「よっちゃん食品工業」を含む日記

■ 片思いは悪であることを知らなかった自分の話。

http://anond.hatelabo.jp/20160527200729

元増田はほんとに、若人にも、昔の自分にも教えてあげたいことです。

はっきり言えば、「片思いは悪である」と。

なお、当増田は彼女いない歴＝年齢の男性。

要するに、

　　片思い→少しずつ仲良くなって距離を縮める→お付き合い

というプロセスが恋愛の常識、常道だと思っていたわけですよ。

逆に、初対面間もないのに好意を示すアプローチをするのは嘲笑の対象で、

よくないマナーだと思っていたのです。

周囲を見ても、フィクションを見ても、そんな感じじゃないですか。

そんな感じじゃないですか（強調）

「好きでもない男子に好かれて困ってるんだよねー」

という女子からの相談にも、

「そういうのダメだよねー（好意は仲良くなってから示すべき）」

とトンチンカンなあいづちを打ってたわけです。

本当は、

「さっさとあきらめてほしいよねー」

が相談してくる側の思いだったのでしょう。

ソウダヨネー。

幸い、恋愛に対する執着心がそんなに強い方ではないので、

片思い相手にストーカー行為をすることはありませんでした。

しかし、相手への思いが妙な方向にこじれすぎて、

「彼氏できた！(^^)」という相手からの報告に接しても

よかったよかった、幸せよあれかし、と心から思う境地に達することもしばしあり。

友達なら当たり前でございます。

もちろん、ある女性への片思い中は、他の女性はまったく目に入りません。

たとえ、それが何年間にわたるものであっても。

たまに物好きにもありがたくも好意を示してくれる女性がいるのですが、

それを笑顔で門前払いするくらいは余裕のよっちゃんイカ。

製造メーカーは「よっちゃん食品工業」っていうのね、知らなかった。

よっちゃんはこの際（箱で）置いておきますが、

あまりに女性にがっつかず落ち着いていることから、

「隠しているが、長年連れ添った彼女がいるにちがいない」

「将来を約束しあった彼女が病気か事故で死んだにちがいない」

「彼女は偽装でゲイにちがいない（確信）」

などなどさまざまな憶測が飛んだそうです。

繰り返しますが、当増田は彼女（彼氏含む）いない歴＝年齢の男性です。

さて、ここまでいろいろ《過去形》で書いてきましたが、

「こんな僕でも彼女ができました」という話ではありません。

こんな僕でも、30歳を過ぎたあたりから

「片思いはダメなんじゃないか」

と気づいてきたという話です。

きっかけは、この年になると同年代が既婚者ばかりとなり、

片思いする相手すらいなくなってきたこと。

気づいてもいまさらこれまでの手法を修正できるわけでもなく、

婚活しようという気もないのが現状です。

「片思いの期間がなくて恋愛できるわけがない！」と

僕の内なるティーンネージャーが叫ぶのです。

鬱陶しくも、いとおしい。

以上、未来ある若者たちが勘違いをしないですむよう、

不毛なる青春よりも実りある成熟を自ら選べるよう、

自分の話を悪い見本として増田する次第。

Permalink | 記事への反応(3) | 17:50

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