた月経が来てしまった。お手洗いの度めちゃくちゃ気を使う。トイレ滞在時間が通常時の2倍くらいになった。「骨折った衝撃で止まるかと思った」と言ったら夫に哀れそうな顔をされた。でも周期ちょっと遅れてた。

骨折14日目

終業後お夕飯にくら寿司へ。びっくらぽんが二度も当たりチョコテディマグネットをゲットする。シロモが欲しい。骨折ってから初めての外食だが、お寿司なら余裕で食べられた。

食べて出てきてまだ明るかったのでいったん家に帰ったのち散歩する。また新たな道を開拓した。

話の流れでドライブすることに。再び帰宅して適当に走る。夜景がきれいそうなところと海沿いとどこ行く?と言われたが「とりあえず適当に走ろうや」と言って適当に走る。海沿いには出たが「わざと波打ち際を歩いて靴をびちゃびちゃにする前科があるから浜辺には下りない」と車を停めてくれなかった。サンダルなのに……

骨折15日目

肩はあいかわらず固定さえしていれば大して痛むことはないが、前かがみができるようになってきた。肘から先の可動域も少し広がってきたように思う。

打ち付けた足は、特に強く打ったらしい左のすねと右のふくらはぎしこりっぽくなってきた。痣はだいぶ薄くなったがふくらはぎはまだ多少痛む。困った。

夫が肉巻きアスパラオムライスを作ってくれる。確実に腕が上がっている。おいしい。

骨折16日目

スマホリズムゲーを再開してみる。実際はタブレットだけど。割と叩けたが夫に「お前肩どうなってるかわかってんの?」という顔をされる。とりあえず肩に痛みはない。

骨折17日目

以前より楽器を習っていたのだが、その先生から腕の調子はどうかと電話がある。ぜんぜんまだ治りそうにないが、様子を見て来月あたりから片手だけでやれれば……と伝える。学生の時にやっていた楽器で、この春からようやく教室に再び習いに行き始めたばかりだったのでつらい。

夫に頼んでユニクロ限定Tシャツを買ってきてもらう。ついでに頼んでなかったクッションも買ってきてくれて大喜びしてたら「これが仕事遅くなって罪滅ぼしにプレゼントを買ってくる父親気持ちか……」と言っていた。

骨折18日目

私は休みだが夫は朝から仕事でそのまま当直。

朝、玄関に置くシューズラックが届き、ほとんど右手だけで組み立てる。やればできんじゃん。左腕の可動域が広がってきたことを感じるが調子に乗ると痛む。掃除機をかけて床を噴き上げ、トイレ掃除もこなした。

シューズラックと一緒にベッドに寝たまま使えるスマホスタンドが届く。快適すぎるだろ。腕折ってなくても便利すぎる。Youtubeを流し見ていたがこのままでは廃人になると思い、午後から近所のスーパーまで歩く。少し買い物をして帰宅。あとは一日某スマホゲーのメインシナリオを読んで(聞いて?)いた。

骨折19日目

夫が帰ってくるなり丸洗いしてもらう。2日風呂入ってなかった。骨折ってから初めて湯船に浸かる。風呂に入るってこんな気持ちよかったんだな……。極力夫の手を借りずにできるところまで右手だけでやってみたが、右手疲労感が半端なかった。

午後から大きめの商業施設へ買い物へ。久々にしっかり化粧する。骨折ったときしばらくコンタクトはお預けと思っていたが、思いのほか片手で入れられた。

夕飯は焼肉へ行く。正直自分でも焼けるが、夫が全部焼いてくれたのをありがたくいただいた。おいしい。

帰ってもう一度風呂に入る。

骨折20日

骨を折ってから初めての出勤。電車がまあまあ混んでいる。一縷の望みをかけて優先席の近くに立ってみたが空いてなかった。まあ立ったままでも問題ないっちゃそうなのでそのまま立つ。乗り換え後は空いてたので念のため座った。

エレベーターで会った別フロアにいる先輩に「腕大丈夫階段から落ちたって?」と言われ、「えっ階段から落ちたことまでもうまわってるんですか……」と聞いたら「うん。誰に聞いたっけ、増田さんの部署の人じゃなかった気がする」と返され朝からしんどい気持ちになる。


■できること、できるようになったこ

・化粧

コンタクトを入れる

・前開きじゃない服を一人で着る(ものによる)

