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はてなキーワード: アイデンティティ・クライシスとは

2021-11-24

anond:20211124154452

ネトウヨが出てきたのはリベラリズムの成果、の話、まじのガチで今の思想界隈の最前線やで。

 

アイデンティティ・クライシスってやつよ。

関連書読んでみてね

2021-08-14

anond:20210814111518

なんかそういう創作をいつもしているのよ

オタクアイデンティティ・クライシス社会問題化しそう(https://anond.hatelabo.jp/20210811203856)

すでにツイッターやここ増田でもぽつぽつ上がってきているけど、オタク作品を追いきれなくなってアイデンティティ・クライシスを起こしているオタクが増えている。

単純に体力の低下で追いきれなくなったというのもあるけれど、高齢化オタク作品が「not for me」になっているところが地味にキツい気がする。

40代、50代になるとさすがに高校青春もの日常系は見れない、って意見が多い。なんだかんだいってアニメって若者向けに作られているからな。

つらいのは「自分オタクから」をアイデンティティにして自己肯定をしていて、恋愛その他に目を向けなかったことが地獄ブーメランになって返ってきている。

今までは「アニメがあるから孤独死大丈夫」と思えてきたけど、そのアニメ高齢化自分向けじゃなくなっちゃうんだよね。

そうすると、ただ単にコミュニケーションがうまくなくて、孤立しているおじさんができあがりなわけ。

これからこういう老人があちこちに出てくるわけで、どう考えても社会問題になるよな~。

オタクというアイデンティティ剥奪されたオタク、ってもう地獄じゃない?

どうやって自我を保つのか、考えなきゃいけないよ。

オタク文化を煽ってきたやつら、まさかこうなることが予想できなかったわけないよな?いったいどうやって責任とる?

2021-03-29

シン・エヴァ感想 ※広義のネタバレ含む

この間シン・エヴァ観て来たので感想を書く。

公式ネタバレ解禁したらしいし。

ネタバレが嫌な人はここでブラウザバックするといいよ。

もう観た人やネタバレ別にいい人は読んでくれるとうれしいよ。
















まあ、ネタバレって言えるほどのネタバレも書く気はないけど。

観た人と感想を共有したくて書くだけ。

ま、断っとかないとうるさい奴がうるさそうなので。




















さて、書くか。

この作品エヴァンゲリオンは「完結」らしい。

実際に観てみるまでは、

またまた〜そんなこと言ってまたモヤっとしたエンドなんでしょ〜?」

と思っていたが、観終わってみると、確かにこれは「完結」であった。

シン・エヴァは俺に物語の「完結」という概念を教えてくれた。

すなわち、エヴァが「完結」するとは、観客が「もう続きは観なくていいか・・・」と思うことなのだった。

序を観た時は

エヴァなのに大人ちゃん大人してる!斬新!!!

って感想が巷に溢れていた。

そりゃもう本当、逆に斬新だったよな。

破を観た時は

「こういうエヴァがあってもよかった!!!続きが早く観てえ!!!

