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はてなキーワード: グレンラガンとは

2023-05-22

大好きだったアニメフェミニストになって嫌いになった

高校生の頃に「キルラキル」というアニメが大好きだった

女の子可愛いストーリー面白い

バイトをしてBlu-rayを購入して何度も何度も観たし元気をもらった大好きな作品だった

(当時はサブスクという概念がなかった)

 

そして私はもうアラサー突入した

ジムで走りながら昔好きだったアニメでも観ようと思って久々にキルラキル1話を観た

 

…全く面白くなかった

面白くないを通り越して不快気持ちになった

 

女の子露出を強いられている(本人は嫌がっている)

モブ男性から性的な目で見られている

・節々にある謎のお色気要素

キルラキル昭和アニメモチーフにしているので、こういう描写は「あえて」であり、むしろこのお色気要素は作品の売りである

当時もそこが良いと思って観ていたし、エロくて最高!そこに痺れる憧れるゥ!と思っていた

 

しかアラサー突入し令和のトランスジェンダー問題女性搾取問題に触れて、(あえて悪い言い方をするが)こういった女性搾取するような描写に異常な不快感を持つようになった

無意識フェミニストになってしまったのだろう

 

試しにこれも好きな作品少女革命ウテナ」の1話も観たが、やはり嫌な気持ちになった

らくだキルラキルと同列に大好きだった「天元突破グレンラガン」もヨーコの扱いに不快感を覚えるのだと思う

 

もちろん私が不快に思ったというだけで作品に罪は全くない

しろ上に記載した作品にお色気要素を無くしたり、女性人権を認めた描写をしては作品の魅力が無くなるだろう(グレンラガンはともかくウテナキルラキル作品自体否定することになる)

 

そもそも作品が昔のものなので時代によって価値観は変わっていくものだと思うし、成長して価値観が変わってしまうのもまた仕方がないと思う

 

ただ、あれだけ大好きだった作品を観て、純粋に楽しめず不快だなあと思ってしまうことが、ただただ辛い

 

大好きだった作品純粋に楽しめていたあの頃に戻りたい

2023-05-11

20171119当時にあった考え

これまで怒ってましたが白状しま

ブログに「俺的糞アニメvol1 魔法少女育成計画」という記事を書いていたことがありました(現在削除済)

理由月刊ニュータイプ2017年1月号の記事の中で胸糞悪いシーンが掲載されてそれで激怒して作った

白状続き

記事内容…「魔法少女ものVガンダムエヴァに肖ったシリアス路線よりも勇者シリーズワタルグレンラガンみたいな王道路線回帰するべきだ」と書きました…すみません😟

まだ白状の続きありますご了承下さいm(_ _)m

白状ラスト

私は現在レンタル新規入荷ラインナップの件でナーバスになっているのです。

そのため来年以降の「異世界」がキーワードになってるなろう系に不快感を示しています

理由ツタヤグループ異世界スマホごり押しされたため

あと先々月にアンチなろう系と友達になりました。m(_ _)m

白状真の終盤

あと「秋の新規シリアス枠は宝石いぬやしきと血界で十分だ」との理由王様ゲームツタヤごり押しされることを恐れ、

ダイナミックコードも腐女子属性ヤシガニ属性だという理由不快感を示しています

だが私は完全な闇には染まっておらず

二年前にビターエンドでなおかつ胸糞悪いキャラが出てくるガンダム0083BS11再放送されず

幕末Rook(腐女子属性ハッピーエンドで終わる)が再放送されたことに未だに怒りを覚えてるのでもあります(´・ω・`)

ログ・旧にゃんぱすわ〜るど 20171209

戦争とは何んなのか?

戦闘機が編隊を組んで飛行し、

戦車歩兵都市中央パレードを行うというイメージが大半である

戦争イメージ2

戦略兵器非人道的人体実験民間人への兵士による略奪…

だが、戦争にはさらなる姿もある。

それはスパイによる退役軍人暗殺

機動戦士ガンダムシリーズロボットである以前に戦争である

初代リアタイ時に今までのアニメとは違う当時としては類にもないシリアス空気が漂い「乗りたくないロボット」とも言われた

やがてそのガンダムは「乗りたいロボット」へとユーザーの考えが変わっていった…

2013年ヴァルヴレイヴ2014年クロスアンジュ、そして2015~2017年にのガンダム鉄血

サンライズは「乗りたくないロボット」として描くリアルロボット標榜した。

何故なら肉体的・社会的リスクを描いてるから

宇宙世紀世界でRX78『ガンダム』が誕生したのは

連邦ジオン支配であるザビ家を葬るために発案した、いわゆる破壊のための炎である

ガンダム』が冷蔵庫スーパーマーケットとして発案されることはあってはならないと言ってた。

だがその概念に反逆したガンダムがあった…

ダブルオークアンタ

西暦2314年世界で生まれガンダム

宇宙生命体との対話のために発案され、

武器は強力だがあえて緊急用として搭載されている。

銀河へ向かって飛ぶガンダム」を登場させた初の例である

だがSEEDからの8年間をリセットされることに

AGEやGレコ、鉄血で新たな道を探ることになった

AGE世代ごとに

「ヴェイガンを破壊する」「ヴェイガンの真意を確めようとする」「ヴェイガンとの戦争を終わらせる」とのコンセプトで生まれ

Gレコは複雑な組織対立図の中で闘いを収束させようとしていた

(本物の戦争ラスボスなどいないという事、そしてエネルギー問題)