・手を洗う

 →このご時世致命的だな、と思っていたが、家の洗面所でならかろうじて洗えるようになった

キーボード操作する

 →膝に置いてやればできる

リズムゲーム

・お風呂に入る(一部)

・爪を切る

 →厳密にはやすりで削ってる。足は出来なさそうな気がする

■できないこと

・髪を結ぶ、髪を乾かす、寝ぐせをなおす

 →髪に関することは本当に何もできない。切ろうかと思ったが前撮りのことを考えると難しい……

・右腕を洗う

 →右腕に日焼け止めを塗る、右腕を拭く、もできない

ピアス

 →フックならまだしも一つ石タイプ?というかキャッチがあるタイプは難しい。耳に通すまではできるがキャッチがつけられない

アルコールをシュッてやる

 →自動タイプとか足でやるタイプ超ありがたい。自分で押すタイプは高さによっては無理

眉毛を整える

 →これは今度アイラッシュサロンでアイブロウワックスやってもらう予定

プラグをさす

 →例えばノートPC左側にある電源プラグをさす、とか。右手でどうにかやるけどすっごいやりにくい。

コンタクトを洗う

 →できなくないが難易度が高い。もうこすり洗いしないで保存液入れてる。1dayとかがいいのかも。

■あってよかったもの、買ってよかったもの

・アームホルダー

 →三角巾替わりの。これないと死ぬ。無理。三角巾場合は首の後ろにタオルを挟むとちょっと楽になる

・トナーパッド、クレンジングシート

 →本当にあってよかった、洗顔替わりにもなる。クレンジングシートはビフェスタのが使いやすいしよく落ちる。

スプレー型の化粧水

 →無印トリガーノズル?便利。勢いすごいが

ムヒ

 →直塗りするやつじゃなくてクリームタイプ。痒さが全然違う

スマホスタンド

 →最強

プロジェクター

 →骨折関係なしによかったな

オーマイパスタプレミアム

 →夫に火と包丁を使うことを禁じられているので、在宅勤務の昼食はだいたいこれ。紙皿ごとチンするので、皿に移し替えなくていいし(というか多分できない)、洗い物もないのでかなり助かってる。あと純粋うまい


