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2023-12-24

anond:20231224144633

wikipedia引用だけど

警備課長として八鹿高校事件に関わった佐々淳行は、退官後の回想記の中でこの事件に触れている[79]。それによると、佐々自身現場の無警察状態を速やかに断固排除すべしとの立場だったが、警察の中のハト派日本共産党部落解放同盟対立を「ハブマングースの闘い」にたとえて「放っておけば互いに自壊する」と期待し、不介入方針を唱えていたという[79]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E9%B9%BF%E9%AB%98%E6%A0%A1%E4%BA%8B%E4%BB%B6

元の本は 佐々淳行, 『菊の御紋章と火炎ビン--「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」』, 文藝春秋, 2009年,

, ISBN:978-4-16-371200-0, p.269-273, (http://www.sassaoffice.com/info/pg116.html , https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000010084712-00 ) だからちゃんとこの記述が嘘で陰謀論である証明してくださいね。できないだろうけど。

2022-06-19

映画ひめゆり」を観た

ひめゆり」を観て欲しい。駄文でもこの思いを伝えたくて書く。

ポレポレ東中野という映画館映画を観た時に「ひめゆり」の予告が上映されていた。先月人生初の沖縄に行ったばかりということもあり、記憶の片隅にずっと残っていて今日観に行ってきた。毎年この時期に上映してるらしい。

ひめゆりの塔、名前を聞いたことがあってもどういう場所で何があったのかは知らない人が多いんじゃないかと思う。この映画ひめゆり学徒隊として沖縄戦に動員された女学生証言を記録したドキュメンタリーだ。

内容は稚拙文章では現しきれない。記憶力も良く無いので一言一句覚えてるわけでもない。ただそれでもこの映画日本人全員に観て欲しい気持ちが溢れている。「この悲劇を繰り返さないために〜」とか「今でもウクライナで〜」とかそういうことを言いたいんじゃない。この映画教科書で一文ですまされる断絶した過去歴史ではなく、母や祖母や曾祖母経験した、する可能性があった、だれもが自分自身関係する話なんだと思う。(実際に証言されてる方のお孫さんが映画を観に来ていた)

捕虜になると嬲り殺しにされると教えられたアメリカ軍に包囲された暗い壕の中で、ガス弾を投げ込まれる。布を水に濡らして口に当てようとしても水は無い。自分の尿で濡らした布を口に当て、少しでも新鮮な空気を吸おうとゴツゴツの岩の隙間に顔を埋める。苦しくて息が出来ない中でも「お母さん助けて、お父さん助けて、先生助けて」と叫ばずにはいられなかった。という証言があった。

泣いたね。泣いた。映画館で。暗くて良かった。

当方陸自催涙ガス焚いてガスマスク効果体感しましょう!って訓練があったんだけどマジで息が出来ない。口も喉も肺も痛くて息を吸えない。顔、というか露出している皮膚は日焼けに熱湯をかけられてるように痛い。当然目は開けられない。訓練用に弱めた催涙ガスでこの有様なのに、10代の少女が、想像も出来ないような恐怖の中で、息も出来ない状況で、それでも助けを求めるしかなかった。考えただけで胸が張り裂けそうだった。

彼女達だけが悲惨だったのではなく、沖縄全体で同様の悲しく辛いことがあったんだと思う。ただ忘れたかった忌まわしい過去を、証言し残してくれたおかげで歴史に埋もれなかった。彼女達のことを絶対に知らなければいけないとは言わないが知るべきだとは思う。

何度も繰り返すが映画ひめゆり」を観て欲しい。DVD化配信もされていない。金曜までポレポレ東中野でやってる。都民、観てくれ。都民じゃなくても観てくれ。今調べたら東京以外でも大阪福島島根でもやってるみたいだ。観てくれ。

