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2024-02-08

anond:20240208205332

味の素株式会社商品で比べてみる

味の素

https://www.ajinomoto.co.jp/products/detail/?ProductName=ajinomoto

原材料

調味料(アミノ酸等)

ほんだしこんぶだし

https://www.ajinomoto.co.jp/products/detail/?ProductName=hondashi_4

原材料

食塩国内製造)、砂糖、風味原料(こんぶ粉末、こんぶエキス)/グルタミン酸Na、塩化K、マンニットリボクレオタイドNa、コハク酸Na

原材料からして違うもんとしか思えないが

ってか使ってみれば味違うのわかるだろ普通に

子供用だと多分塩分薄めにしてあるとかだろうな

なんか中途半端に聞きかじった知識だけ振り回して思い込む方が頭悪い

2023-01-23

野菜スープは旨味の相乗効果を考えるのに最適な教材

anond:20230122213215

野菜スープが美味しくないのは、単純に旨味の種類が足りないから。

元増田食材のチョイスが

野菜出汁グルタミン酸味噌グルタミン酸野菜色々=グルタミン酸

グルタミン酸オンパレード。これだと美味しく作るのはかなり難しい。

(実は作れないわけじゃないんだけど、油とかスパイスとかインド料理知識ないと無理)

で、これを解決するにはグルタミン酸と旨味の相乗効果を起こす「核酸類」の食材を足すこと。

代表的核酸類は

・肉、魚、動物性食材イノシン酸

・干しキノコ、加熱したトマトグアニル酸

エビなどの甲殻類のアデニル酸

この辺りを組み合わせれば解決野菜スープは格段に美味しくなる。

ブコメにも色々あるけど、ベーコン鶏肉ツナ缶などはシンプル解決方法だし、中華風干しエビなんかも美味しい。

私はヴィーガンなので動物性食材を使うのが嫌だというなら、トマトペースト、干し椎茸、干しエノキ、加熱して詰めたマッシュルームピューレなんかを使ってもいい。

ちなみにアサリとかホタテとかは、コハク酸になるのでグルタミン酸とは旨味の相乗効果を起こさないので注意。

単純な足し算として旨味は足されるが、そのためにはかなりの量を入れる必要が出てくる。

もっとも、旨味は塩がないと感じられない特殊な味覚なので、どれだけ旨味食材を重ねても塩が足りなければ無意味

出来上がったスープの重さを測って、重量の0.7%の量の塩を入れよう。

あとは、多少の油も欲しい。人間そのまま食べて旨い味は「旨味、甘味油味」だけだ。

油を足すとぐっと奥行きが出て食べやすくなる。

さらに、元増田は使ってるのであまり気にしなくても良いが、ネギニンニク類を使う。

これらは加熱して辛味を飛ばしてあげると、その辛味成分が変化してグルタミン酸イノシン酸のコクを強く感じさせるという特殊効果がある。

俺は古今東西料理ネギ/ニンニク類が使われる理由だと思ってる。

パンチのある風味が好きなら、油で焼き色をつけてメイラードの香りをのせるのも良いだろう。

まぁ風味に関しては、野菜スープということなので

個人的にはあまり強く付けすぎないほうが野菜個々のフレーバーが立って好みだが、少しパンチのある香りが好きかもしれない。

野菜だけでパンチを作るのは難しいので、スパイス類の力を借りるのも良い。

クミンマスタードシードジンブー、チャナダールなどを油で香り出しして入れると美味しい。

料理科学基本的勉強課題として野菜スープは最適なので、

色々と試してハマったら、勉強してみると面白いよ。

追記

あ、ちなみに旨味調味料を使うことに抵抗なければ、

ハイミー(味の素よりも核酸の配合量が多い)

鶏ガラスープの素(オカケンが旨い)

・本出汁

アゴ出汁パック

動物性の顆粒コンソメ

この辺り入れれば、それなりに食べられるようになると思うよ。

平坦で毎回同じ味になりがちなのと、旨味が不自然に強くなりやすいけど、

「うっせー手っ取り早く美味けりゃなんでもいいんじゃい!」ならオススメ

真っ当に、鶏ガラ買ってきてスープ取るのも良いね

日常家庭料理だとハードルいかな。

・塩だけスープってどうなの??