と思ったもんだったよ。

心がぽかぽかしたよな。

その期待を一身に背負って出てきたのがQだった時の絶望たるや。

まさに僕の気持ちを裏切ったな!状態

「完結」とは程遠い、「早く続きを観せろ!」という状態だった。

そして今回のシン・エヴァである

なんと言うか・・・シンプルダサい

キャラの心情の変化がおかしい。

「設定」を説明しきっただけで「物語」として成立していない。

おもしろくない・・・

なんとも言い難いのだけれども、全体的にダサい

綾波田植えをするのは斬新でよかったが、全体的になんとも言えないダサさが漂っている。

敵のデザインダサい

服のデザインダサい

セリフダサい

システムUIデザインダサい

画面がごちゃごちゃしていて、何と戦っているのか分からない戦闘シーンが多い。

だいたいエヴァセンスっていうのは、エヴァという制御できない力、現象への恐怖、畏怖、制御しきれない無力感

そしてエヴァという強大な力を恐れながら利用する人の賢さ、全能感、生へのしぶとさが絶妙バランスで混ざって生まれる、独特のものだった。

それがまるでない。

活動限界が来ないエヴァなんてエヴァじゃないだろう。

早く電池切れてさっきまでの超常の力を発揮できなくなって無力感に苛まれろよ。

そして思春期特有アイデンティティ・クライシスと相まって独自センスを醸し出せよ。

登場人物の心情変化がおかしい、公式解釈違い起こしている。

劇中でさんざんシンジに「メンタル弱すぎ」って怒鳴ってるアスカだけど、

トウジやケンスケが大人の余裕でうじうじしたシンジを受け入れ、心の傷が癒えるのを辛抱強く待っているのに

「先に大人になった」って自称してるアスカ子供のまますぎてイラつく。

14歳女の子がそういうキャラだと愛らしいのに、28歳でそれって、単純にキャラとして魅力がない・・・

シンジ立ち直るの急過ぎるだろ。

心的外傷を負って何もできなくなっても腹は減る。

泣きながらレーション食べなきゃならないのは情けないよな。

どうなるんだろって思ってたら、様子を見に来た綾波に、

「みんなどうして僕に優しいんだよ!」

って叫んでて、自分がいじけてるだけだって自覚あるんか〜い!

シンジよ、綾波が溶けて悲しいか

それが「大人」になるきっかけになったらしいが、まともにからんでたの一週間くらいだろ。

多分一番悲しんでるの、一緒に仕事してたおばちゃん達だぞ。

それくらいでキャラ変わるくらい成長すんなよ!!!

だいたい、シンジ君はメンタルが弱いというほど弱いわけではない。

いきなり巨大ロボを操縦して巨大生物と戦えって、誰だって

「できるわけないよ!」

って言いたくなるだろう。

例えば、近所に熊が出たから、

「猟銃持って駆除してきて」

って言われて

「やってみる」

って言える人はどれくらいいるんだ?

10代でも30代でも60代でも、目の前に傷だらけの少女が出てきて、お前がやならきゃこの子が熊撃ちに行くぞって空気圧力かけられても、やるなんて言い出せないだろ普通

それをやるって言えるんだから男気のある奴だよシンジ君は。

ただちょっと陰キャなだけだよ。

やったことないだけの釣りを「できない」なんて断る奴じゃないだろ。

公式解釈間違ってるとしか言いようがない。

後半では何かと「やってみる」と言うようになるが、そんな安請け合いできるような簡単な話だったら誰も苦労しないんだよ。

つまんねぇな!!!

そして、自分はこれが一番の問題だと思うが、ゲンドウとユイのなれそめが映画の中で描写されてない。

観客の大部分はTV版も旧劇場版も観ているから、ゲンドウが人類補完計画を進めている理由は知っているはずだが、新劇の中ではほとんど触れられていない。

もしも新劇だけを観ている人がいたら、ゲンドウに向かって

「ああ見えて実はカワイイ所がある」

なんて言う女性がかつて居たという、衝撃の事実を知ることはない。

ここを書き忘れたなんてことはありえない。

後半でゲンドウが半生を振り返りながら内心を吐露するシーンがあるのだから

その前に生前ユイゲンドウの心温まる交流の回想でもなければ、このシーンの価値が無くなってしまう。

人類を皆殺しにしてても取り戻したかった物がなんなのか観客に示すことなく、

ゲンドウの内心に大きく尺を割く制作上の動機はない。

から制作陣は、TV版にはあったこれらのシーンをわざと省いたのだ。

なぜか?

おそらく、制作陣はシン・エヴァを、序から始まる新映画版を完結させる気で作ってないのだ。

もうこれ以上「続きを作れ」と言われない形でまとめることだけを優先したのだろう。

よっぽどもうエヴァを作りたくないんだな。

いろんな所から「もうエヴァ作りたくない」ってインタビューが聞こえてきてたけど、これほどとは。

もしゲンドウの行動を正当化できてしまうようなシーンを描いてしまったら、

前半で描かれたトウジやヒカリケンスケの、慎ましくも幸せ生活を全てぶち壊してでも取り戻したいと思えてしまえるような、

そんな幸福ゲンドウが得ていたと描いてしまったら、必ずファン

「続きが観たい」

と言うからだ。

今回のゲンドウの内心の吐露で、ゲンドウは子供の頃から陰キャで人嫌いだったのが大学ゼミ彼女できて全部どうでもよくなった、っていうしょうもない奴だと分かってしまったわけだ。

ユイとの生活では、さぞかしカワイイ所を見せていただろうよ。

でもそれはシン・エヴァでは描かれることはなかった。

だってそんな所を見せられたら、「続き」が観たくなるもんな。

エヴァの『続き』を作れ」

って言われてしまうよな。

いくらでも商業成功できるスピンオフ展開が思いつくぞ。

碇ゲンドウの子育て日誌なんてどうだろうか。

不器用だが一生懸命ゲンドウがユイと一緒に赤ちゃんだったころのシンジを育てる話とか。

絶対に当たるわ。

離乳食を食べさせようとして悪戦苦闘するゲンドウ。

手が滑って自分の頭から離乳食かぶってしまう。

なにやってんの!」

とあきれるユイ

そこで一言

問題ない」

絶対に当たるわ。

実際にこういうスピンオフをやるかどうかはともかくとして。

そういう話を考えたくなるほど、物語にのめりこめるってことが重要だった。

エヴァはそういう物語だった。

だが、それじゃ永遠にエヴァの続きを作れ」と言われてしまう。

から、のめりこめない話を作って「完結」にした。

そういう制作陣の意図が随所に感じられる作品だった。

つまんなかったな。

から俺達が言うべきことは一つなんだろうと思う。

エヴァはもう忘れた!

