はてなキーワード: にわか雨とは
そんなayaseの2年ぶりのボカロ新曲『HERO』(初音ミクライブ「マジカルミライ2023」テーマ曲)の歌詞がこれ
確かにボカロ曲にしてはちょいクドめの歌詞かも(もっとも初音ミク16歳の誕生日という明確なテーマがあるからかもしれない)
姿を見せた凶悪なエネミー 行き場無くした心に湧いてくる
もう四六時中さいつでもkick off 囲まれてんだどうしたら良いの
逃げ場を無くした部屋の隅っこ エンドロールが迫る
H.E.R.O
H.E.R.O
そんな時目の前にひらりと舞い降りた 君は僕にとってのヒーロー
突然現れた光 堪え切れず零れてたSOSを
(HERO!)
キャッチしたみたいに
(HERO!)
駆け付けた途端 飛び出したパンチに目が覚めたそんな夜に
久しぶりに明日も生きたいと思えた
(HERO!)
救われたんだよ
(HERO!)
君の声に
さあこの先は 僕もその手を引くよ
サンキューここからは僕たちの番だ にわか雨じゃ全然足りないのさ
一面に広がってきた緑に水を撒けここは愛の惑星
救われてばかりじゃいられない 君も知らない場所見つけに行くよ
H.E.R.O
H.E.R.O
生きる意味をもう一度与えてくれた
(HERO!)
どんな時だって
(HERO!)
隣を見れば共に闘ってくれた君が居たからなんとかここまで来れたんだよ
この先は僕にも任せてよ 君が望む未来を教えてよ
どんな
(HERO!)
景色を見ようか
(HERO!)
夢を見ようか
さあ改めてどうぞよろしくね
いろんな天気アプリを渡り歩いてきたけど、気温のバー表示がとても良いので、標準アプリに回帰することになった
この気象データはweather.comのデータに基づいているんだけど、ここが外資のせいなのか、「にわか雨」という言葉を、「霧雨」「小雨」の意味で使っているっぽいんだよね。にわか雨といったら、夕立やゲリラ豪雨みたいな短時間で降って止むような雨のことだと理解してたんだけど、weather.comでは「今日は一日にわか雨がつづくでしょう」みたいな表記が出てくる。少量の雨が短時間で降ったり止んだりを繰り返していたら、それはにわか雨が何回も繰り返してることにはなって「にわか雨が続く」って表現になるのかもしれないけどさあ
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 110 | 13793 | 125.4 | 54.5 |
01 | 143 | 8599 | 60.1 | 35 |
02 | 59 | 4388 | 74.4 | 47 |
03 | 38 | 4322 | 113.7 | 54.5 |
04 | 23 | 5318 | 231.2 | 107 |
05 | 22 | 2313 | 105.1 | 64.5 |
06 | 29 | 3435 | 118.4 | 35 |
07 | 56 | 3397 | 60.7 | 32.5 |
08 | 70 | 8537 | 122.0 | 57 |
09 | 136 | 11733 | 86.3 | 47 |
10 | 111 | 16631 | 149.8 | 58 |
11 | 156 | 13956 | 89.5 | 47 |
12 | 231 | 18077 | 78.3 | 42 |
13 | 221 | 14093 | 63.8 | 32 |
14 | 275 | 20845 | 75.8 | 41 |
15 | 293 | 22210 | 75.8 | 39 |
16 | 175 | 16055 | 91.7 | 35 |
17 | 133 | 12948 | 97.4 | 36 |
18 | 175 | 29713 | 169.8 | 31 |
19 | 154 | 11697 | 76.0 | 37 |