2022-01-08

沖縄を見ていると戦災復興の話を思い出しちゃう

戦災復興っていうのは戦争言い訳人生を諦めなくてよくなることらしい。

沖縄は今でも戦争の名残の中にいる。

「街に米軍闊歩し、本土から無理難題押し付けられている、こんなことではとても沖縄はやっていけない」という思い込みの中にいる。

何があっても沖縄米軍本土のせいにする。

コロナ流行っているのは沖縄が悪いのではなく100%米軍本土のせいであり、つまり沖縄微塵も悪くない」と本気で思い込んでいる。

沖縄が何をやっても全部、米軍本土がぶち壊す。ならもう沖縄は全ての努力義務放棄してもいいのではないか?」と本気で考えている。

これこそが戦災なのだろう。

琉球王朝の敗北からずっと続いてきた「本土によって迫害を受けている」という強烈な被害者意識

米軍による占領によって染み付いた「なにもかも米軍が滅茶苦茶にする」という半分だけ正しい責任転嫁

その積み重ねから脱することが出来ず、いつまでもいつまでも沖縄は自立することが出来ていない。

この卑屈で言い訳ばかりの思考回路こそが戦災なのだ

沖縄はいつ戦災復興出来るのか、ひめゆりの塔に行けば「酷い時代があったものですね」と説明を受けるが、酷い時代はまだ続いているのだろう。

だが、それを続けているのは本土米軍のみでなく沖縄自身になってきている。

沖縄それ自体が、「我々は被害者である」という態度の中に引き篭もり続けている。

なにも補償要求を辞めろというのではない。

米軍があるからなにをやっても無駄だという態度を辞めろということである

韓国を見ればいい。

慰安婦問題がどうこうと延々と日本粘着しながらも、その一方では日本を追い抜かんと発展を続けている。

古傷の存在について語り続けることと、古傷を理由にせずに前に進むことは両立するはずだ。

沖縄よ、戦災から復興せよ

2020-02-19

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/oyoshi_gujo/status/1229717889961226241

人柱にされて殺された女性をこんな事に利用すんな、って話が理解できない人って

その場で犠牲となって殺された人の尊厳を守ろうとか、そういう発想は一切ないの…?

これ、原爆の子とかひめゆりの塔女学生とかを萌えキャラ化するようなもんだろ…?

2016-12-14

女子高生オスプレイ

先日、旅行沖縄を訪れた。

嘉手納基地の横には「道の駅かでな」があり、そこの展望から基地の滑走路が一望できる。

戦闘機が訓練で離着陸を繰り返しており、爆音と共に普段見ることのない米軍戦闘機や大型の輸送機に私はなかなか感銘を覚えていた。

12月初旬は、修学旅行シーズンらしく、ひめゆりの塔国際通りもそうだったが、この道の駅観光バスの休憩スポットとして多くの修学旅行生が訪れる。

女子高生集団展望台に来るなり、「オスプレイはw?オスプレイないの??」とはしゃいでいた。

それは思想信条関係ない、純粋無垢好奇心から発せられるものだった。


平和教育がどうこう、という意見や風潮があるが私は良くも悪くもこの程度の軽い認識でかまわないと考えている。

しろそこらへんの女子高生米軍兵器名前を知っているだけでもすごいことではないか

剥き出しの好奇心楽しい思い出や経験に変えてこそ学生だ。不釣り合いな思想信条に縛られた思春期は、いささか寂しい。


12月とは思えない熱を帯びた風と共に、沖縄の空にまた一機戦闘機が飛び立っていった。

2016-12-04

いとうせいこうトーキングセッション2014夏

2年前の敗戦の日ころにNHKラジオで流していた五木寛之さんといとうせいこうさんの対談の冒頭部分の書き起こし。

誰かフルで持っていませんかね。

作家五木寛之さんをお迎えしております

まぁ、僕はもちろん戦争体験年代ではないのですけど、五木さんは?

はいっても、戦場体験は、もう3つくらい上になるとあるんですけど

少年飛行兵とか

僕らの世代は、ちょっと前で、終戦ときは、中学1年生でしたか

平壌の一中に通ってました。

で、引き上げていらっしゃって

戦争体験にもいろいろありましてね。

大本営とか通信部とか

丸々太って引き揚げてきて、村の人が

出ていってときと別人のようでなんて人もいた。

インパール作戦とか

いろんな悲惨体験した人もいるし、

僕は国に対して、万斛の恨みがあるんですけど

荒廃した国土に何百万って人が帰ってきたら迷惑なんですよ

から当時の内閣閣議決定でね

海外にいる残留日本人たちは、

そのままにしておきたい

シベリア復員兵もひっくるめて

方針があったみたいですね

僕なんかは、引き上げというよりも脱北ですね

38度線を徒歩で越えた口ですから

脱北者として、逃亡してきた

から70年になりますから、引き上げ者といってもピンとこない

あっ、帰国子女ですかと言われたりするんで、

棄民のようなかたち?

