はてなキーワード: エッグベネディクトとは
まだ産まれてもないのに気が早いかもしれないが、動けるうちに行っておきたかった。
シャネルとディオールの間の道を歩く。この道には、カジュアルブランドのふりをしてとんでもない値段のついている服屋や、モデルがエッグベネディクトを食べてそうなカフェがたくさんある。人通りも少なく、歩いていて楽しい。
暑いからカフェに寄ろうか、とも思ったけど、カフェは意外と混んでいる。行きたかった革製品の店には行けたし、電車が混む前に早く帰ることにした。
来た道と同じ道を歩く。シャネル寄りのスロープに刺青をした男が道に面して座っている。嫌だな、と少し思った。スロープは狭く、男に距離が近い。車道側はトラックが二台通っていて危ない。仕方なく、スロープを歩くことにした。
「お前、ブス。NG」
今度は後ろの女性に対して言ったようだ。女性も私と同様に無反応のようだ。私は怖くて、男の顔も見ず、振り返らず、足早に歩いた。
怖かった。
そして、悲しかった。
きっと私に対して言ったのだと思う。
確かめる術はないし、憶測でしかない。しかし、状況からしてそう考えるのが自然ではないだろうか。
原宿や表参道には、通りを観察するように座っている男女がたくさんいる。多くはガードレールのようなところに座って、じっと人々を見ている。美容師、スカウトマンなのかもしれないと思っていたが、単に通行人を品定めするために居る人もいたのだ。
少し前に、女性にだけわざとぶつかる人の動画が話題になった。今回の出来事も、きっと「そういう人」とぶつかってしまったということなのだと思う。私がひとりで歩いていなかったら。もし夫と歩いていたら、同じようなことを言われただろうか?私の夫は細身だし眼鏡をかけているため、とても「そういう人」に勝てそうにないが、それでも男性と歩いていたら突然悪意のあることを言われずに済んだのではないかと考えてしまう。
都会には悪意が人の形をして存在しているのかもしれない。(ただし、田舎が善良とも思わない。)日本に限らず、欧州で急に「中国人!」と言われながら細目の仕草をされたこともある。同じ国で、しつこい客引きを断ったら「背が小さい!」と言われたこともある。私の容姿がいまいちなことは置いておいてほしいが、そういう経験をした。もちろん、これらは事故のようなものだ、と思ってはいるのだが。
願わくば、悪意のある言葉が我が子に聞こえていませんように。 私はあなたのために太ったのだとしたら、誇らしいことだと思っているよ。こんな人もいる世界に産んでしまうのだけど、良い人もいると思ってくれるように私は頑張るつもりです。
と、まぁ上記のようなことがあった。しかし、このことを夫にも言えず、吐き出すために書いてみた。夫はきっとこのことを聞いたら、眼鏡を割らんばかりに怒り、悲しむだろう。その姿を見るのが、今は少しつらい。
だんだん、書くことによって、感傷的になってきたのでそろそろ終わりにする。皆さんも、不審者にはご注意を。あの道にいつもいるかは分かりませんが、見かけたら離れた道を通ってください。品定めされたいという人はあまりいないとおもいますので。特に、女性のみで歩く人は気をつけてください。創作だと思いたい方はどうぞご自由に。この文章がどう思われても、少しでも読んでくれる人の注意喚起になれば良いと思います。それでは。
http://anond.hatelabo.jp/20140513095138
余計な文化で押し売りしなければ東京の地位が危ぶまれるかのような焦りを感じる
東京のあくなき探究も好きな人には興味のある話として楽しいかもしれない
とくにはてなユーザーはそうだろうとおもう
しかしながら、大多数の人にとっては地方でも十分満足できるわけだ
たとえるなら
はてなユーザーは、BDで映画やアニメみてて、FLACファイルで音楽聞いて、3Dゴリゴリのゲームやってる人たちだ
しかし日本人の多くは、DVD、MP3、スマホで暇つぶしのパズルゲームやって満足なのだ
amazonと電子書籍の出現によって本の購入自体は容易になった
田舎には書店で実際に手に取って吟味できるジュンク堂や紀伊国屋のような大規模書店はないが
これも大部分の人にとっては十分だろうと思う