シン・ウルトラマン楽しみにしているぞ!!!

2018-08-04

誰が為にクソは出る


先日フットボールゲームを観に行った。

この島国中東で選び抜かれた22人の益荒男たち。


私たちは股間であたためた崎陽軒シウマイ弁当を互いに交換して食しつつ、ハーフタイムを迎えていた。


ふと恋人が言った。


今日試合を観にきている人は何人くらいいるのかしら」


「そうだね、ざっと6万人はいるだろう」


「6万人!」


恋人はなにがおかしいのか、シウマイ蒲鉾中間物質を噴き出す。すごく汚い。


「6万人が走り回る22本のチンポを真剣な顔して眺めているなんて! しかリズミカル応援つき!」


ムッとした私。

前の席でフランクフルトを頬張る頭皮露出中年男性弁当を叩きつけて激高する。


「そうやって君はいつもチンポのことばかり考えているんだな。いいかフットボールにおいて重要なのは22本のチンポではない。ハードワークするプリケツだ。いつもチンポにないがしろにされるプリケツ気持ちを君は考えたことがあるか。君は本当に哀れなケツフォビアだな」


そう言い放って席を立つ。恋人ツイストアンドシャウトが響いているが無視する。


本当はチンポもプリケツもどうでもよかった。

私はアナルに入れていたリモコンバイブのことで頭がいっぱいだった。


ゲーム中、私は選手たちが枠外シュートを放った瞬間だけ、スイッチを入れた。

スタジアムに響く「オオ~ウフン」という落胆の音階振動はのけ反るほどの快感を与える。

セックスとは異なる種類の性感に至るために必須の三要素は以下の通り。


不連続的な刺激×アイデンティティ・クライシス×ドラスティックアイデア


落伍者はこの三要素に溺れるあまり他者を巻き込みギルティ対象となる。

クレバー賢者は違う。快楽の祭壇に捧げるのは常に己の精神と肉体のみ。

これを読んでいる名もなき同志たちにもぜひ試して頂きたい。


以上を遵守した私の前半はおおむね順調だった。しかし負傷交代で入った初出場選手が発奮しすぎて枠外シュートを放ちまくり、予想を超えて酷使したリモコンバイブの電池が切れてしまった。一刻も早く交換したかった私はトイレへ急ぐ。


行列。ため息はクーロンキャッスルの味。


「どうも」


後ろから男の声。


「ハハン。どういたしまして」


振り向くと頭皮露出男性が立っている。

シウマイをうまそうに口にしている。叩きつけた甲斐があった。


あなたの啖呵、拝聴しましたよ。大したものだ。フットボールの真髄はプリケツにあり。その通り。相当な玄人でいらっしゃるようだ」


どうやら彼は熱心なプリケツニスタらしい。シウマイ臭くて返事ができない。


「だがこちらはまだまだ稚児に等しいッ!」


突如。パンツを引きちぎりながら引き抜かれるリモコンバイブ。

昇天する。


「君はアヌスフットボールで界ではダニだ。ダニ・アウヴェスじゃない。ただのダニ。ラ・マシアのプレベハミンのセレクションを受けようか迷っている子供友達父親の同僚の会社の清掃員が仕事帰りに立ち寄ったバル入り口で見かけたセクシーボルゾイ犬についた一匹のダニ。それが君だよ」


エクスタシーさなか、私は囁かれる。


「思い上がるってくれるな友よ真実はある一つの点に過ぎずそれは世界に無数とある


ゆらぐ視界。コンクリート灰色。一点を中心としてぐるぐると回転する。

巨大化してゆく真っ黒の中心点。これは、穴? 


気がつくと私は全裸草原に立っていた。柔らかい起伏。晴れ。

ここは地上の天国か。シガーロスジャケットのようなポーズで私は駆ける。


しかし風が臭すぎて卒倒する。

駆け寄ってくる白ワンピース少女たち。適当キスシウマイ臭い

よく見るとみなシウマイ男の顔をしている。


「やっとメンバーがそろったわ!