またしばらくたったら投稿しま

2021-05-23

anond:20210523202030

妊娠セックスしかすることが無いため、妊娠が終わり妊娠可能状態になるとすぐセックスをして妊娠する

そのため妊娠可能状態妊娠していない期間がほとんどないから、実質的生理ほとんどこない

ってことやで

ニホンゴムズカシーネ

2021-04-20

anond:20210420061643

さっしー いつも おっぱっぴーっていってるし

ここはさっしーならこう言うよね 予想する

どうかんがえてもサッシーネ

サッシーならこう考える

というわけで 遅い 光程度の遅さだ 木は使う

2020-11-25

ミキシングビルド流行ってるのかなあ

自分場合はSF3Dの横山宏先生とか思い浮かぶんだけど

シーネンの横山先生

ネットで色々な作品を眺めてるんだけど、

タミヤ戦車大量に買ってきて、全部巨大戦艦の砲塔にするとかカッコいいなあ

ラーゼフォンリーリャ・リトヴァクみたいな構造物かいいなあ

ヘンテコ戦車かいいなあ

そういえばミキシングビルドボストン・ダイナミクスの四足作って、

コンビニに買い物に行かせるフォトジオラマやってた人もいた気がする

プラモか…

ずっと作ってないな…

2018-03-07

プラモだけに生きてきて46歳になった。

毎日プラモのことだけを考えてきて先日46歳になった。

定時で仕事を上がると行きつけの模型屋に寄ってひたすらプラモ

楽しくて楽しくて続けていたらこんな歳になっていた。

小学生の時に友達の家で読んだホビージャパンのSF3Dがきっかけだった。

今もマシーネンクリガーが一番好きだ。

並行作業は好きじゃないので乾燥中はネットをやったりすることを覚えた。

戦車飛行機軍艦も車も城もプラモはそれぞれの味、共通理念のようなものがあっておもしろい。

自分の中ではプラモ一種なのでRCミニ四駆もやる。

プラモってなんでこんなにおもしろいんだろう。

死ぬ時はプラモを作りながら死にたい

本気でそう思う。

2018-01-13

[] #47-1「嫌煙の中」

俺はコーヒーの味が正直よく分からない。

コーヒーコーヒーだとしか思えず、美味いとか不味いとかい感情が出てこないのだ。

そんな俺でも、たまにカフェを利用したい気分に駆られることがある。

そういうとき利用するのは、近所の『タコトバッキョウシ』という店だった。

少し前までは客引きのために色々なサービスを実地していたが、紆余曲折あって今はこじんまりとしたブックカフェに落ち着いている。

メニューも取り立てて特別ものはないが、地元常連客に親しまれ、俺もその店に漂っている独特な空気感が嫌いではない。


「おや、いらっしゃいマスダくん。久しぶりだね」

中に入ると、マスターハスキーボイスが出迎える。

店内を見渡す。

以前と、まるで変わっていないことに安堵感を覚える。

多少の違和感もあるが。

「やあ、マスダ」

「おっす」

店にいたタケモトさんと、センセイが吸っていたタバコ匂いが、その違和感の正体だ。

バス以外でセンセイと会うのは珍しいですね。しかもこのカフェにいるなんて」

「好きな銘柄が売ってるタバコ屋がこの近くにあったんだ。で、すぐ吸いたいときは、このカフェにいるって感じ」

「二人ともタバコ吸うんですね」

「オレは厳密にはパイプでアロマやってるだけなんだが、まあ広義的にはタバコっちゃあタバコか」

匂いを気にしていたのが顔に出ていたのか、気づいたマスター換気扇スイッチをパチパチといじる。

「一応、換気扇はフル回転させるけど、それでも気になるなら我慢してね。うちは禁煙席とかそういうのないから」

俺は軽く会釈すると、センセイたちのいる場所から離れた席に座った。

それにしても喫煙OKとは、いまどき珍しいとつくづく思う。

まあ、それがこの店の方針なら従うが。

パイプで色々と試してみたけどさ。何だかんだでバニラに行き着いたな。燻製でいうサクラと一緒だ」

「私は別にこだわりはないですが、初めて吸った銘柄が『シーネー・ジパング』だったので、以降はずっとこれですね。愛煙家好きな人は少ないですが」

「ワシはあくま香りを楽しむ派ですな。吸いはしませんが、葉巻だと『ヲッチャ・コッカイ』あたりを……」

マスターたちはというと、タバコ談義に花を咲かせていた。

俺は話の輪に入れないというか入る気もないが、タバコの近年の状況を顧みると、ああやって朗らかでいられるこのカフェはタケモトさんたちにとって特別場所なんだな。


だが、その時である

新たな来客がドアを勢いよく開けて入ってきた。

店内に静寂が漂う。

その人物の顔を見て、思わず俺たちの顔が歪んだ。

その来客からみれば俺たちは見知った相手ではなかったが、俺たちからすれば知っている人間だった。

「ふう~、まいった。いきなり降り出してきた……」

この町の市長だ。

まだ何も起きていないが、これから何かが起きる。

そしてそれは絶対にロクなことじゃない。

そんな予感がした。

次 ≫

2017-01-30

きかんしゃトーマスに出てきた変な機関車

昨日観てたトーマスにヒューゴとかい

ウソみたいな新幹線のようで変なプロペラの付いた機関車が現れて

流石にそれネタだろうと思って、

一応ググってみたら「シーネツェッペリン」って

実際にあった車両だったみたい。

あのプロペラが強力な推進力を生むとは見えがたいが、

とりあえず、マジすげーってなった!

たまにはトーマスでもみてみるもんだな!

2016-04-14

互助会 vs 原住民 〜人喰い人種増田族の謎を追え〜

 我々取材班は、未だはてな原住民の勢力下にあるという増田村に潜入取材を試みた。


 現地のガイド犬(スコティッシュテリア)に案内され、増田村との接触に成功した取材班

 いきなり村の入口の異様な光景に驚かされる。


取材班「こ、これはいったいなんだ???