塩だけスープって知らなかったんだけど、スープで有名になった有賀さんのレシピなのな。

ちょっと材料見てみると、

https://president.jp/articles/-/26469?page=3

ひき肉のイノシン酸をうまく使ってて、野菜グルタミン酸と相乗効果起こさせさせてるから

上で解説したことをそのままレシピにするとこういうイメージになる。

出汁って出し材じゃないと出ないわけじゃなくて、普通食材を煮ても十分に出るからね。

俺も野菜スープ作る時は、うま味調味料は使わないので似たようなレシピになるかな。

旨味の抽出速度は表面積と比例するので、ひき肉は高速出汁材として機能するんよ。

薄切り肉も良い。逆に丸とか骨付きもも肉(カットなし)とかは長時間必要になるね。

あと、結構誤解してる人多いと思うんだけど、

旨味って多ければ多いほど良いわけじゃないのよ。

多すぎるとベタベタした嫌な重い味になるし、

旨味調味料使うと野菜の風味がかなりぶっ飛んじゃう。

ちゃん必要最低限の旨味を絞ると、野菜香りが生きて美味いのよ。

手なりでコンソメキューブ鶏ガラスープの元使ってる人は、

肉類/魚類に置き換えるとクオリティグッと上がるので試してみると良いよ。

2021-12-22

anond:20211222194052

貝類に含まれるうま味成分「コハク酸」の生成メカニズム含有量アップの方法

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コハク酸」って聞いたことがありますか?

化学物質のように感じますが、実は、自然のものです。

身近の食材にも含まれており、うま味成分の一つとなっています

特にアサリコハク酸を多く含みますさらに、調理前にそのまま置いておくだけでさらコハク酸を生成して、その結果より美味しくなります

がん増殖抑制、肌荒れ予防改善・美肌、脂肪燃焼の促進などの効果を持っていますので、積極的摂取したいものです。

目次 [非表示]

1、コハク酸とは

1-1、コハク酸はうま味成分物質

1-2、コハク酸の特徴

2、コハク酸を多く含む食材

2-1、貝類の中で多く含む

2-2、アサリ過酷環境コハク酸をより多く作り出す

3、コハク酸効能

3-1、コハク酸のがん増殖抑制効果

3-2、肌荒れ予防改善・美肌効果

3-3、脂肪の燃焼促進効果

4、単独で美味しいですが、組み合わせにより奥深い味

4-1、他のうま味成分物質とは相乗効果がありません。

4-2、コハク酸は味にコクをもたらす

まとめ

1、コハク酸とは

1-1、コハク酸はうま味成分物質

 コハク酸はうま味成分物質の一つです。

有機酸に分類され、漢字で書くと「琥珀酸」です。ドイツ鉱物学者ゲオルク・アグリコラ氏が琥珀の乾留により発見したので、この名前になりました。

 琥珀写真 

 「琥珀」と書くと、口に入れるものとは連想しにくいと思いますが、実は、コハク酸植物界に広く存在し、動物生体内ではたんぱく質有機酸等を燃焼や分解して、エネルギーを作り出すサイクル(トリカボン酸回路、クエン酸回路)の一員として存在しています

 応用的に、清酒味噌醤油などの調味料使用され、よく聞かれる「うま味」の一種となっています貝類のうま味成分として知られています

1-2、コハク酸の特徴

 コハク酸と言えば、貝類アサリイメージする方が多いです。その理由は、農学士の青木克氏が旨味抽出物の中にコハク酸発見し、『日本農芸化学会誌』8巻867-868頁(1932年)に、「貝類中に琥珀酸の存在に就て」という論文が発表されています