少女たちのイエローボイス。

チャンピオンズリーグアンセムバカバカいくら大音量流れる

一人の少女が突如脱糞すると、連続してみな脱糞臭い

みな自分のクソを蹴り飛ばす。なしくずし的に私も参加。

楽しくなってくる。ア・ラム・サム・サムを合唱する。


私たちって、オリベル&ベンジみたいになれるかも!」


「ハハン! タカハシ・センセイも真っ青だな!」


融合してゆく人糞。巨大な玉となり芝生を飲み込んでいく。

破壊される世界。光に包まれたゴールが出現。私たちは玉の上を走りながら突っ込んでゆく。


フェラチオゴラッソオオオオオ!」


叫ぶ私はふと、我に返る。周囲に少女たちの姿がないのだ。


「ここでさよならよ! 元気でね!」


荒廃した大地に取り残される少女たち。悟ったような笑みで手を振る。

私は涙する。ようやく気づいて。彼女たちは私をここから逃がそうとしていたのだ。

光に包まれる中、渾身の投げキッス。この愛よ。どうかあの娘たちを守って。


遠い昔の思い出から戻る。私はハーフタイムロッカールームにいた。

汗と、スポーツドリンクと男たちの吐息ミステルと通訳の声が響く。


あれからおよそ2000年まりの時が経った。

光の向こう側は紀元前ヨーロッパ世界だった。

私はローマ人にクソフットボールを教え、その後現代まで発展を見届けてきた。

あるときオーナーとして、あるとき監督として、あるときコールリーダーとして。

偉大なるクソフットボーラーの影には必ず私の存在があった。

いまは極東島国代表選手として、啓蒙活動を続けている。


後半の入場をスタッフが伝える。私はクソを漏らして手で掲げる。

これがハーフタイムルールで、選手たちは持ち寄ったクソをフィールドで固めてボールを作る。


「よし! いくぞ! みんな!」


シン、と静まり返るロッカールーム


「誰だお前」


締め出された私はスタジアムの外で強盗あい、素っ裸で由比ガ浜に放り出される。

もう金輪際スタジアムには行かない。

2017-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20170508215239

キャラクター消費を前提に物語を作るとどうしても自己同一性やらアイデンティティ・クライシスやらばかり扱うことになってしまうのだよ。

オタクがカッコカワイイキャラクターの尻ばかり追いかけるのをやめてもっと物語という物に興味をもつようになれば増田が気にいるようなアニメも増えるだろう。

2016-09-14

世の中からブス・不細工が消えたら、次は今いる者の中から少しでもブス・不細工ものが消える

最後の一人になるまでその連鎖は止まらない

そして最後の一人になったら相対的評価できなくなってアイデンティティ・クライシスに陥って全滅する

これにて幕

2014-07-22

はてな民自己言及度がなんでこんな上がってるのか

id:netcraft氏のはてなオフアナウンス以来の現象のような気がするけど、

まるで、はてな民自意識問題に突然強いスポットライトが浴びせられて

あちこちでアイデンティティ・クライシスが表面化したみたいだよ。

熱に浮かされたように饒舌はてなを語り、はてな民である自らを語り、

時に語りすぎて墓穴を掘り、炎上したり、非公開化を選んだり。

いったい何なのよこれ。昨日まではみんな普通クラスメイトだったじゃない!

2010-09-04

他人の成功に嫉妬する人・ヘコむ人へ

この文章の対象者

同僚や同期が難しい仕事をこなしているのに、自分はうまく仕事をこなせない。その為、うまく仕事をやっている同僚・同期に嫉妬したり、もしくは自分の不甲斐なさにヘコでいる人。

なぜ嫉妬するのか?なぜヘコむのか?

仕事で大きな成果を残したい、難しい仕事を完遂してみたい」という“自分理想”が、自分ではなく他人が達成しているため。なぜ思い描いた“理想”を自分ではなく他人が達成しているのか、ということに悔しさを覚える。そのためアイデンティティ・クライシスに陥る。その代償行為が外部に向かえば他人を嫉妬することとなり、自分に向かえば自分自身を精神的に責め立てることとなる。

対処方法

他人の成功に対して、いちいち嫉妬したりヘコんだりすることは良くない、という前提でその対処方法を考える。

自分理想”は本当に“自分理想”なのか?