20 | 201 | 13876 | 69.0 | 30 |
21 | 171 | 11618 | 67.9 | 29 |
22 | 148 | 16012 | 108.2 | 37 |
23 | 170 | 26172 | 154.0 | 60 |
1日 | 3300 | 309738 | 93.9 | 39 |
しこる(6), 監視国家(3), にわか雨(3), 流星群(5), ネーチャン(3), 24歳(3), 問い合わせろ(3), 5週(5), 成人病(5), 縞パン(3), グソ(4), generator(17), free(17), 喪女(12), 200万(13), 未婚(22), コロナ禍(13), ルッキズム(14), お盆(10), ハーレム(7), 非モテ(36), 自治体(20), キモオタ(18), おめでとう(19), 清潔感(9), チー(11), 香港(12), ブス(42), 舞台(16), モテ(30), 既婚(16), 牛(13), 独身(21), 嫌がらせ(12), 妊娠(19), ホームレス(11)
■妻が妊娠しました。 /20200812124404(35), ■追記:非モテのブスは、あなたの視界に入ってますか? /20200811111433(33), ■好きなタイプを教えて /20200808125151(26), ■死ぬくらいならコレやってから死ねよってやつ募集 /20200812203146(25), ■ Nintendo Switchを廃棄する公式手段がみつからない /20200811234646(23), ■中国の若者から見た香港、ウイグル、日本、台湾、政治、民主化について /20200812132510(20), ■男性向けの女の下着がダサい問題 /20200812110553(18), ■ /20200812043056(15), ■40代未婚男=呪いの装備 /20200812113533(13), ■車が法定速度を超えたら警報を鳴らすとかできないの? /20200811165912(12), ■コロナのおかげで声優虚無イベント離れ出来た話 /20200811201813(12), ■美しい駅名 /20200812091959(12), ■オカンと矢場トン食べに行った /20200812141320(8), ■音痴ってバカにされる /20200812080544(8), ■桃が2つ川を流れてもおばあさんは1人しかいない /20200812001604(8), ■anond:20200812135418 /20200812143722(7), ■暇なとき検索するワード教えて /20200812165833(7), ■二次創作でエロ書いてる人って /20200812195302(7), ■展示できるような一本グソが出てしまった話 /20200812001603(7), (タイトル不明) /20200812220457(7), ■男のアクセサリー /20200812222544(7)
今朝は寝ているときに緑茶を床に大量に溢してしまっていて、今日は布団干しは必須であった。
NHKの天気予報は夕方まで晴れ。アレクサが表示している天気予報は正午が雷。
アメッシュで確認するといつもにわか雨が降りがちな遠い山の方が雲が沸き立ち振りだしている。雲の流れはこちらに来る可能性もなくはないが遠い。平野部を通るうち萎み未到達に終わるはず。
NHK天気を信じ全て干したまま外出。
映画が終わり外に出ると、来たときは快晴で眩しかった日差しが今は薄暗く、地面にはうっすら濡れた跡が。
賭けに負けた…ッ!今夜布団に寝られるのか…?布団巻きジローに行くことになる?凄い出費だ…と暗い気持ちに駈られつつもアメッシュを二時間巻き戻してみてみるとなんと、家の周りだけ雨雲は華麗に避けて流れているではないか…!