そして鉄血

鉄血世界での前史では

モビルアーマーという危険兵器から市民を守るためにガンダム誕生した

MA破壊するための剣にして人々を守る盾でもあった

その鉄血は40話以降から賛否両論が相次いだ

事実上巨大ロボットを扱う作品においての見解の相違を示す物だ

(ガンダムから巨大ロボット論に変化)

ロボット戦や白兵戦以外でのロボット乗りの最期過去にも複数あった

バクシンガーでは仲間の一人が暗殺されたためバクシンガーへの合体不可能になり量産型バクシンガーで戦う事になり、

ガンダム00ではサーシェスがミハイルを撃った

強力な機体に乗った強くて悪いボスを出すためだ

だが鉄血での40話以降は「弾丸と血へどが飛び交う新アニメーションに覚醒した!」との好意的な声がある一方

ガエリオへの優遇により終盤はシリアス展開というよりも別のコンセプトになっている」との意見も見られた

制作主導者の最終回後のインタビュー経済団体ネットでの一部勢力を恐れて混沌とした内容が多いのが寂しい

はっきりミサイル問題労働問題などについてみんなに考えて欲しかったと言うべきだったのだ

さらに私の確認していないロボット関連クラスタの中にはMS乗りの素質があったオルガやMS乗りのラフタが暗殺という形で最期を遂げた事に不満を持つものあるらしい…

聞いた話によるとその派閥グレンラガン再放送マジンガーZ新劇場版、そしてドライブヘッドを大歓迎していたという

事実上鉄血への見解の相違を象徴する出来事なのだ

2023-04-18

ギガドリルブレイク」は、「天元突破グレンラガン」というアニメ作品に登場する必殺技ひとつであり、主人公のカミナが使用する技です。この技は、カミナが搭乗するメカグレンラガン」のブーメラン状のドリルを回転させ、強力なエネルギー放出して敵を攻撃する技です。

ギガドリルブレイク」は、非常に強力な技で、相手の巨大なロボット要塞をも破壊するほどの破壊力を持っています。この技を使用する際には、カミナが「行くぜ、グレンラガン!」という掛け声を発し、グレンラガンドリルが回転し始めます。そして、ドリルが敵に命中すると、激しい爆発が発生し、相手攻撃することができます

天元突破グレンラガン」の中で、「ギガドリルブレイク」は、グレンラガンが戦う上で非常に重要役割を果たす技であり、また作品象徴的な技のひとつとしても知られています

2022-11-16

うつ病経験者、教えてくれ

自分半年から鬱を患っている

一時期は本当に寝たきりだったが最近は起きてゲームをしたり動画を見たりできるようになった

だが、感情が動かない。発病前の自分だったらどんな感情になっていたか想像できるが、とにかく心が動かないのだ

ヴァイオレット・エヴァーガーデン号泣していた自分が戻ってこないのだ。グレンラガンで高揚した自分が戻ってこないのだ

この病が寛解したとき自分は再び映画小説音楽で感動できるようになるのだろうか。

もし自分と同じような状態から回復した人がいれば教えてほしい

2022-11-02

anond:20221101162313

https://ja.wikipedia.org/wiki/14%E6%AD%B3_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

楳図かずお14歳

とかじゃね

 

倒したら前のほうがよかったで有名なのはまどかまぎかとか?

グレンラガン2部(テレビ版16話から)とか?

だけど名作はそれも解決してちゃんと全体的解決に至るんよ

後悔したままのモヤるエンドのやつって打ち切り漫画の「男坂をな!」とかじゃないか

それと後悔バドエンが商業に乗るくらい認められてるのは日本人男性むけ虐待系男女エロもあるか

虐待いじめ系はスカっとするって書いてあってもすかっとはしない

2022-08-22

anond:20220822212759

お前はホンダFITみたいだな

人畜無害雰囲気で中身は尖ってるかと思えばそうでもない

流行りのキノコ頭に覇気のない顔で面白みのない相手に合わせるだけの人生

グレンラガンを見て漢を取り戻せ!!

2022-07-16

anond:20220716134907

分かる範囲

エルガイムFSSはどっち? ← 永野護スタッフにいたエルガイムが先、そのあと独立して漫画かいFSSがあと

 

鉄腕バーディーウルトラマンはどっち? ← そりゃ初代ウルトラマンやろなぁ

 

ガガガのおじさんとレレレのおじさんはどっち? ←そりゃレレレのレーやろなぁ

 

新幹線シンカリオンはどっち? ←そりゃ新幹線やろなぁ

 

犬とお蕎麦大好き映画監督はどっち? ←んなもん同時多発でええんちゃうしらんけど

 

デビチルとポケモンはどっち? ←ポケモンやろ

 

ダンクーガAIRはどっち? ←ダンクーガやろ

 

トップサインはVはどっち? ←エースからサインはVからトップやろなぁ

 

アムドライバー虎徹バーナビーえっちアニメはどっち? ←後半についてkwsk 一応公式のTBはまだ12周年みたいやし2004年のアムなんとかが早いみたいやね

グレンラガンプロメアはどっち? ←グレンラガンです。スタッフ脚本監督商標権乗っ取られガイナから独立してトリガーつくった

 