幼少のころ、親が何気なく言った一言勉強はできたほうがいいよ」「そんなことも知らないの?」とか、学生時代に友達が何気なくいった一言「やっぱり、レベルの高い会社に入社してバリバリ働いて成果を出すのがいいよな」とかが、知らず知らずのうちに積み重なって“自分理想”になっていないのかを確認してみよう。“自分理想”だと思っていたことが、実は他人の価値観節操無く取り込んできた結果で出来上がった可能性は十分にある。本当に自分自身がそれを“理想”だと本心から思っているのいるのかを、もう一度確認しよう。

それでも“自分理想”は“自分理想”であった場合

それでもやはり自分自身が描いた“理想”に苦しめられている人へ。他人を嫉妬してまで達成したい程の“理想”なのか?自分精神的に傷つけて追い込んでまで獲得すべき“理想”なのか?その“理想”はそれほど価値のある“理想”なのか?

「当たり前じゃないか!“理想”なんだから価値があるにきまってる」と即答した人に言いたい。“理想”といえど、成熟した理想と未熟な理想があるはず。自分が思い描いている“理想”は自分がまだ未熟なときに立てた“理想”ではないのか?成長した今ならまた別の“理想”を思い描く可能性はないのか?未熟な自分が未熟な見識と思考で気軽に立てただけの“理想”をいつの間にか絶対視してしまい、それに必要以上にとらわれているのではないか?

他人の成功に嫉妬する人・ヘコむ人へ

もう一度自分が考えている“理想”を見直そう。アップデートしよう。人生の中で一番成熟している今現在自分こそ、最も信頼できる人間だからだ。その現在自分が本当に大切だと思える“理想”こそ達成されるべき理想ではないのか?

参考

うつで死のうと考えている人へ

うつで死のうと考えている人へ その2

http://anond.hatelabo.jp/20100903220334 (「シャドーボクシング」でうつ状態になる人へ )

他人の成功に嫉妬する人・ヘコむ人

この文章が対象としている人

同僚や同期が難しい仕事をこなしているのに、自分はうまく仕事をこなせない。その為、うまく仕事をやっている同僚・同期に嫉妬したり、もしくは自分の不甲斐なさにヘコでいる人。

なぜ嫉妬するのか?なぜヘコむのか?

仕事で大きな成果を残したい、難しい仕事を完遂してみたい」という“自分理想”が、自分ではなく他人が達成しているため。なぜ思い描いた“理想”を自分ではなく他人が達成しているのか、ということに悔しさを覚える。そのためアイデンティティ・クライシスに陥る。その代償行為が外部に向かえば他人を嫉妬することとなり、自分に向かえば自分自身を精神的に責め立てることとなる。

対処方法

他人の成功に対して、いちいち嫉妬したりヘコんだりすることは良くない、という前提でその対処方法を考える。

自分理想”は本当に“自分理想”なのか?

幼少のころ、親が何気なく言った一言勉強はできたほうがいいよ」「そんなことも知らないの?」とか、学生時代に友達が何気なくいった一言「やっぱり、レベルの高い会社に入社してバリバリ働いて成果を出すのがいいよな」とかが、知らず知らずのうちに積み重なって“自分理想”になっていないのかを確認してみよう。“自分理想”だと思っていたことが、実は他人の価値観節操無く取り込んできた結果で出来上がった可能性は十分にある。本当に自分自身がそれを“理想”だと本心から思っているのいるのかを、もう一度確認しよう。

それでも“自分理想”は“自分理想”であった場合

それでもやはり自分自身が描いた“理想”に苦しめられている人へ。他人を嫉妬してまで達成したい程の“理想”なのか?自分精神的に傷つけて追い込んでまで獲得すべき“理想”なのか?その“理想”はそれほど価値のある“理想”なのか?

「当たり前じゃないか!“理想”なんだから価値があるにきまってる」と即答した人に言いたい。“理想”といえど、成熟した理想と未熟な理想があるはず。自分が思い描いている“理想”は自分がまだ未熟なときに立てた“理想”ではないのか?成長した今ならまた別の“理想”を思い描く可能性はないのか?未熟な自分が未熟な見識と思考で気軽に立てたはずの“理想”をいつの間にか絶対視してしまい、それに必要以上にとらわれているのではないか?

他人の成功に嫉妬する人・ヘコむ人へ

もう一度自分が考えている“理想”を見直そう。アップデートしよう。人生の中で一番成熟している今現在自分こそ、最も信頼できる人間だからだ。その現在自分が本当に大切だと思える“理想”こそ達成されるべき理想ではないのか?