 コハク酸は、酸味、苦味が混ざったような旨味で舌をギュっとさせる強い味です。添加量によって「えぐ味」を感じるので、味の素代表されるグルタミン酸のように単独で使うことはありません。

 加工食品で使う場合コハク酸と塩類の結合品であるコハク酸ナトリウム」という調味料がありますネット通販アマゾンにも出ています。「アマゾン コハク酸

 

2、コハク酸を多く含む食材

コハク酸貝類、未熟な果実発酵製品の中に含まれています

2-1、貝類の中で多く含む

 コハク酸含有量は、あさり, かき, しじみに多く含まれます。同じ貝類でもホタテやとこぶしんにはあまりまれていません。

 コハク酸食材       *100g中

2-2、アサリ過酷環境コハク酸をより多く作り出す

 コハク酸生物が呼吸する際に体内で必ず作られ、消費される物質です。アサリは呼吸がうまくできない、息苦しいような状態になると、命を維持するために、より多くのコハク酸を作り出します。

 2-2-1、コハク酸の生成メカニズム

 アサリ海水では酸素を吸って生きていますが、海から離れると、体内のグリコーゲンを分解し、コハク酸を作って生き続けます時間がたつほどコハク酸はどんどん増えていきます

 しかし、時間がたちすぎると、継続的に作り出すことが出来ず、逆に命を維持するために消耗していきます一定量コハク酸を消耗するとアサリは死んでしまい、腐敗へ進んでいきます

 アサリコハク酸含有量個体の大きさによって違いますが、一例をあげると、採れたてのアサリコハク酸が100g中63mgなのに対して、パック詰めは98mgに増えたデータがあります特に、夏期は増加量が多いです。

2-2-2、自宅でも簡単コハク酸アップ

 ご家庭の場合は、購入してきたアサリを一度水から出して2~3時間ほど置けば良いと思います(置いておく環境によります)。それ以上置くと、放置中に殻が開いてしまます。殻が開いていると死んでしまっています。死んだアサリは、強烈なくさいにおいがするので食べないようにしましょう。

 例えば、夕飯の支度する前に、アサリを水から出して、火がついているガスコンロ温度に影響されないところ(熱すぎないところ)に置いて、料理の一番最後調理すればよいでしょう。もしくは、子供のお迎えをする前に、水から出して、濡れたキッチンペーパーを上に置いてから放置してもよいでしょう。

3、コハク酸効能

 コハク酸は、料理うまみだけでなく、様々な効能があることがわかっています私たちの体内において、クエン酸回路と呼ばれるエネルギー代謝の仕組みに深くかかわってきます。すなわち、細胞分裂や血流、新陳代謝などの面において優れた力が期待できるのです。また、医薬品化粧品にも使われています

3-1、コハク酸のがん増殖抑制効果

 広島大学加藤範久教授らの研究グループが、コハク酸大腸がん胃がんのがん細胞の増殖を抑制する効果があることを発見しました。

 加藤教授らはラットを使った実験で、ポリフェノール摂取させたラット大腸内でのコハク酸濃度が高まることを発見し、その後の応用実験において、濃度が20ミリモルになると大腸がん細胞の増殖が半減することを確認しました。

 加藤教授は「コハク酸効果日常的な食生活に近い分量で認められる」とし、「がんの増殖抑制に身近なコハク酸有効であることが明らかになった意味は大きい」と説明しています。今後は人への応用が期待されています

3-2、肌荒れ予防改善・美肌効果

 コハク酸はお肌の保湿や新陳代謝にも効果があるため、化粧水などに利用されることもあります

 コハク酸は収斂(しゅうれん)作用を持っています。収斂作用に関しては、コハク酸酸性および親水性であり、酸性に寄せることで化学的にタンパク質収縮・凝固作用を起こすことができるためです。

 この効果により肌をキメ細かく整えてくれます。肌のキメがきれいになる結果、肌が美しく見えて、化粧のノリがよくなりますので、肌荒れ予防改善・美肌効果も持っていると言われます

