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2014-05-02

図書館のせいで本が売れない」という作家の主張にも一理ある

先日、ナントかという小説家(元コダック社員)の

「本が売れないのは図書館のせいだ」というのがホッテントリ入りしていた。

で、コメント

「前から図書館ってあったのに、何言ってるのこの人?」的反応が多数だったが、

自分はこの小説家の主張にも一理ある気がする。

というのも、数十年前と比べて、図書館の蔵書数もサービスも全く別物であり、

「今の図書館と、以前の図書館では、全然別物」だからだ。

先日読破した図書館に関する本に、政令指定市の貸出冊数の推移が出ていた。

これを見ると、図書館利用の伸びが著しいことが実感できる。

例えば横浜市の年間貸出冊数は、

1959年     23千冊

1961年     18千冊

1965年     12千冊

1970年     58千冊

1975年    507千冊

1980年  2,325千冊

1985年  4,260千冊

1990年  5,323千冊

1995年  9,143千冊

2000年 10,893千冊

2005年 11,659千冊

2010年 11,122千冊

という具合であり、自分子供だった頃(75年)の20倍の冊数に達している。

また、自分子供、いや大学生だった頃と比較しても

・貸出冊数の上限が拡大

・期間延長に柔軟に対応

・「深夜まで開館」が増えた

・貸出予約ができる

 (しかネットでできる、確保通知メールも来る)

・市内他館からの取り寄せができるようになる

場合によっては他市町村からの取り寄せができるようになる

・従来はその市区町村住民票があった人しか図書館カード作れなかったのが、

 勤務先がその市区町村、という人もカード作れるようになった

バーコードICタグ化で、貸出時に行列せずにスムーズに借りれる

 場合によってはセルフ手続きで借りれる

 (手作業だった時代は、この手続きが相当行列していた)

・返却ボックスで24時間返却できる

CDDVDも借りれるようになった

サテライト館が増え、徒歩圏内に図書館存在するようになってきた

という風に、サービス内容の進化が物凄いことになっている。

から、この作家の批判をする前に、

「本の売上の推移」と「図書館の貸出冊数・蔵書数・館数の推移」と「図書館に投入される税金額の推移」を

冷静に検証した方がいいんじゃないか、と思う。

毎週図書館を利用している自分も、

「ここまで無尽蔵に図書館税金投入して、本当にいいのか?」と一納税者として疑問に感じる。    

 
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