2010-09-03

シャドーボクシング」でうつ状態になる人へ

ここでいう「シャドーボクシング」とは

心の中で、自分を責めてくる相手を勝手想像して、その相手に対して心の中で攻撃的に口論すること。

具体的な例:

仕事で些細なミスをしたとする。そのミス自体はどうってことはないのに、過去に手痛いミス上司に強く叱責されたことがフラッシュバックする。そして、その小さなミスに対して、心の中で上司が強く叱責しだす。

もちろん小さいミスなので、自分は「こんなミスでどのような弊害が発生するんですか?あなたはこの程度のミスも犯さないんですか?」などと、(心の中で)攻撃的に反論して、さらに(心の中の)上司がさらに強い叱責をしだす……

このような「シャドーボクシング」が癖になっていると、精神状態が良い時でさえ不自然不愉快になったりする。精神状態が悪い時にこの「シャドーボクシング」をやると、さらに精神的においこまれ、ネガティブスパイラルに入り、ひどい状態に陥る。

シャドーボクシング」の始まりは?

おそらく、幼少時期であろう。親に強く叱責された際、自分は言いたいことがあるのにうまく言えなくて、自分の中に抱え込んでしまった経験が一種のトラウマとなる。そのため、ちょっと叱責された場合でも“面従”はするが、心の中で「シャドーボクシング」をやって親をやり込めて、気を紛らわせようとする。

まさに“腹背”。

シャドーボクシング」が癖になってしまった原因は?

おそらく2つの原因がある:

  1. 他人に自分の考えを主張することが苦手なため。自分に完全な正当性がある場合は強く出るが、わずかでも瑕疵があると、まったく自己主張できなくなる。言いたいことがあるのに他人に主張できないため、代償行為として「シャドーボクシング」を行う。それが癖になってしまい、事あるごとに「シャドーボクシング」を行ってしまう。
  2. アイデンティティが「他人の評価」であるため。したがって、他人に責められただけでアイデンティティ・クライシス状態になる。そして、せめて心の中でも相手をやり込めて、アイデンティティを守ろうとする。

シャドーボクシング」を防止するためには?

  1. 「あっ、今、自分は『シャドーボクシング』を行っている」と自分で気づいて、認識すること。はっきりと認識するためには、名前を付けると良い。そのため、ここでは逐一「シャドーボクシング」と呼んでいる。
  2. そのあと深呼吸をする。心を落ち着かせる。
  3. 自分を攻め立てる相手は、あくまで空想上の相手であって、本当の相手はそこまで攻撃的ではない、と認識すること。
  4. シャドーボクシング」状態に陥った原因を認識すること。どのようなきっかけで「シャドーボクシング」を行ってしまうか、自分の癖を認識すること。
  5. 常日頃から、適切な「自己主張」を行うこと。“アサーション”ってやつ。
  6. 他人の評価を必要以上に気にしないこと。そして、他人が自分をどう思っているかを勝手に空想しないこと。
  7. 価値観はあくまで「自分がどう思うか」に重きを置くこと。他人の価値観自分価値観を作り上げる参考でしかないことを認識する。

参考

うつで死のうと考えている人へ

うつで死のうと考えている人へ その2

2009-04-16

のほほんと在日

http://anond.hatelabo.jp/20090414170900

もうお腹いっぱいかと思いますが、ここ数日の在日コリアン増田エントリーに触発されたので、おいらもいっちょ書いてみます。

つれづれに書くからねー長くなるかもだよー。

国籍韓国です。旦那は日本人です。子供はいません。兄弟はみんな既婚で、配偶者は全員日本人です。

両親は朝鮮学校に通いました。父は右寄りでも左寄りでもない感じで、母はクソ真面目の右寄り(?)です。両親はハングルペラペラ(これは大人になってから自発的に学びなおしたからで、朝鮮学校に通っていたからペラペラなわけではない)ですが、自分は数十個の単語を知ってるくらいです(主に親戚を呼ぶ時と挨拶程度)。

自分日本で生まれ、日本で育ち、日本学校高校まで)に通い、日本人の友人に囲まれて青春を謳歌し、今は派遣社員として日本企業で働いています。

親戚以外で在日の知り合いはいないです。帰化した親戚もいますが、みんな仲良くしてます。

通名名字だけ。名前は1つかないス)を使ってますが、新しく知り合う人には割りと早い段階で在日であることを言ってます。なんでそうするかって、とーちゃんがそうしているからです。親のしていることを真似するもんなんだよね、子供って。在日だと告げることですごいイヤな思いをしたこともありませんでした。残念ながら私はお勉強は苦手だったので高校は上中下でいう下の県立バカ高校で、そこで知り合った友人ももちろんお勉強レベルは同等。もちろん在日ってのがいまいちよくわかってない。「外人?スゲー。どこ生まれ?韓国語話してみて!!!」みたいな感じw

違うんだ、国籍韓国なんだけど日本生まれ日本育ちでね、ハングルは話せないよ、っていうと「なんだ、じゃあ日本人じゃん…」って、なんでガッカリか、コラwww

こんな感じで良くも悪くも私が在日であることは興味をもたれなかったです。20歳になってからの市長選挙かなんかときには、おまえ誰に入れるの?○○さんよろしくね、みたいなこと言われたことあったなぁ。だからー選挙権ないからー!

今でも一番付き合いがあるのがこの高校の友達です。

ある韓国在住韓国人からみた在日コリアン

在日であることを告げてひどく考えさせられたことが1度だけありました。20代はイギリス留学してました。通っていた大学はいろんな国から学生がきていて、もちろん韓国からきた学生もいました。私は普段から在日であることを隠したりしてなかったので、同じ学生寮いた韓国人のピ(仮あだな)さんにも在日であることをいいました。それはそれは普段話すように軽いノリで。そしたら、在日コリアンとは認めないし、本国韓国)では嫌われてる、というような主旨のことを言われたんです。我々にひどいことをした日本に住んで暮らしている在日裏切り者だ、ということらしいです。すごいショックでした。

私は父から、朝鮮人であることは恥ではない(誇りを持てとはちと違う)から隠すこたぁない、民族の結束は大事だし助けあうもんだ、と常々言われていました。民族の結束については実感なかったけど、自分在日であることは特別というより話しのネタくらいの感覚で、隠すことではないと思ってました。もちろん、朝鮮半島自分ルーツであることを否定もしてない。なので、コリアンと認めてもらえないことをどう処理していいいのかわかりませんでした。

ピさんの発言はあくまでも韓国にいる韓国人の一つの意見に過ぎないし、そう思っている人もいれば違う考え方をしている人もいるでしょう。ただ、事実としてこういう意見はあるという現実。まあ、ハングルも話さなければ朝鮮半島のことも知らないので当然なんですが。日本に住んでるからいけないのか。でも生まれたときから住んでるし、もっといえば日本に生まれることを選んだのは自分ではないし…。朝鮮学校に行かなかったからいけないのか?今から韓国に行けばいいの?ハングルを話せばいいの?韓国で生活をすれば受け入れてくれるの?でも私にとって韓国外国だしなぁ。

この「コリアンとは認めない」発言で、私は自分存在してはいけないのような気がしました。私は自分在日であることをあまりにも軽く考えすぎていたのではないか。なんてバカな自分。もっと真剣に向き合わなくちゃダメなんじゃない?いわゆる、アイデンティティ・クライシスでした。

冷静になって考えると、頭の中が完全に日本的でハングルも話せない自分が「韓国人でーす」とか言ってもうさんくさいよな。確かに「おまえはコリアンじゃない!」って言いたくなる気持ちもわからないでもない。そんな自分はさておき、日本朝鮮半島式のしきたりを守り続けているうちの両親・親戚も韓国人とは認めてもらえないのかしら。でも日本に住んでるから裏切り者なのかな。

国籍民族

イギリスで、ああ、これはいいなって思ったことがある。中国系(イギリス生まれ、イギリス育ち、英語広東語)のイギリス人ポール仮名)君に「君は何人?」って聞くと堂々と「イギリス人だよ」って言う。あたりまえなんだけど、堂々と言えるってことがすごいいいなって思ったの。日本にいて「何人?」って聞かれることは99%ないけど、外国にいると聞かれる機会が多い。そんなときなんて答えたらいいのかすごい迷うんだよね。韓国人ですっていうのはウソがないが、「あ、韓国語知ってるよ。アニョハセヨー」とか言われても笑ってごまかすしかない。でも、日本人ですって答えるとウソなわけじゃん。ウソ言ってるってことが自分の中でなんか気持ち悪いんだよね。かといって、初めて会う人に「韓国人ですが日本生まれで日本育ちで日本語しか」って長いじゃん。それトゥーマッチインフォメーションじゃん。今考えれば、聞いてる側は私の国籍じゃなくてどこに住んでるのかを聞いている場合がほとんどだろうから、日本から来ましたって言えば済んだ話なんだけどね。丁度ピさんの発言とかで敏感になってて、冷静になれてなかったね。