完全な棄民ですね。

捨てられてしまたかたち

内地のほうで、迎える日本の側でも

ほんとにあの時期に勝手外地に行って

戦争の真っ最中日本では麦のカスを食べていたとき

平壌では、チョコレートがあったそうじゃないかみたいなかたちでね

上海では、ジャズバンドもあって、ダンスホールもやってましたか

そういう裏返しも、恨みみたいなものがあるから、余計なものが帰ってきてということで、

引揚者って言葉は、当時は差別語でした。

そのことみたいなものだんだんだんだん、伝えられなくなって

粗雑なお話になって、

あるいは美しい物語になってね

アカシア大連なんてね。うらやましいなと思って

かつての植民地いたことを懐かしいと思える先輩たちのね

五木さんはそうではなかった

僕なんかまだいいほうでね

北朝鮮の北のほうの豆満国境ソ連

近くに入植した人たちが、軍に見捨てられて

デマが流れて、ピョンヤンに来ると列車があるらしいということで、

見るも無残な行列

避難民か引揚者かと同情しながら見てたんですけど

その人たちは、ありとあらゆる戦争の愚行というもの惨禍を受けてね

ボロボロになって、やってきてるんですから

引き揚げにしても戦争体験にしても千差万別ですよ

ひとことには絶対いえないですよ

それがもう伝わらなくなってきている

帰国子女だという人がいるということ

五木さんに今このお話を伺うことは、とても大きなことなのではないか

今、話すのは無駄だと思っているんですよ。

虚無感というかむなしさの中で

沖縄戦のいろんなことを語り部として、修学旅行の生徒に語って聞かせるようなガイドの人たちは、もうだめだ。やめようと。

早くやめろとかね。その間みんなスマホを見ている、ぜんぜん聞こうとしない

昭和史のかんどうさんも歴史を人は学ばない

僕は伝わらないと思う

言っても言ってもね、実感というのは伝わらない

僕はもう半ば諦めている

その人が

そうなるまでは、

体験というものは美化して伝わる

物語化して伝わったり

そういうクッションを経て伝わるんだ

と、悪いんですけど、嘆いているんですよ

しかし、まぁ、それが実感なのだろうと

マンツーマンで向かってお話をしていればね

なんとなく、口ごもる

話の中にもその人が語りたくない

っていう感じが伝わってくるでしょ

本当のことは語りたくないわけでしょ

引き揚げ体験にしても戦争体験にしても

本当の自分に対してやましさを持っている人たちは

語りたくないんですよ

から、僕も本当のことは語らない

ずっと今日までね、引き上げをテーマにした小説は書かなかった。

そんなもの書いてね、おーなかなかい作品だねなんて

言われたら、とてもじゃないけど、申し訳ない

確かにそうですね。

以上の内容から読み取れることは、戦争体験千差万別であること。

修学旅行原爆資料館に行ったら、呉の軍港も見て、岩国基地も見て、バランスをとっておくべき。

沖縄にいったら、ひめゆりの塔に行ったら、米軍基地も見ておきたい。

空爆でやられたところとそうでないところ。日本都市部がなぜか軍需工場扱いされていた事実

やられなかったところは、当時の日常の延長なんだよ。

赤紙がきて、動員された人。上を目指して、半島大陸に渡った人もいた。

そういう事実の積み重ねの上、生き残った人が今を作っている。ただ、それだけ。

http://anond.hatelabo.jp/20161204184643

2015-08-06

戦争映画の主役は男が多いのではないか

http://anond.hatelabo.jp/20150806223036

ひめゆりの塔」とか、悲劇な面を強く描写する場合市民代表として女性が選ばれがちだけど

子供に演技させるの大変だからな!)

八甲田山」「私は貝になりたい」「プライベートライアン」「プラトーン」「戦場にかける橋

戦場のメリークリスマス

まあ枚挙にいとまがないほど、戦争映画といえば男が主役なのでは?

2015-06-30

沖縄戦が終わって70年のひめゆりの塔に行った。

そこに祀られているのは沖縄の当時のエリート達だ。

彼らはそこで起きたことを後世に伝えられる言葉

持っていた。生き残った人たちが集まって大きな

博物館を建てられるほど雄弁だったのだ。

言葉を遺せる人々は幸せだ。

何も言えずにただ亡くなった多くの人たちが

いたことを、私は決して忘れたくないと思う。

2007-07-22

沖縄県人のメンタリティ

沖縄県在住のアーティストテレビ番組に出演していると

決まって「東京は人が多い」「早く沖縄に帰りたい」などという。

沖縄県に観光にいくとひめゆりの塔などで軽い日本批判をする

現地在住のガイドに出くわす。3回いって2回そうだった。

別段気にも留めてはなかったけど、ふとこれのルーツは、

琉球王国日本に侵略されたという恨みからきてるものかしらと思ったら

似たような経緯で日本につっかかってきている隣国の方々を連想した。

だから、沖縄の人にくわしく気持ちを語ってもらえると隣国の住人

の気持ちも少し理解できるんじゃないかと思った。

沖縄の人は日本語も通じるし。逆に日本のほうの感情も少しは理解できそうだし。

さしあたってどうして「沖縄が1番」って東京スタジオで収録し全国にむけての放送で

無邪気に言い放つことができるのか知りたい。

そういう演出なのかもしれないが、それでも気を使うってことはできないのかと思う。

 
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