ザブングルザブングルはどっち? ←アニメが先お笑い芸人

 

ダーティペアダーティペアのパクりみたいな当時流行ったえっちないくつものアニメはどっち? ←小説ダーティペアやね あのあと小説家さん立候補したんだっけ

シュタゲYu-Noはどっち? ←Yu-Noやろね

ゴジュラスとゴジラってどっちがオリジナル

ゾイドについて、こやまきみこ伊藤静が出てたやつの薄い本知識しかないので

わんちゃん、ゴジュラスの方がオリジナルで、伊福部昭の方がパクりである可能性もあるのでは? と思ってるんだけど

流石にこれは慎重すぎるかな

いやけど、俺が一切疑いなく信じていた「ボーイズラブ同人誌という文化ベイブレードが原点」という仮説は完全に間違いだったしなあ……

急に関係ないこと書くけど、イナズマイレブンレビューで「サッカー好きな奴が自分からゴールキーパーやるわけないだろ。リアリティがない」と言ってる人がいて

流石に難癖では? と思った。

以下、オリジナルがどっちかわからないもの一覧

エルガイムFSSはどっち?

ショウマストゴーオンはアモンデュールの中にいたって設定らしいけど、マーク2本名クローソーであることと関係してる?(デルタベルンララファの関係性はやく見たい)

ナデシコ第三次声優ブームはどっち?

ナデシコ二次創作でイツキが妙に設定盛られるのと、Kanon二次創作祐一が設定盛られるのはどっち?

エヴァ二次創作シンジ最終話までの記憶を保持して1話からやり直すやつと、ナデシコ二次創作劇場版の配役がアキト立場にルリ、ユリカ立場にアキト、ルリの立場ユリカがなるやつはどっち?

鉄腕バーディーウルトラマンはどっち?

マクロスZガンダムはどっち?

現実アルジュナはどっち?

ガガガのおじさんとレレレのおじさんはどっち?

新幹線シンカリオンはどっち?

犬とお蕎麦大好き映画監督はどっち?

デビチルとポケモンはどっち?

アプモンデジモンはどっち?

ガルビオンコブラはどっち?

ボルテスとフィリピンはどっち?

ドルバッグとボトムズはどっち?

ダンクーガAIRはどっち?

トップサインはVはどっち?

メダロットミクロマンはどっち?

トランスフォーマーモスピーダはどっち?

アムドライバー虎徹バーナビーえっちアニメはどっち?

グレンラガンプロメアはどっち?

洋服ファイバードはどっち?

ダグオンとボーイズラブはどっち?

ザブングルザブングルはどっち?

ハマカーンハマーンカーンはどっち?

ダーティペアダーティペアのパクりみたいな当時流行ったえっちないくつものアニメはどっち?

ガリアンってGTM味するけど、流石にガリアンの方が古いのぐらいわかるんだから!!!

いや、マジでガリアンはMHにいてもいいし、GTMにいてもいい感じしない?

電童とアニメのお母さんキャラえっち同人誌という需要はどっち?

三重野瞳あかほりさとる人生上がったのはどっち?

舞Himeアイマスはどっち?

ドーム春香はどっち?

千早コンプガチャはどっち?

両親の反対いつだって結婚の最高のスパイスなんだよなあ。

シュタゲYu-Noはどっち?

志倉千代丸成功者という概念はどっち?

ダンバインは、この世で一番面白いアニメです。

2022-06-19

ゲーム】Wolfstride -ウルフストライド-

タンクさん戦が一番大変だった

 回復が多い

雰囲気絵柄キャラクターみんなすごい素敵

 グレンラガン大好きマンが作ったのは分かった

イベントセリフを音声読まないと進まないとか街周回とかもうちょいスキップできたらな〜ってとこはちょいちょいあった

主人公さん、最初はスカシ感傷タイプかと思いきや物語が進むにつれシェードP(アイマスのP)じゃん…ってなった何だかんだいっても面倒見よいし初見で「なんやこいつ…」からの「あいつはやるやつだよ…」マンじゃん…(ZZさん・コンビニお姉ちゃん・前妻デートおじいちゃん)

価格以上の価値ありあり 

 インディーズゲームでこの値段で5GBはびびる

何だかんだロボット戦は楽しい

 チマチマパーツ組みなんてやるかよォ!って思って  

 たけどやらないと勝てないからやると楽しい

ナイフさん、屈託なく産まれ持ったスペックが全方位に高い 

上半身裸にアロハシャツ羽織る奴の前職が銀行員とかあざてぇ〜 日常パート戦闘時のギャップあざてぇ〜 世界一位とって即引退とかファンこじらせさせるのやめて

・全キャラを63日の間で確実に好きにさせる手腕、すごすぎ

・街周回めんどくせえとかスキップ要素増やして欲しいとかシェードPの感傷パート長すぎィとかあれなところはあるけど好きか嫌いかって言われると好き

ラストのみんな街から離れて各々の道を行くのさみしい感じだけど好き

2022-06-16

anond:20220612235706

シンプルに、どっかのクール覇権みたいになったやつ追っていけばいい気がするな。

年齢とかあんまり関係なくて、ただただクオリティ暴力を楽しんでる。

 

パッと俺が思いつくのは、タイバニとか、グレンラガンとか?

2022-05-12

映画ニンジャバットマン

・猿とかコウモリのところは「お、おおぅ…?」ってなったけどそれ以外は完璧よかった

ジョーカーさんの表情がめちゃくちゃよかった

記憶が戻った理由バットマン見たらだったらよかったなあ腐媚すぎ?でもそんな感じの描写あったじゃないですか… 彼岸花

・これのあとにホアキンジョーカーみた

別物ってわかってるけどキャラ解釈の幅めちゃ広キャラやんなジョーカーさん

・「…つまんな」に萌えた 声優さんすご

・途中からいつものグレンラガンになってた

宣教師バットマン斬新

キャットウーマン不二子ちゃんだった

追記

面白くねぇ」だった

2021-11-17

anond:20211117175759

俺の中では「きんモザ5:グレンラガン2:攻殻1」くらいがベストバランス

そう言うのは人それぞれだよ

2021-11-12

グレンラガンってマーベルから設定パクったの?

グレンラガンのロージェノムってサノスだったの?あとアンチスパイラルセレスティアルズ?

アンチスパイラルに殺されないために人口管理してたのがロージェノムだけど、セレスティアルズの出現を遅らせるために人口半減させたサノスと似てるよね。

2021-11-07

俺もよ~Twitterオリジナルガンダム描いてよ~

「これグレンラガンじゃん」

グレンラガンパクリw」

「ほう、グランゾートオマージュですか」

とかクソリプつけまくられて、ちげーよくっそ、これデビルガンダムじゃねーかGガン見てねーのかにわか!って逆切れしてーなー

2021-10-01

大きいおっぱい大好き

物心がついた時からおっぱいが大好きだった

幼稚園児の頃はディズニーアリエルみたいな人魚姫おっぱいに興奮していた

小学生にはこっそり深夜にPCエッチサイトを閲覧しおっぱいを見ていた

自分Fカップおっぱいがあることが密かな自慢だった


でもね、今の感覚だとFカップって全然大きくないんだよ

子供の頃はグレンラガンのヨーコのおっぱいで大はしゃぎだったのに

今みると可愛いえっちだけどおっぱいはそこまで大きくないの

悲しい


あとダイエットしたらスリムになって可愛くはなったけど痩せたせいでEカップサイズダウンした

めちゃくちゃ悲しい……

2021-09-11

2018年に僕が見ていた特撮TVアニメ作品一覧2

anond:20210911084446の続き

進撃の巨人

大人アニメ進撃の巨人の三期。確かこの時はリヴァイ兵長のおじさんケニーと調査兵団達の戦いがメインの話だったような記憶がある。

やっぱり人気シリーズだけあって面白い毎回先が気になると思いながら見ていた。それにしてもジョジョもそうだけどグロくてエグい作品が人気って凄いなぁ…と思う。日本は定期的にエログロ作品大人ブームが来るのだろうか。

深夜!天才バカボン

おそ松くんおそ松さんとして大ヒットしたので、今度は天才バカボンも!という感じで始まったであろう作品おそ松さんから一部メイン声優を続投していたのにこちらはイマイチ話題にならず人気も出なかったのが残念。

古田新太氏のバカボンのパパ結構ハマっていて好きだった。実松さんに似た「リアル天才バカボン」という話もあったけどあまり受けなかったなぁ。ケツメイシEDが良い曲でお気に入り

青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない

鉄血のオルフェンズの設定考証を担当した鴨志田一原作ライトノベルアニメ作品。1クール放送後に劇場版アニメまで製作されたあたり中々人気があった事が窺い知れる。

内容としては主人公男の子が何らかの特殊能力を持った女の子と知り合い事件に巻き込まれる…という涼宮ハルヒの憂鬱シリーズに少し似た雰囲気だった。ハルヒよりはSF作品臭薄めだけど。

いかにも「萌え」な男性向け作品かと思いきや、純粋恋愛物として楽しんでいる女性ファンが意外と多くて驚いた作品。咲太くんみたいな彼氏が欲しいという気持ちは分からなくも無いなぁ…。

ゾイドワイルド

前作から12年振りに製作された久々の「ゾイドシリーズ」新作。ワイルドタイトルにある通り、とにかくワイルドに行こうぜ行こうぜ騒いで行こうぜな作品コロコロタイアップしていた事もあり、基本的には低年齢児向けな作風だった。

OPED挿入歌ととにかく音楽がよくそれだけで最後まで視聴決定した。4クール作品という事もあって戦闘シーンはガンダムシリーズマクロス7並にバンクが多かったので気になる人も居るかもしれない。新技も中々出て来ないし。

国同士が思想信条を掲げて戦う訳ではなく、ゾイド銃火器武装せず自前の爪や牙で戦い、前述した通り作風も低年齢児向けという事もあって従来のゾイドファンからとにかく叩かれた。恐らくGガンダムガンダムSEEDくらい。

1クールの終盤にあるメインキャラが退場してから少しずつシリアスな要素が増えていき、特にラスボスや敵幹部周りの描写は本当に低年齢児向けかこれ…?と言いたくなるほど凄惨な物もあった。これが朝放送してたのか…。

批判も多かったけど快く受け入れる従来のファンや初ゾイドとしてワイルドを楽しんでいる子供も相当数居たらしい。放送終了後にゾイドワイルドZEROという続編が作られた事もあり、ゾイド復活一作目として中々受けたみたい。

宇宙よりも遠い場所

宇宙よりも遠い場所南極を目指して女子高生達が色々と頑張る話。花田十輝氏がシリーズ構成を務めるという事で当時話題になっていた気がする。男性キャラ殆ど登場しないという事でGL好きに受けていた気がする。

メインの女の子達は友達が居なかったり、周囲から嫌がらせにあっていたり、浮いている子同士で友達になった感じだったと思う。1クールで良く纏まった良い作品だったと思う。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

あのグレンラガンキャラデザ、作画監督を務めた錦織敦史監督による完全新作ロボットアニメ2018年一発目のロボットアニメは確かこれだった気がする。

OP耽美官能的な雰囲気だった。異性の子供達がパートナーになり、女子の臀部から生えた操縦桿を男子が握りロボットを動かす操縦法など比喩などでなく割と直球で性を意識した描写が多かった。

ロボットアニメではある物のロボット擬人化された少女のような容姿である恋愛要素も多いという事でロボットアニメに興味が無い人でもそれはそれで楽しめる作品ではないかと思う。

2クールからは展開が駆け足になり、終盤は意味深に登場したキャラが次々死ぬなど何だか消化不良な印象を受けた。それでも主人公メインヒロイン恋愛を描いたボーイミーツガール物とすれば、悪くないような気もする。

だがしかし2

15分アニメになっただがしかし。一期は正直30分という尺を持て余しているような印象があったのでこれくらいで丁度良かったと思う。キャラデザが微妙に一期と異なるけど、どっちもいいと思う。

多田くんは恋をしない

月刊少女野崎君のスタッフが送るオリジナルアニメ。少しの間だけ日本留学してきた外国人女の子日本人の男の子交流(?)が描かれる。タイトルでは恋をしないと言われてるけど、普通に多田君恋してるよね。

主演の声優さん二人は後にフルーツバスケットでもかなり親密な関係キャラを演じていてちょっとニヤリとした。このアニメの収録中に梅原裕一郎が急病を患い、終盤代役になっていたのは残念だった。部長は良いキャラしてたから。

主人公の恋敵キャラ性格の良いイケメンで、ヒロインと結ばれなかった後にヒロイン侍女と結ばれるのは誰も不幸にならない感じで良かったと思う。そういうところ少女漫画っぽいなぁとも思ったけど。

DOUBLE DECKER! ダグ & キリル

TIGER & BUNNYスタッフが送る新作アニメベテラン刑事新米刑事のバディを主人公にした人情SF刑事アニメタイトルダブルデッカーは「二人の刑事」と「2階建車両」のダブルミーニングらしい。

洒落雰囲気で良い感じのアニメだったけどタイバニほどのヒットには至らなかった。病気が末期の父親のために息子が自分の花婿姿を見せようと頑張る話が特に好きだった。

明らかに続編を作る事を前提とした意味あり気なラストだったけど、放送から3年経った今も特に続編が製作される気配が無いのが残念。バカボンもそうだけど、二匹目のドジョウを狙おうとした作品は受けない法則あるのかな…。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

何故かいきなりゲームに似た異世界召喚されたプログラマーが、ふとした事で莫大な経験値を得て最強になり異世界フラフラするという話。主人公CV堀江瞬に惹かれて見始めた。

内容はあんまり覚えてないけどそんなに嫌いじゃなかった印象はある。作画キャラデザも中々悪くない、人並に優しい主人公女の子達を助けながらハーレム形成していく感じの作品だった気がする。

デビルズライン

現代舞台吸血鬼物の話だった気がする。吸血鬼物の話が好きなので視聴決定した。主人公人間吸血鬼ハーフ純粋吸血鬼よりは吸血衝動が薄い…という割とお約束な設定だった気がする。

吸血は性行為暗喩という事もあってか、中々エロティック雰囲気だった気がする。ヒロインの声が進撃の巨人ミカサと同じ石川由依氏なんだけど、ミカサとは全然雰囲気が違うおっとりぽややん系で驚いたような気がする。

この作品原作が連載中の漫画という事もあって中途半端な所で完結してしまったのは残念だった。月刊モーニングtwoで連載されている漫画からか、全体的に女性向けな雰囲気だった。吸血鬼系はそういうのが多い。

転生したらスライムだった件

大人WEB小説アニメ作品現在も三期が絶賛放送中で、人気の高さが窺い知れる。放送開始当初は丁寧にやりすぎてテンポが悪いとか色々文句言われてたけど、結果的大成功だったのであれで良かったんだと思う。

現実世界で突如通り魔殺害されたおじさんが異世界スライムとして転生するという話で、「蜘蛛ですが何か?」など後発の人外転生系の作品にも影響を与えたらしい。転生した時声が可愛らしい女の子になったけど。

スライム形態主人公が青いパワプロくんみたいという印象が強い。途中で人間形態に変身する能力を得るんだけど、元になった人間美人からか明らかにヒロイン達より可愛らしい美少女として描かれている気がする。

意外だったのが男性というよりはむしろ女性大人気で、鬼滅以前は女子に一番人気がある漫画と言えばこの作品コミカライズだった。イケメンが多い事もあってか二次創作主人公愛され精神BL物が非常に多かった。