で、ポールポール君と普段の会話してると、話の内容によっては「自分チャイニーズじゃん、そんで家では中華料理がうんぬんかんうん」とか「みてわかるじゃん、おれはチャイニーズだよw」みたいな発言もあるんだけど、国籍はどこかっていうと断然迷いなくイギリスなわけ。イギリスにはインドあたりからの移民もたくさんいるのですが、サリー着て見るからにインド人のおばちゃんもきっと堂々とイギリス人ですって言うと思う。サリー着てかなりお年を召したおばあさんがたとえカタコトの英語しか話せなくても国籍イギリス。そっかぁ、国籍民族じゃないんだね…っていうことを痛感したわけです。民族性を保持しつつ、在住する国の国籍を有するっていいなぁ。それなら自分朝鮮日本人っていう存在になれたらスゲーいい!と思ったわけ。

本名帰化だ!それで丸く収まるよ!そんな話を母親にした。もっと賛成してくれると思ったのに、どうも反応がイマイチ。そもそも帰化することが納得できないらしい。おかーちゃん、帰化する=朝鮮を捨てるじゃないんだよ、私の国籍がどこでも私が朝鮮民族ってことは変わらないじゃん?って何度も説明したけど、やっぱり受け入れられないらしい。ちなみに、この人は朝鮮韓国が別の国であるということさえも納得いかない人なのです。朝鮮半島朝鮮民族土地であり、もともと1つの国よ?ってな。それはさておき、帰化の話があんまり通じないから、国籍に頼る民族性なんてクソくらえだ、ばーか!みたいなこといってケンカになったこともある(しかもソウル電車内でw)。

なんでおかーちゃんは頑なに帰化したくないのか?それの一つに教育の違いがあるんだろうと思った。朝鮮学校で何をどう学んだのかは知らないが、私が日本学校で学んだこととは違うんだ。帰化することは民族を捨てるって思想なんだろう。最近は、自分帰化しないが、あなた世代は日本人結婚する人も多いから帰化するのも理解しないといけないと思う、にだんだん変わってきたようだ。でも内心は帰化に対する負の感情があるのがわかる。母親帰化の話すると、なんともいえない怒りというか悲しみというか、非常に複雑な表情を見せるんだよね。親にそんな思いをさせるのかと思うと帰化は非常に躊躇する。

ま、ただでさえ帰化時間と金がかかるし。ブクマコメを見てると、帰化の手続きが大変なんだって知らなかった人も多かったみたいですね~。そらそうか。昔はものすごいイジワルな面接官がいて、その面接でキレて帰化できなかったか途中で投げ出したかした人もいたとかいないとか聞くよ。今は随分改善されているらしいです。

とりあえず自分帰化は今は見送り。両親がいなくなったら考えるかも。

国籍重要な時

ニュースをみててふと思ったことがある。もし自分ボランティア活動でアラブの国に行ったとして、誘拐されたら?日本人誘拐されたときは日本政府の介入がありましたよね(具体的なことはわからないですが)。もし韓国籍の私がアラブ誘拐されたら韓国政府が介入する…んだよね?そんで無事に救出されたとしてどこに戻る?…日本に戻ったら韓国人は怒るよね?あたりまえだよな。でも日本政府在日韓国人を助ける義理はないよね?もし助けたとしても、日本国民は納得いかないよね?じゃあどっちの政府も無視するかな?…されたとしても文句は言えないなぁ、この辺はどうなるんだろうなと疑問に思った。あ、私はボランティア活動してるわけでもないし、この先もその予定はないですよ。ただ、国籍重要なときってあるんだよなって思ったのです。在日韓国人として日本に住んでいて不便も不自由もない(そりゃ役所関係ではコマゴマとありますけど、たいしたことない)のでこのままでオッケーみたいなところがあるんですが、そんな軽いノリで問題を先送りにしていいのかって思わなくもない。

本国にいる韓国人もさまざま、在日もさまざまです。私のようにちょっとおバカ在日だっているんです。一世、二世、三世でもかなり違うし、学校教育や家庭がどんな環境だったかで意識は違うと思う。みんなそれぞれに悩んだり悩まなかったりしてるはず。どっちが正しくて、どっちが間違ってるなんてことはないと思います。

それから在日ってことで悩んでばっかりいたわけでもなくて、在日ゆえのおもしろい話とかもたくさんあるんですよ。ネットで公開できる話かどうかわからないので書けないですけどw

韓国人でもない自分日本人でもない自分

…ハゲるほど悩んだわけでもないですが、現時点では「場合によって韓国人でもあり、場合によっては日本人でもある」ということで自分の中で決着をつけ、今はのほほんと暮らしています。

5年後、10年後はどういうふうに変わっているかわかりませんけどね。

 
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