 村の入口に並んでいたのは無数の頭蓋骨であった。


ガイド犬「ああ、これは別の増田村の村民たちの骨ですね。彼らは年中同族同士で殺し合ってるんです」

取材班「明らかに増田ではない骨格の頭蓋骨もいくつかありますが……」

ガイド犬「(直接質問には答えず)安心してください。我々は敵ではない、と先方に伝えてありますから


 ガイド犬の口調は力強かったが、未開人の野蛮な風習を見せつけられたショックは大きい。


取材班「こんな文明から隔絶した、恐ろしい土地現代インターネットにも存在したなんて……」


 インターネットの闇は深い。

 増田村の村長宅では、村民総出の出迎えを受けた。


増田A「ブリブリ! ウホウホ! ブリブリ! ウホウホ!」

増田B「ニホン! シーネ! フジツー! シーネ!」


 随分、興奮しているようだ。

 よそものを心の底から歓迎しているふうではないようだが……?


ガイド犬「大丈夫です。あれは、彼らの言葉で『あなたに会えたことを神に感謝します』と言っていて、まあ定形挨拶みたいなものです。我々は歓迎されてますよ。ほら、見てください」


 犬が鼻で示した先には、煮えたぎる巨大な鍋が。

 中身は排泄物のような色合いの液体で満たされており、ちらほらと魚の頭?のようなもの突き出している。

 増田たちはそのシチューのような何かを木製の器によそうと、満面の笑みで我々に差し出してきた。


増田C「ウンコウンコ! サバカレーウンコ!」


取材班「我々に食べろ、と?」

ガイド犬「これはサバカレーといって、増田族に伝わる神撰のひとつです。外部の人間とこれをわかちあうことで、永遠友情を築けると彼らは信じていますヤクザの盃とおなじですね。友好の証ですよ。ぜひ、いただきなさい。おいしいですよ」


 サバカレーはぬちゃぬちゃして、とても苦く、お世辞にもおいしいとはいえなかった。

 が、せっかくのおもてなしを無下にはできない。彼らの機嫌をそこねたら、魚の次にシチュー材料にされるのは我々だ。

 我々は無心でサバカレーを口の中へかきこんだ。


取材班「ごちそうさまです……」


 二時間後、悪戦苦闘の末、我々はサバカレーを完食した。地獄のような二時間であった。しばらく茶色食べ物は焼きたてのパンでも食べたくない気分だ。

 我々は増田村の村民たちに感謝の意をささげた。


増田B「ノープロブレム! ブクマ! ブクマリーズ!」


 増田たちは、戦後直後の占領米軍兵にチョコを乞う浮浪児たちのごとく、一斉に両手を我々に向けてつきだしてきた。

 ご馳走の見返りをよこせということだろうか?


 

ガイド犬 「ああ、ブックマークを欲しがってるんですよ。彼らは。くれておやりなさい。減るもんでもないでしょう」


取材班「あの……ブックマーク……とは?」


ガイド犬「は?」


 ガイド犬の目つきが明らかに豹変した。


ガイド犬「そんなことも知らないで……増田村までやってきたんですか!?


 増田たちの「ブクマブクマ!」の大合唱がどんどん強まっていく。

 ガイド犬は増田村の村長に向かって、あわてて何事を申し立てた。

 増田村長ガイド犬と二言三言、短い会話を交わしたのち、ベニヤ板の床をドン、とひとつきし、増田たちを黙らせた。


増田村長ブクマ! ウンコ! ゴジョカイ! スイヨービ!」


 増田村長の大喝に、一旦はクールダウンたかに見えた増田たちもふたたび狂騒を取り戻す。


増田たち「ゴジョカイ! スイヨービ! ノーブクマ! スイヨービ!」


ガイド犬「まずいな……」

取材班 「まずい、って何がです!?


 ガイド犬はそれには答えず、こちらへ憐れむような一瞥を投げかけたと思うと軽やかに身を翻し、青二才のごとく狂騒の村長から逃走した。


 われわれを置き去りにして。


増田たち「ゴジョカイ! スイヨービ! ノーブクマ! スイヨービ!」

増田たち「ゴジョカイ! ダップン! ノーブクマ! ゲリピー!」


 我々を輪のように取り囲み、じりじりとにじり寄ってくる増田たち。

 その目はどれも尋常ではない光を帯びている。

 命乞いは、無駄であろう。


取材班「なんてことだ――増田村に、はてな原住民にさえ近づかなければこんなことには――」


 後悔してももう遅い。

 おそらく明日には我々の真新しい頭蓋骨が、増田村の入り口に並ぶことだろう。

  

 

2016-01-09

シーネ

搭乗員ヘッドばかり

溜まってる

字余り

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん