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はてなキーワード: イタ飯とは

2024-04-16

サイゼリヤ内装盛り付けと値段を高級路線にすればイタ飯界のトップ取れるよな

メニューは既に完成しているか

中高生がこれない値段にして

港区女子文句言わない見た目にするだけで最強になれる

2023-10-15

anond:20231015161809

イタ飯屋で弱男が1人で「うますぎ!」とか言いながら飲み食いしてると考えたら滑稽すぎるな

2023-05-25

イタリア料理コースって炭水化物の嵐だよな

先付け的なヤツ:グリッシーニ(硬い棒みたいなパン

前菜サラダとかカルパッチョとかだが、大体一緒にパンがついてくる

スープクルトン乗ってるんですけど?

主菜パスタピザ(大体パン補給される)

デザートケーキ

お好み焼き定食炭水化物炭水化物食ってるとイジられるのにイタ飯コースが当然のように受け入れられているのはおかし

2022-10-27

サイゼリヤイタ飯食ってたら女が空気読めない行動してきてドン引き

いい年して鬼宿より柳宿の方が好きとか言ってそうな同僚の女とサイゼイタ飯を食いに行ったんだが

俺が辛味チキン片手に氷結飲んでたら嫌そうな顔してきてその時点でムカついたんだけど

その女が食ってたパスタを食いたくなってシェアするように頼んだら断られてイラとき

じゃあせめてと味の感想を聞いたら、困ったような顔して「まあ値段相応の味かな」しか言わねえの

何だよコイツと思ったよね

しかもその女「もっとおいしいものを食べていると思ってました」と言ってきたんだよ

どんなに美味しいご飯を楽しもうと思っても、連れが空気読めないカスだとこんなにつまらないんだなあと思い知らされた出来事だった

サイゼリヤ貧乏そうな家族イタ飯食ってるのを見て悲しくて涙が出てきた

家族にもう少しいいものを食べさせてあげようと思わないの?

悲しくて涙が出てきた

2022-02-24

anond:20220224224344

チェルノブイリ付近が広大な穀倉地帯だと知った時は驚いた

イタ飯ブーム事故の直後から日本マスコミで叫ばれるようになったと311の時知った

2022-02-15

anond:20220215102841

2、3日前にサイゼは不味いって言ってる増田が有ったな。

その増田へのアンサー増田か?

サイゼはただ安いだけで美味しくもないし、コスパがいいとは思えない。

店舗はそれなりに小奇麗で、それなりに小洒落たもんが出てくるじゃん。

俺が行ったサイゼは、小奇麗と思えなかったし(フツーだ)、

洒落たもん!?そんなもん有ったかなっていう感じだったぞ。

パスタに関していえば、パスタ専門店で食べてみろとは言わないが、

個人でやってるようなイタ飯やでもかなり旨いパスタ出してくれるところは有る。

それに対してのサイゼは...残念としか言いようがない。

あんパスタを褒めてるやつらがいるけど、信じられんな。

仕事中に(昼飯代を抑えるために)しょうがなく行くことは有っても、

デートで行きたいところではないよな。

 

でも、元増田お気に入りなら、元増田はその思いを大事にすればいいよ。

(居るのかどうか分からんが)彼女が同じように思ってくれるのなら、それは最高だよな。

2022-02-14

anond:20220212123412

一昔前は、気軽なイタ飯カプリチョーザ

それが払えないレベルに成ったんだよ。

かなり深刻な経済

あんな値段でよくやれてるよ。感謝してます

2022-02-11

サイゼが喜ぶ彼女

サイゼ「おっ、オタク君いつも悪いねーwこんな綺麗な彼女さん連れてきてもらっちゃってさwこういうタイプの子ってなかなか安いイタ飯屋とか来ないもんねw まぁまぁ、オタク君は待合席で座って待っててよwその番号じゃ永遠に呼ばれることはねえけどw そんじゃ、彼女さんはこっちの席に座って待っててねw今から彼氏じゃ食べさせられない特製のエスカルゴをお見舞いするからさw 彼氏カワイソーw」

2021-07-31

プリコネのペコリーナって誰?

調べてもイタ飯しか出て来なかったんだわ

プリコネにそんな奴いたっけ?

2021-07-03

anond:20210703163827

例えばお前が近所のイタ飯屋にいって飯食ったとするじゃん。

で、あー、これマズいわ。二度と行かん。と思ったとするじゃん。

で、知り合いに「あのイタ飯屋行ってみたいと思うんだよね」って言われたら、なんて言う?

 

俺はそこで「そいつ機会損失になるかもしれないから行くのやめとけとは言わないでおこうかな」とは思わない、

普通に「マズかったからやめとけ」って言う。

そんな感じじゃないの。

2020-12-27

昨日で27歳になったけど(バブル風に書き直す)

最悪の誕生日だった。

ランバダのお立ち台から帰ってくると、日付が変わってすぐから些細なことで恋人ケンカが始まって、死ねとか気持ち悪いとか散々暴言吐かれて、腹が立って悲しくてどうしようもなかったから、ヒール脱ぎ捨てて大きなリングピアスを外して、小田和正聴きながら飲めないお酒相手から奪い取ってまで飲んだ。

柴門ふみ漫画みたいに大泣きしながら朝を迎えてようやく眠りについたけど、マスカラが化粧崩れしてて起きたら今までに見たことないくらい目は腫れているし、たった缶チューハイ2本ですっかり二日酔いで、ずっと気持ち悪いし記憶曖昧、化粧したって誤魔化せないくらいの酷い顔。自分浅野温子を重ねてみたりして。横でフラワーロックが笑ってる。

昨夜のケンカがなんとなく無かったことになっていたのが唯一の救いで、フェラガモ買ってやるからって言われて出掛けてみたけど、自分のものを手にするばかりでどこのお店も見せてはもらえず、ケーキ食べたいなって言葉も耳に入らなかったみたいで、夜ご飯コンビニでお弁当を買ってそれでお終い。飾りじゃないのよ涙は。

家に帰ってから相手はまた酔っ払って暴言を吐いては、ボロボロ泣いてる私を横目にさっさと眠ってしまっていて、私はこれっぽっちも眠れないまま朝を迎えようとしている。レイニーブルーよね。

恋人誕生日ときには毎年プレゼント手紙を用意して、ごはんも少しいいイタ飯を予約してお祝いしてきたけど、去年も私には「あげたくなくなった」って理由で何にもくれなかったし、むしろ一人で夜中にお酒買いに行かされてたんだっけ。

この先も毎年こんな感じで誕生日を迎えて、どんどんオバタリアンになっていくのかな。

まれてこなきゃよかったな。

anond:20201227053037

2020-10-29

80年代テーマパーク

西武園でも議題に一度はのぼったんだと思うけど。

まずは当然頭に浮かぶのは、ディスコ芝浦ゴールドとか?

あとはタレントショップとか?

ワンレンボディコンたけのこ族のスタッフがいるとか?

食事イタ飯ティラミス

記憶がよどんでしまっているようだ。なんかアイデアある?

2019-11-08

結婚物語。の新作来たか感想

https://ameblo.jp/kekkon-monogatari/entry-12541912314.html

婚活増田金曜日の定例です。よろしくお願いいたします。

まぁ世の中焼き鳥屋よりイタ飯屋の方が好きという男もいるのだという事は言っておきたい……。

自分居酒屋よりもバルのほうが雰囲気良くて好きだしそっちで会いたい。

ラーメン記載結構やってる人いて、普通に相談所の指導が入っているものと思ってた。

別に女子ウケ狙いの振る舞いをしている訳でなく普通に自分趣味なのだが、他の男性とはズレてるんだろうなとは思った。

以上です。

あとこれは想像の話なんですが、○ら婚はそんなフォローが手厚いかと言うと……だし、特に最近手が回ってない気がする。

連絡はほぼテンプレだしマニュアルがしっかりしているのかも。

件のノウハウはだいたい他の相談所も使い始めた印象がある。

想像の話です。

と○婚がいいのは、相談所の紹介あるプランなら同じ相談所の人を紹介してくれるのと、申込みがあった時にとら○かどうかわかるのが良い。

最初のとっかかりとして何かしらの趣味人かどうかわかるのはやりやすい気がする。まぁ実際に会ってみないとわかんないけど。

想像の話です。

いやしかし前の求人の条件の悪さにはまいったね……。

しかも火消し記事待遇のものにはあんまり触れてなくて闇だった。

俺も恵比寿よりもっと安いところのほうがいいと思ったのだが。

2019-10-21

高級レストランってなんだ

[B! 食] 「お腹が空いていないお客様」|黒ワイン|note

発展途上のお客様を大切に暖かく見守る、というのは、わかる一方で、自分はいいことをいっているように思っているんだろうけど、選民意識が透けて見える、といったブコメ感想にも同意だな。

たかイタ飯リストランテって、内心ではこんなに客を見下しているのかと思うと、怖くて行けないよ、と思われても、やむを得ないよ。

トラットリアだろうが、リストランテだろうが、味とサービスで互角に勝負してほしいわ。

それでもリストランテという誇りを大事にしたいなら、完全予約制にしたらどうか、と思ったり。

とはいえ、客に嫌味をいうのが珍しいかといえば、世界的には別に驚くことじゃないだろう。

ヨーロッパ特にフランスあたりでは、ダメな客は、嫌味どころか露骨差別されたりするからな。

映画プロヴァンスの贈り物(2006年英)」で、注文を取るラッセルロウが、「ねえ、サラダはノンオイルドレッシングベーコン散らして」とか頼んでいるアメリカ人夫婦に、

メニューを取り上げて、「マックが近くにあるからそっちにいって」と乱暴にあしらって立ち去るシーンがある。

そこまでの経験したことはないが、こちらが英語必死に頑張っても、フランス語でしか対応してもらえなかったことはあった。文句や苦情がでても、店ではなく徹底的に客のほうが悪いという文化のように感じる。

郷に入れば郷に従え、で、居酒屋には居酒屋作法があり、バルにはバルの、高級レストランには高級レストラン作法がある。


客の立場として、自分の話をする。カネに余裕ができて、ちょっと背伸びしておしゃれなレストランとか行き出した時期のことだ。

10年くらい前に、ひょんなきっかけで、イタリアワインちょっとした縁ができた。

俺は今でも全く素人なんだけど、知人つながりで、いろいろ機会が増えて、少しずつイタリアン面白さがわかってきた。

それまでイタリアンとかフレンチなど全く未知の世界だったが、いつのまにか日本トップレベルあたりで切磋琢磨している様子も垣間見る機会ができるようになった。

就職したばかりのときは、残業続きで、終電間際の駅前の街中華の半額弁当を買うがせいぜいだったので、まるで別世界に入った感じだ。

テーブルマナーは、失敗しながら教えてもらって身に着けてきた。

テーブルマナーリストランテに行かないと結局身につかないし、わからいから、お店の人に時には厳しいことを言われるのもしょうがないんじゃないかとも思う。

その意味で、冒頭の黒ワインの人のように、温かく見守るような店のほうが、ど素人にはありがたいね

それ以来、少しだけだが、グルメに目覚めた気になって、日本のみならず、世界の各地でグルメを楽しむようになった。

ヨーロッパミシュランガイド星付きの店も結構足を運んだよ。ヨーロッパでは特にスペインの星付きレストランコスパサービスクオリティに驚かされた。

どういう店がクオリティが高いのか、自分なりのスタンダードが次第に作られていくのが楽しくて。

俺的には、ペアリングメニューとかマリアージュ経験して初めて、ワイン料理のものに興味を持てるようになった。

10年前、興味をもつきっかけを作ってくれたソムリエの方は、先月残念ながら、お亡くなりになった。

その意味では、この世界サービスがどういうものであるかを一番手っ取り早く知る方法は、グルメの知人をもつことかな。

そして、ミシュランガイドに載っている店やその人の勧める店に、その人と行ってみることだと思う。

その理由は、

1.ミシュランガイド(星の数やいくつかカテゴリがあるけど、さしあたりどれでもいい)に載っている店はサービスにハズレがないと期待できる。

2.自信がつく。ちょっとやそっとのことでは、おどおどしなくなる。経験からサービス比較することができるようになってくる。

3.知人の紹介する店に連れて行ってもらうことで、作法を学べる。店の人に嫌な顔をされる前に。また一緒に食べることで、料理ワインに興味がわく。それも含めて舌が肥えてくる。

こうして慣れていくと、逆に、だんだんからなくなってきたことがあった。

それは高級レストランっていったいなんなの?ということだった。

高級レストランがあることは知っているが、その価値がよくわからなくなってきた。高級の定義はなんぞや。

例えば、ミシュラン・ビブグルマンで選ばれている店は、実は高級とか無関係だ。

トラットリアだろうが、カジュアルな店だろうが、洋食和食ジャンルわず、うまくてサービスがよくコスパのいい店が選ばれる。

そうしているうちに、次第に気が付いてきたのが、うまい店はミシュランだけではないこと。

ミシュランに関わらず、世の中には、料理や酒に情熱を注いでいるひとがいて、いっぱい埋もれた名店が潜んでいるということ。

家の近所のイタリアンスタッフと気が合って、最高!ってことだってある。

近年、ミシュラン獲得したけれど、お客様カジュアル雰囲気じゃなくなって敷居が高くなったと思われたくないから引き続き、予約はとらない方針でいく、という店もあった。

一方、記念日利用で、初見で高級なお店を選ぶこともあるんだけど、けっこうイチかバチかだ。

最近は、口コミ評判や値段、高級かそうでないかは、ほとんど当てにならないと思っている。

特にサービスが悪いっていう口コミは、本当に店のサービスのせいなのか、客が慣れていないだけなのか判断がつかない。

それと、例えば東京カレンダーみたいなマガジンがあるよね?デートの利用先に困ったお兄さんが読むアレ。

景色とか雰囲気重視だったら、ああい雑誌情報は役に立つと思う。高い金出して、雰囲気を買う。

でも味やサービスという点では、、当たりはずれはあると思う。ハズレというのは、コスパ的な意味に結局はなるかな。これで1人2万円はねーだろ!みたいな。

そう思っていても、東カレみてワクワクしながら期待値マックスで行った高級店であればあるほど、ガッカリ感は大きい。勢い、口コミで、その店をくさしてしまうこともあろう。

俺も、ご多分に漏れず、口コミで店の悪口を書いてしまうこともある。ブコメ感覚でね。

でも、そういう口コミを目にした店のスタッフが発奮して、よし!もっといいサービス頑張ろう!と前向きにとらえてくれるとも思えないわけで。

それに、「この店は味が落ちた」だのなんだの書く俺は、自分自身の体調や経験の変化を考慮していないわけで。

ムカついて書いては、しばらくして反省して消す、みたいなことを繰り返しているうちに、口コミ自体やめてしまった。

結局のところ、

グルメ世界に踏み込んではみたものの、知れば知るほど、高級レストラン価値がよくわからなくなり、別に高級にとらわれず、

その時々で、タイミングよく、うまいメシをいい仲間と食えればそれでいい、というところに、落ち着いてきている。

2019-10-19

イタ飯屋で、あまり筋の良くない客だった頃の話

昔々、横浜関内に住んでいた時のことだ。この関内、は文字通りであってJR(さすがにもう国鉄ではなかった)の駅から海側のエリアである。諸氏はそんなところに住居があるのかと驚くかもしれないが、当時は雑居ビルの上の方に思ったよりは多く転々と貸間があった。ただし、下の方からは常に酔客の声やカラオケのだみ声(後学のために申し上げると、カラオケ騒音で一番外に響くのはよりにも寄って音痴おっさんの胴間声であって、BGMは全く聞こえぬ)が常に聞こえ、よく言って華やか悪くいうとそりゃ真っ当な借り手はなかなかつかねぇよね、ということになる。

その時は-このシノギだけは真っ赤な嘘の話だが-、石化パイプライン屋の営業部隊に属して、港町には良くある怪しい中東商社から注文を取って糊口をしのいでいた。中東商社母国の都合で動く。つまり、朝は遅く夜は次の日が来るぐらいまでが仕事ピーである。こっちもそれに合わせて変則的労働時間で暮らす。それはいい。だが困るのは飯だ。飲み屋以外で食い物屋なぞない。コンビニ牛丼屋ぐらいはあるが、毎日ではつらい。トドメに、下戸である中東屋さんとしては問題ないのだが)。飲み屋の線はこの段階で選択肢としてはさすがに消える。

ある雨の日、所要があって珍しく海側から我が雑居ビルへと帰途を辿っていた。いつものように腹が減っていた。あの辺り一帯は、細長い区画が一応碁盤の目状に並んでいる。一回右に曲がって一回左に曲がれば、どの通りを選んでも貸間に帰りつけるのは、小学校でやった懐かし「場合の数」だ。ただし、客引きのおねぇちゃんがうるさい通りというのがあり、こいつは敬遠せざるを得ない。

考えもせずひょいっと辻を曲がった先にあったのが、未明なのになぜか営業していたイタ飯屋だった。外のケースに入れられていたメニューは、いつもの夕食よりはちょっと高めだが、出せないほどではない。いい加減雨にも追われている、パスタグリルを頼めばまあ恰好はつくだろう、たまには人がましいものが食いたい、そう思って扉を開ける。慇懃で痩せぎすのウエイターが案内したのは入り口近くの窓際の席だ。他に客はいないが、フリの怪しい安スーツに着られたような小僧っ子には、そんなもんだろう

出されたメニューから慎重に安めのパスタグリルを頼む。グリルは肉、シンプルに塩だ。呑むのはお冷。酒は頼まないし、ソフトドリンクに金を払うのは当時としては、ばかばかしく感じられていた。人心地ついて、水をすすりながらぼうっと薄暗い店内を見渡すに、どうもややちゃんとしたリストランテなようだ。しかし客は他にない。いればどんな店かも推量が利くというのに。そもそもちゃんとしたリストランテ酔狂にもかくも深夜まで空けているのか、さすがにいぶかしんだが尋ねるほどの気安さもない。ウエイターはほぼ厨房入り口あたりの定位置に戻って、こちらには目もくれない。

ほどなくして出てきたパスタ、そしてグリルは確かに旨かった。これこそ久々のちゃんとした食事という奴だ。しかしただの大喰らいの悲しさ、昔の料理を思い出して論評するなどということは出来ない。しかいくらなんでもちゃん仕事をしてある2皿だ、ということ位は判る。悪くない。遅い晩餐の唯一の欠点は、こちらがやたらと水を飲むことだ。端から置いてあったグラスにサーブされたお冷は数回おかわりした。そしてさすがにリストランテ、見ていないようでウエイターは、こちらの水が切れると音もなくお代わりをちゃんと入れていく。それはちゃんと冷えていて、薄手のグラスに汗をかかせる。全く悪くない。

少なくとも追い出されはしなかった、塩を撒かれるほどの醜態でもなかったはずだ。そう思って、月に一回ぐらいは帰りがけに足を延ばした。向こうからすれば余程奇矯な客なんだろう、二回目からは、パスタと一緒に銀の水差しサーブされてきた。嫌味かもしれないし、サービスかもしれない。お互いそっちの方が楽だもんな、それも悪くない(というとさすがに上から目線過ぎるか)。ウエイターは今度こそこっちの方を見ないで済んだはずだ。

佳き日は往々、突然に終わりを迎える。ある日、また人がましいものを食おうと思って店の前にたどり着くと、レストランは深夜営業をやめていた。そりゃそうだ、通った間、一度として他の客なぞ見たことはなかった。店としては、同伴とかお仕事帰りのお姐ぇ様方が使う心づもりだったんだろうが、どうしたって来たのは貧乏神めいた小僧だけだったのだから。さすがに空気よりはましだった、とは思いたいが、そんな細っちい客は切って捨てるのが当然の経営判断だ。

今にして思えば、どう考えたって利幅の薄い立派な不良顧客である。あのウエイターだってその奥にいるシェフだって、態々残業してきたのがあんなのだった、というのは落胆した事だろう。しかし、出てきた料理は真っ当だったし、ウエイターもあからさまに追い立てるそぶりはかけらも見せなかった。あの当時なら少なくとも匿名世間様に晒されるようなことはなかった。もっとも晒されたとしたところで、こっちの低いアンテナに引っかかるものかは疑問が残るが。

ほどなくしてこちらも横浜を引き払った。まだあの店があったとして、出世払いに赴けるほどの立身は遂にしなかった。或いはケチって水ばかり飲んでいたツケかもしれない。そして時々人がましいものを食いたい時、まだ入る店には迷うのである

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