3-3、脂肪の燃焼促進効果

 さらに、最新の研究で、コハク酸摂取による、脂肪の燃焼促進効果があることを証明する動物実験成功したことネイチャーという一流の科学誌掲載されました。

 

 コハク酸を食べているネズミは太りにくく、糖尿病にもなりにくいことが分かりました。人間へ同様な効果を期待できます

 その他に、冷え性、高血圧動脈硬化予防の効果も知られています

4、単独で美味しいですが、組み合わせにより奥深い味

 コハク酸豊富アサリを使えば、味噌汁に出汁がなくても美味しく仕上げることが出来ます

4-1、他のうま味成分物質とは相乗効果がありません。

 コハク酸グルタミン酸ナトリウム昆布うまみ成分)、イノシン酸ナトリウムかつお節のうま味成分)、グアニル酸(干し椎茸のうま味成分)などとの間に味覚上の相乗効果があるという研究結果はありませんでした。

 旨味相乗効果とは、異なるうま味成分を組み合わせて使う事で、感じるうま味が倍増する現象です。よく知られた例は鰹節昆布の合わせだしです。その詳細は、「うま味の相乗効果科学的に説明、今すぐ使える活用例までの紹介」で紹介しています

4-2、コハク酸は味にコクをもたらす

 シンプルな味でも美味しいですが、我々が「おいしいな」と思う味は、ある程度複雑さがあるものが多いです。例えば、甘さや苦さ、香り、素材の質感などがうまく調和し、バランスが取れる料理です。カレーや鍋のような料理です。それは、味にコクが感じられるためだと思います。 

 長時間煮込むことでこのような味の複雑さを出すことも可能ですが、アサリコハク酸を入れることにより短時間を作り上げることは可能です。

 日本では、アサリの酒蒸し、味噌汁、お吸い物等で、単独で使うのは一般的ですが、韓国チゲ鍋料理)では、貝類を鍋には必ず入れています。また、中華料理では、アサリたまご蒸しも有名な料理です。

 キムチチゲは、キムチグルタミン酸)×肉(イノシン酸)×貝(コハク酸)といった様に、うま味を多重層的に構築している料理です。

 

 アサリたまご蒸しは味のシンプルたまごに、アサリコハク酸)を入れることにより、さらに美味しく仕上げます出汁の代わりにもなります

 たまご蒸し 

まとめ

 このように、コハク酸化学的なもののように感じますが、実は、自然存在するものです。よく知られていないかもしれないですが、うま味成分の一つとなっています

 身近な食材の中にも含まれております特にシジミアサリコハク酸を多く含んでいます

 様々な効能を持っており、さらに少量で使うことにより、より美味しい料理を短時間で仕上げることは可能ですので、積極的摂取しましょう。

2021-01-14

anond:20210114174048

わいもおなじツッコミしたい。

植物ってグルタミン酸多め(MSGもサトウキビ絞りカスから取れる)なんで、

出しの「ちょっと違う由来の出し混ぜると旨味が掛け算になってものすごくふえる」法則のためには

肉のイノシン酸

貝のコハク酸

きのこグアニル酸

あたりを足すか、脂と塩だけ増やしてポテトフライみたいなシンプルなうま味にもっていくかしかないとおもうのよ

2018-03-22

anond:20180321181511

味噌の合わせ方に季節感を付ける、基本は夏が赤で冬が白。その日の空模様や湿度などで決めれるととても風流

・具も旬を意識する、走り旬名残を意識するのが風流基本的にごちゃごちゃ具を入れない。味噌汁は具はせいぜい2種と吸い口ぐらいが良い。ごった煮は野暮天。組み合わせは旨味成分を被らせないのがコツ。

グルタミン酸 or アスパラギン酸

イノシン酸 orコハク酸

の組み合わせが良い。基本的に完成された料理はこの組み合わせを使ってる。味噌汁だけじゃなくて全ての料理の基本。

 
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