とある魔術の禁書目録III

二作目から8年振りの禁書アニメ三作目。原作小説14巻目以降の話が描かれる。原作未読だけど、それでも駆け足にアニメ化している事だけは伝わってきた。1作目から10年経っている事もあって、懐かしい声優さんが多かった。

七つの大罪 戒めの復活

大人漫画七つの大罪アニメの二期。確か一期の戦いの後で潔白を証明された主人公達が復活した新たな敵と戦いを繰り広げる話だった気がする。七つの大罪最後の一人、エスカノールが初登場するのも確か二期だったような。

お世辞にもあまり作画が良いとはいえず、話も毎回あまり進んでいないような気がするのは往年のジャンプ作品という感じがする。マガジン作品だけど、原作者の鈴木央さんは元ジャンプ作家しまあ似たような物だと思う。

ハイスコアガール

以前SNK著作権云々でアニメ化が一度お流れになった漫画が改めてアニメ化された作品。作中でSNK作品が出ず、主にカプコン格闘ゲームが題材になっているのはそういう事なんだろうなぁ…。

1990年代前半のゲームセンターが主に舞台という事で、当時主人公達と同世代ゲームセンターに通っていた層に特に刺さる作品だと思う。ゲームに興味が無くても甘酸っぱいボーイミーツガール物として楽しめると思う。

直視聴前に想定していた以上にメインヒロイン大野さんが可愛く、終盤で主人公にデレるあたりでもう堪らなくなった。ツンデレはツン期が長いほどデレた時の破壊力が高いのはマジだと思う。良い作品だった。

バキ

大人気格闘漫画グラップラー刃牙」の続編のアニメ作品。前作グラップラー刃牙は既にTVアニメ化されているという事で二作目がアニメ化されたのだと思う。

黒塗りで隠されていたとはいえ地上波アニメにしてはかなり残酷グロテスクなシーンが多かった。とにかくベテラン声優を揃えたキャストが豪華なアニメで、非常に力を入れて作られていた事が分かった。

作画は極端に良い回とそうでもない回があったけど、良い回は原作漫画再現度が高く非常に良かった。OPグラップラー刃牙最大トーナメント編の名シーンをアニメにしてくれたのもファンとして嬉しかった。

作画負担を減らすためか時々CGが使われていたけど、手描きと比べるとあんまりだった。バキの次にアニメ化されたケンガンアシュラではCGの出来がとても良くなっていたので、バキの時は過渡期だったんだなと思った。

覇穹 封神演義

久々にTVアニメ化された封神演義。2クールで全23巻の漫画アニメ化するなど無理な企画しかなく、ダイジェストにもなっていない原作の場面をその場その場で再現する飛び飛びアニメになっていた。

それでも作画はそれほど悪くなかったので色々と惜しいなぁ…と思った。新キャストは割とハマっていた方だと思う。OPEDは割と好きだった。素直にVS聞仲編かVS妲己かVSジョカ編をアニメにしておけば…と思わずはいられない。

HUGっと!プリキュア

リアルタイムで初めて見たプリキュア。近年のプリキュアの中では特に恋愛色が強い方かな?5とか恋愛要素が強いプリキュアが好きだった自分には特に刺さった。歴代プリキュアの中でもかなり好きな方だと思う。

プリキュアの敵勢力会社という所も5に近い気がする。5の名敵役のブンビーさんもゲスト出演していたし。敵の女性キャラが追加プリキュアになるのだけど、そのタイミング歴代プリキュアの中でもかなり早い方だった。

倒した悪役が消滅せず改心して人間世界生活を営んでいるというのもシリーズの中でも珍しい方だと思う。プリキュア恒例の敵が味方になる展開が好きな自分としてはそういうところも性に合ったかな。好き嫌いは別れると思う。

それでも敵キャラを増やしすぎたせいか、敵のハリネズミキャラが終盤改心する所はかなり駆け足で急だったと思う。そういうところは明確な欠点だと思うけど、まあそういうところも込みで全体的には好きな作品

ラスボスの正体が主人公未来の○○で、愛故に悪になり、最後には愛で救われる所も好きだなぁ…未来改変系のお話であるいか改変前の未来から送られてきたあるキャラ存在が不可解になったけど。

バジリスク ~桜花忍法帖~

山田風太郎小説甲賀忍法帖」のコミカライズ作品バジリスク」の続編漫画アニメ作品。前作後に伊賀甲賀和解した時代に新たな敵が現れて…という作品

主人公兄妹が前作主人公の子供という事で設定的に無理があるのではないか?とよく突っ込まれていた。前作主人公達に瓜二つで兄妹で恋愛感情が仄めかされている事もあってちょっとインモラルな感じだった。

基本的外国スタジオへの外注で作られた作品という事もあって作画あんまりな感じだった。それでも女性キャラだけで何とか可愛く描こうとしていた所に何らかの意地が感じられてそういう意味では嫌いになれなかった。

アニメの結末は漫画版とも異なるとの事だった。名作の続編としては割とガッカリ作品なのは否めない。まあ初めから原作小説との繋がりは無いし漫画版の作者も異なるという事で、よくある別物続編と解釈すれば良いかもしれない。

