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2023-09-02

ミシェル・ウエルベック小説を初めて読んだ。

読んだのは闘争領域の拡大。

感想としては非常に面白かった。

なんかウエルベックって増田みたいだな。

こういった系統小説、他にもあったら教えてほしい。

2021-12-08

闘争領域の拡大 ミシェル ウエルベック 感想

何これ、面白い!又吉と若林の「わがまま本棚」という番組平野啓一郎氏が紹介し、ふたりが食いついた本。彼の薦め方がウマくてそそられた。非モテ男子の話って紹介、言い得て妙主人公はとにかく人生に悲観的。だけどその分析がいやに冷静かつ的確で笑えるのです。自分もイケてないけど非モテ同僚のあがきと潰され続ける描写が、それはもう救いようがなさすぎて見事。仕事だ、休暇だと一見普通の日々に、いちいち文句をつけ、哲学的解釈をし、たまに逃避する主人公悲劇なのに笑ってしまい、暗いのになんだか爽やか。

若林男子時代日大二出身からそりゃ共感するよなぁ

又吉は…どーでもいい

2020-10-23

ウエルベック

しょうもない小説家だけどインターネット非モテ論壇?読むくらいならウエルベック読むほうが一億倍マシみたいなところはある

2019-09-26

非モテ分水嶺2005年に遡る

日本において合計特殊出生率が最低を記録したのは2005年です。

就職氷河期最後2005年度卒とされていて、出生率低下は就職氷河期により新卒雇用不安定だったから、なんて言われますが本当でしょうか。

2005年日本で何が起きていたのかというとフィリピン人に対して興行ビザ発行を絞りました。

それまでは年に6万人とも8万人とも言われるフィリピン人女性興行ビザにより日本入国し、働いていました。

日本人身売買の温床、みたいなことをアメリカ国連に言われたので色々と(割とすぐに)対応し、その一つが興行ビザの発行を渋ることでした(これによりフィリピン人女性興行ビザが切れる前に日本人男性と結婚するか、帰国するかの二択を迫れれました)。

ちなみに、横浜黄金町ちょんの間一斉摘発2005年です。

興行ビザを減らしたことフィリピンパブ2004年ピークに以降は徐々に減っていきます

これが合計特殊出生率へ影響している可能性はあるのでは?

合計特殊出生率の底は2005年で、2005年に向かって徐々に低下していたわけですが、フィリピン人女性など外国人女性が(言葉は悪いですが)性のはけ口を担っていたため合計特殊出生率が徐々に低下していた可能性があります

2005年から非モテの性のはけ口は少なくなる一方で、10年後にマイルドヤンキーと呼ばれ理由もなく馬鹿にされる層が高卒から順調にキャリアを積み結婚し子を設けはじめ合計特殊出生率が上昇に転じたと考えられます

ちなみに、ミシェル ウエルベック の「闘争領域の拡大」(非モテが原因で死ぬ話)は2004年11月日本語訳が出版されています。元は1994年出版されているので、当時の世相・雰囲気から日本語訳が出版されたのでしょう。

諸悪の根源たるはてなブックマーク2005年ベータ版リリースされています

以上のように、氷河期世代非モテにとって2005年分水嶺となっています

2015-12-03

レジンキャストミルク (電撃文庫) 藤原

スペインユダヤ人 (世界史リブレット) 関 哲行

キリスト教歴史 (講談社学術文庫) 小田垣 雅也

帰ってきたヒトラーティムール ヴェルメシュ

社会福祉思想歴史魔女裁判から福祉国家の選択まで (MINERVA福祉ライブラリー) 朴 光駿

☆ザ・フェデラリスト (岩波文庫) A.ハミルトン

インフォメーション―情報技術人類史 ジェイムズ グリック

アメリカ文学史のキーワード (講談社現代新書) 巽 孝之

異端審問 (講談社現代新書) 渡辺 昌美

シルバー事件 アスキー

絶対に解けない受験世界史 (大学入試問題問題シリーズ) 稲田義智

筋と義理を通せば人生はうまくいく 高須 克弥

99歳ユダヤスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金成功を手に入れる習慣 矢吹 紘子

女子マネージャーの誕生とメディアスポーツ文化におけるジェンダー形成 高井 昌吏

世界一即戦力な男――引きこもり非モテ青年音速で優良企業から内定をゲットした話 菊池

愛についての感じ 海猫沢 めろん

借金底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター借金1億2千万円、利息24%から生還記 金森 重樹

猫背を伸ばして 新装版 (フレックスコミックス) 押切蓮介

こんな上司が部下を追いつめる―産業医ファイルから (文春文庫) 荒井 千暁

棟梁―技を伝え、人を育てる (文春文庫) 小川 三夫

石井直方筋肉まるわかり大事石井 直方

フルーツ果汁100% 第1巻 (白泉社文庫 お 3-1) 岡野 史佳

☆「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える (岩波ブックレット) 土井 隆義

読書の方法―なにを、どう読むか 吉本 隆明

予備校なんてぶっ潰そうぜ。 花房 孟胤

海洋堂創世記 樫原 辰郎

世界堂書店 (文春文庫) 米澤 穂信

コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus) 西尾 泰和

☆九月、東京路上1923年関東大震災ジェノサイド残響 加藤 直樹

大東亜戦争の実相 (PHP文庫) 瀬島 龍三

そこに僕らは居合わせた―― 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶 グードルン・パウゼヴァン

クリスマス少女は還る (創元推理文庫) キャロル オコンネル

江戸のハローワーク (双葉新書) 山本 眞吾

Three Essays on the State of Economic Science Tjalling C. Koopmans

The Elements of Style, Fourth Edition William Strunk Jr.

ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD] リー・ペイス

アメリカめっちゃスゴい女性たち 町山 智浩

☆船に乗れ!〈1〉合奏と協奏 藤谷 治

ちょー美女と野獣 (コバルト文庫) 野梨原 花南

11/22/63 上 スティーヴン キング

システム×デザイン思考世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」 前野隆司

追われ者―こうしてボクは上場企業社長の座を追い落とされた 松島

劣化国家 ニーアル ファーガソン

ブラック企業経営者本音 (扶桑社新書) 秋山 謙一郎

創価学会研究 (講談社現代新書) 玉野 和志

グロースハック 予算ゼロビジネスを急成長させるエンジン 梅木 雄平

女のカラダ、悩みの9割は眉唾 (講談社+α新書) 宋 美玄

To Repair the World: Paul Farmer Speaks to the Next Generation (California Series in Public Anthropology) Bill Clinton

社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 (筑摩選書) 小坂井 敏晶

Making the Modern World: Materials and Dematerialization Vaclav Smil

高校教育アイデンティティー総合制と学校づくりの課題 (「教育」別冊 (9)) 小島 昌夫

☆名作はこのように始まる〈1〉 (ミネルヴァ評論叢書・文学の在り処) 千葉 一幹

グラミンフォンという奇跡 「つながり」から始まるグローバル経済の大転換 [DIPシリーズ] ニコラス サリバン

単純な脳、複雑な「私」 (ブルーバックス) 池谷 裕二

天涯武士幕臣小栗上野介 (1之巻) (SPコミックス時代劇画) 木村 直巳

秋葉原事件 加藤智大の軌跡 (朝日文庫) 中島岳志

ぐいぐいジョーはもういない (講談社BOX) 樺 薫

LEAN IN(リーン・イン) 女性仕事リーダーへの意欲 シェリル・サンドバーグ

鬼畜のススメ―世の中を下品のどん底に叩き堕とせ!! 村崎 百郎

男性学の新展開 (青弓社ライブラリー) 田中 俊之

闘争領域の拡大 ミシェル ウエルベック

実録 ドイツ決闘した日本人 (集英社新書) 菅野 瑞治

男性ECCE HOMO (文春新書 934) ヤマザキ マリ





正統と異端 - ヨーロッパ精神の底流 (中公文庫) 堀米 庸三

魔女狩り (「知の再発見」) ジャン・ミシェル サルマン

図説 魔女狩り (ふくろうの本/世界歴史) 黒川 正剛

魔女狩り (岩波新書) 森島 恒雄

異端審問 (文庫クセジュ) ギー・テスタス

剣豪将軍義輝〈上〉鳳雛太刀 (徳間文庫) 宮本 昌孝

2015-10-01

読書感想文 ミシェル・ウエルベック「服従」

ミシェルウエルベックの本をまた読んだ。

はてな匿名ダイアリーゴミみたいな文章を書いて数少ない良かったことの一つがは、ミシェルウエルベックを知ったことである

闘争領域の拡大」という金はあるけど容姿が醜いために女に一切相手にされない男を不細工の苦しみがセックスに困らない主人公視点から残酷淡々と書かれている小説ブコメで勧められたのだ。なぜなら、自分が金はまだあるが非常に容姿が醜い男であるから

小説内で度々いろいろなことに引き合いに出される、容姿が醜い男女たちが救われることはない気がするし、準主人公容姿が醜い男は本当に救われない終わりである

今回はバリバリ新刊で、「服従」という本だ。

この本を発売日から10日経っていないときに読んだのだが、最近では京都大学の近くの丸善の売り上げランキング10位を獲得しているからおそらく京大生も読んでいるのだろう。

京大生は丸善で本を買わねーよ 生協で買うよ バーカメイカンとか言われたら、はいすいませんとしか言えない。

しかし、京都丸善だけでランキング入りしているのだからなにか理由はあるのだろう。

ウエルベックの本というのはとてもはてな匿名ダイアリーみたいな内容だ。

救いようがなくて、鬱屈としていて、読んでいて苦しくなっていく。

京都陰険としたエアにマッチしたのかもしれない。

内容はフランス人ファシストイスラム系の内閣 どちらかを選択せざる得ないことになり、イスラム内閣を選択する話である

そして、フランス中世回帰をする。

家父長制がまた復活して、女は肌を隠すようになり、義務教育小学生までになりと。

フランス人は簡単に自由平等博愛を捨て、割と幸せそうなのだ

アラブ諸国オイルマネーがつぎ込まれているという設定もあるから金のおかげで幸せというのはあるだろう。

大学教授主人公一夫多妻制の魅力に勝てず、おそらく改宗するであろう人間だ。

本の言いたいことというのは、自分の悪い頭で感じるには、ぶっちゃけ教養を身につけてもセックスやら金やら快楽には勝てないし、神を信じたほうが楽だよねーって感じなノリである

確かにそうである京都大学学生は知らないが、バカメイカンの奴ら 一定容姿がある奴らはセックスをするのを目指して、セックスと金に困らなければ幸せそうだ。自立も教養もクソなのは見ていてわかる。

ただ、容姿の悪い女がイスラム政権ができたフランス幸せなのかはわからない。

ウエルベックがいうに、金持ちをを躍起にさせるくらいな容姿の良い女はイスラム教では一生子供のままで入れるそうだが、ブスについては何も言われていない。

あぁ、自分も顔がよくて変に何か頭の悪いことを考えないでお尻振って生きていきたかった。

 
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