BANANA FISH

往年の名作少女漫画アニメ作品現代舞台という事で30年以上前に描かれた原作とは異なり作中にスマートフォンなどが登場し、原作ファンに突っ込まれていた気がする。そういう所も込みで、評価は中々高かった。

主人公ギャングボス愛人という設定で、同性すら魅了する美少年というあたり萩尾望都竹宮恵子などの流れを汲む「少年愛」的な少女漫画だったんだろうな、とは見ていて感じた。

原作漫画男性が読んでも面白い少女漫画とはよく言われていたけど、ストリートキッズ同士の抗争や派手な銃撃戦などはアクションが目当ての男性が見ても楽しめるのではないかと思う。

全19巻のアニメを2クールアニメ化したという事で、原作ファンからカットされた部分についていろいろと文句を言われていた気がするけど、アニメから入った自分はそういう所をあまり気にせず最後まで楽しめた。

石塚運昇さんの遺作もこの作品だったと思うけど、最後まで声も演技も衰えていると感じず本当に凄い声優さんだったんだなぁ…と思った。King GnuEDがとにかく良い曲でお気に入り。でもこの世界の男はゲイ多すぎだと思う。

はねバド!

女子バドミントン漫画アニメ作品美少女が緩く部活をやる所謂萌えアニメ…ではなく、スポ根物というかスポーツが全てという価値観人間の負の面まで描いている思ったよりシリアスで重い雰囲気作品だった。

アニメ化の際に原作から結構展開が変更されているらしく、原作ファンからは別物だと文句を言われていた。やっぱり原作漫画を読んでおらずアニメしか知らない自分最後までそれなりに楽しめたけど。

スポーツ物のアニメだけど作画はそれなりに良かったと思う。OPがとにかく元気で前向きな気分になれる良い曲なので一度は聞いてもらいたい。

2021-09-08

エロ要素のないロボットアニメが無い

なぜたいていのロボットアニメにはエロ要素があるのか。

どのロボットアニメを見ても、必然性の無いお色気描写があふれている。

その典型例として挙げられるのがVガンダムだろう。

美人だらけのリガミリティアカテジナやシュラク隊絡みのお色気描写は数知れず。

あどけない子供ながら母親役割を与えられ母性アピールし続けるシャクティ

クランスキー姉妹スカートは揃ってタイトで短く、スージイはウッソとの添い寝を申し出る。

おまけに敵軍には意味不明セクシー水着部隊さら名前入力するとサジェスト1位に「風呂」と出る女性キャラまでいる。

Vガンダム戦争の上にポルノがある。その不健全精神トップを狙えやガンダムSEEDグレンラガン等の後進にも受け継がれているのだ。

2021-09-06

ラガがつく言葉を探している

なんか語感がいいと気づいたけどいまいち見つからない。

つながってなくても気持ちいい。


ラガー

フラナガン

グレンラガン

ガバ

アナンガランガ

南海奇皇(ネオランガ)

プラン

伽藍

ライガー

ブライガー

鶏がら

ジャラランガ

ガーランド


いろいろトラバついてる。怖いがやっぱどれもいいな。日本語盲点信楽焼とかもかっこいいね。俺も後から思いついた一押しワードシガテラ毒です。

2021-05-30

anond:20210529215116

オタクでこの人知らないとかないだろって挙げられてる脚本家もこの増田絡みで初めて聞いたし

グレンラガン自体そういうアニメがあることだけ知ってて見ようと思ったことすらない

アニメだけ楽しんでいて製作者に興味ないんじゃなくて、そもそもその作品に興味がない。

二次元オタクコンテンツの中でアニメは皆チェックしてると思いこんでるアニヲタの悪いところ出てるわ…

書いたな、俺の前で、劇団☆新感線の話を!!

タイトルやってみたかっただけ。あと他人話題にかこつけて自分の好きなものの話がしたいだけ。

あとトラバ演劇関係自意識過剰新感線が30年前? バーカ! 一生そこで半可知識したり顔しながらネチネチやってろ!

なお元増田は言いすぎで、一般教養とまでは言えないと思う。

さて、劇団☆新感線のことを初めて聞いた人が「2.5次元みたいなことですか?」というのは、当たらずとも遠からずではないかなと思う。

というか2.5次元舞台の多くは新感線の影響下にあるのではないか(数が多すぎるのですべてを把握してはいないが)。

あと、新感線は2.5ブームが来るはるか前に犬夜叉舞台化していたりするし、距離としてはそこそこ近いと思う。

共通点としては、宮村氏の言う通り、漫画アニメ世界観舞台の上でやろうとしてること。

これは話の筋立てや演出もそうだが、往年の漫画の熱気みたいなもの再現する美学みたいなもの共通していると思う。

新感線舞台は往々にしてかなり過剰にSEを使うのだが、漫画の描き文字再現と思うと納得がいく。

相違点としては、当たり前だが、漫画原作ではないこと。

漫画アニメ世界観、いいところ、を舞台でやろうとしていることは共通しているが、

すでにある漫画舞台の上に再現しようとする2.5次元と、

舞台のために漫画の良いところを抽出して作り上げるのではやはり出来上がるものが違う。

あとはまあ2.5次元企画ありきで役者を集める形式が多いのに対し、

劇団☆新感線は「所属劇団員」がいる。ほとんどの主役級は客演の有名役者がやるが、脇を固める劇団員安心感というのはある。

劇団☆新感線はどんな舞台をやっているのか

大きく分けて以下の3つ。

いのうえ歌舞伎

いのうえひでのり演出で上演される時代物。戦国時代モチーフ神話モチーフが多い。

ストーリー人間の業的なものを中心に据えたものが多く、人がバンバン死にがち。

「髑髏城の七人」、「アテルイ」、「阿修羅城の瞳」、「蛮幽鬼」、「蒼の乱」、「偽義経冥界歌」など。

もの

「Rシリーズ」が正式名称っぽい、ロックミュージカル色の強いもの

ストーリー内容は割と多岐にわたる。

五右衛門ロックシリーズ、「SIROH」、「メタルマクベス」、「Vamp Bamboo Burn」など。

ネタもの

「おポンチ」などと呼ばれ、ギャグに振り切ったシリーズ

パロディネタが多い。3系統の中では劇団員の占める割合が多い(他シリーズ客演が多い)。

轟天シリーズ、「花の紅天狗」、「レッツゴー!忍法帖」、「月影花之丞大逆転」など。

ただどれもギャグシーンは多いし、歌の多い「いのうえ歌舞伎」もあるし時代物の「音もの」「ネタもの」もある。

配信で観れるやつ(一部)

演劇は高いだとか都市部でなければ見れないだとかと当たり前のように言う人もトラバ散見されるが、

劇団☆新感線に関して言えばゲキ×シネという全国映画館での上映を2004年から続けている。

実際の舞台撮影ではあるが、何台も仕掛けたカメラによるカット割りがされており映画として見やすくなっている。

(知ってて当然という話ではないが、彼らの不断努力を、「演劇全般へのルサンチマン発露のために勝手に無に帰すのはあまり勝手だなと思う)

なお、今は動画配信でかなり安価で観られるので下記に一部紹介しておく。


髑髏城の七人(NetflixサブスクAmazonプライムビデオ都度課金500円)

いのうえ歌舞伎代表作であり、劇団☆新感線代表作。

戦国時代の終わりかけ、死んだはずの信長異名第六天魔王」を名乗る男が現れたことによるあれこれ。

人情もつらい過去凄惨な戦いも少年漫画的な展開もしょうもね~ギャグも、全部乗っけ盛りの濃厚さ。

脚本は座付き作家中島かずきで、「グレンラガン」「キルラキル」「プロメア」なんかの脚本の人と思えばなんとなく近い。

1990年の初演以来7年ごとに再演し、役者演出を大きく変えている。

初期は主人公の「捨之介」と悪役の「天魔王」の一人二役の演じ分けがみどころだったが、2011年の上演版以降はその二人を別人が演じることも増えた。

その代わり、「無界屋蘭兵衛」というキャラクターの注目度が高まっていて、

そのきっかけを作ったのはおそらく11年に蘭兵衛を演じた早乙女太一のあまりにも華麗な剣捌きだと思う。

配信で観れるのは2011年「ワカドクロ」と17~18年に連続上演した「花」「鳥」「風」「月」「極」。

初見ならばおすすめは「ワカドクロ」か「花」

個人的に好きなのは「鳥」で、森山未來早乙女太一身体能力オバケ二人による殺陣は鬼気迫るものがあるが、全体の流れから言うとキワモノなので2本目にお勧め


蛮幽鬼Netflixサブスク

いのうえ歌舞伎。「モンテ・クリスト伯」を翻案し、架空アジア世界舞台にした復讐譚。

主演は上川隆也堺雅人

上川隆也演じる主人公自分を落とし入れ親友を殺した相手復讐する話で、ずっと怒りに目を見開いており怖い。

堺雅人は「ニコニコ顔の最強の暗殺者」という完全に漫画キャラ立てなのだが、息をつかせぬストーリーの展開によりいつの間にか受け入れてしまう。

このころの中島かずきはこういうどうしようもない人の業により悲劇が加速するような話をやたらめったら書いているのだが、

その、己の業によりずたぼろになっていく人の描き方に容赦がない。

個人的新感線にはまるきっかけとなった作品なので思い入れが深い。

あと、この作品により稲森いずみが大好きになった。舞台初出演とのことで慣れてはいなかったのだろうがあの細い体で舞台を圧する瞬間に目を奪われた。


五右衛門ロックシリーズAmazonプライムビデオ都度課金500円)

音モノ。「五右衛門ロック」「薔薇サムライ五右衛門ロックⅡ」「ZIPANG PUNK五右衛門ロックⅢ」の三部作

古田新太演じる石川五右衛門が、どっかの島の危機を救ったり、スペインぽい国の危機を救ったり、帰ってきて宝探しをしたりする。

いのうえ歌舞伎的な陰惨さはある程度影を潜めているが、話は冷静に考えると割とヘビー。

ただ、どんなに悲惨な展開で善玉がひどい目に遭って悪者が高笑いしていても、最後に五右衛門かっこよく登場して何もかも解決するので最後はスカっとして終る。

明日から仕事かーみたいなときに観ると元気になれるのでよい。

新感線看板役者古田新太」というイメージの具現化みたいな作品だと思っている。決して二枚目ではなく飄々としていて最後に決める。

個人的に好きなのはⅡで、ⅢはⅡを踏まえたお祭り作品的。



anond:20210529215116

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