急いで帰る帰り道、家の方角は暗雲立ち込めて稲光がビカビカ紫に迸っている。
アメッシュのレーダーは相変わらず何故そこだけ避けるのか家の辺りは降っていない。アメッシュを信じている。しかしタイムラグはある。
はらはらしつつ家に戻り強まる風に布団がふっ飛んでいないことに安堵しつつ急いで布団と洗濯物を取り込んだ。
安心すると現金なもので雷を見たくなる。ゴロゴロ音はし、辺りは薄暗い。
からからに乾いた喉を麦茶で潤しながら何度となくレーダーを見る窓の外を見るが一向に降らない。
降りそうで、降らない…
帰宅してからかれこれ一時間半、雷はゴロゴロ聞こえるが未だ降らず。
15時になってしまった。
とある場末の喫茶店。分煙化の潮流が激しくなる中、そこは地元の喫煙家にとって未だ憩いの場であり続けた。
しかし、にわか雨に嫌われた市長が、その店に緊急避難したことで事態は急変する。コーヒーよりもケムリが優先された空間に市長は眉をひそめた。嫌煙家ほどタバコに暗い情念を抱いてはいない。それでも健全であろうとする身の上が、「何か言っておかなければ」という衝動へ駆り立てた。
そんな市長に対し、店内の空気は冷ややかであった。その店を利用している客たちは普段“わきまえている”者が多く、それぞれ喫煙について一家言ありつつも享受している集まりだ。対して、市長の意見はあまりにも周回遅れだった。ウンザリした客たちは、この場において自分たちの喫煙が正当な権利であると主張することにした。それに加えて、市長の展開する議論が如何に古くさく、偏狭に満ちているかも指摘したのである。
論理武装を整えている数名と、杓子定規な竹輪しか持っていない市長。どちらが煙に巻かれるかは火を見るよりも明らかだった。タバコ一本が吸殻になる間もなく、市長は逃げるように店から出て行った。こうして店内は以前の雰囲気を取り戻したが、所詮これがピュロスの勝利でしかないことを彼らは分かっていた。
それからしばらくして、この町に「禁煙法」が制定された。つまりタバコの全面禁止である。何とも極端な政策だと思うかもしれないが、市長のやることとしては日常茶飯事の範疇である。市長は善良で行動力のある為政者で有名だが、同時に無能で単純な政治屋としても有名だ。
地元の風土も考えず風力発電所を作ったり、「足が不自由な人を抑圧する」として公共での二足歩行を禁じたこともある。そんな市長を椅子に座らせ続けているのは自分たちなのだから、この程度で驚くようでは市民は務まらない(言い訳させてもらうなら、候補の中でこの人が一番マシだったんだよ)。
それに今回の場合、一般人たちの反応は概ね好意的といえた。なにせ自分たちの世代はタバコの有害性について耳たこレベルで教え込まれている。公共での分煙化も推し進められている真っ只中だったので、喫煙というものに社会的な有意性も、政治的な優位性もないと考えるのは自然の摂理といえた。市長のやることを訝しげに思いつつも、ほとんどの人はとりあえず賛成派だった。
一部、ヘビースモーカー達による署名活動やデモ等が小規模に行われることはあったが、せいぜいその程度。かの喫茶店の客たちも、この状況を心静かに受け入れていた。
禁煙法ができてから数週間ほど経つと、なんとも不思議なことが起きていた。タバコを禁止しているにも関らず、なぜか喫煙者は以前よりも増えてしまったのである。理由は色々とあるが、ひとつはタバコの定義について詰めが甘かったのが大きい。
そもそもタバコは植物であり、それを原材料にしたもの全般がタバコといえるのだが、市長はこの辺りの知識が乏しく、一般的に普及している紙巻きだけを禁止したのである。実際は多種多様であり。蚊取り線香のように炊くものや、ガムのように口の中に含む物などがあった。中には舐めたり、吹いたりするものもあるのだが、市長はそのことを知らなかった。
厄介なのは、そのほとんどが普及していた紙巻きタイプより“重い”という点だった。紙巻きタバコの代替として使用し始めた喫煙者たちが、より深刻な依存症を患ってしまったのである。
それから何とか定義し直しても、今度は企業とのイタチごっこが待っていた。再定義されても、その度に企業はわずかな隙間を抜けて新たな“タバコのようなもの”を作り出す。特に煙屋が発明した「臭そうで臭くない少し臭い草」は革新的だった。どうすればこれを禁止に出来るかは、今なお思考実験として人気である。
そして取り締まりの問題もあった。何度も再定義するせいで現場の役員は対応しきれず、時に無用なトラブルに発展することもあった。結局、後手に回り続けるしかなかった市長は痺れを切らし、企業そのものに圧力をかけることで流れを止めたのである。
しかし、この選択は逆効果だった。既に喫煙行為は有名無実化している状態であり、市場に出回らないのなら個々人で賄おうとする動きが活性化したのだ。“タバコっぽいもの”を密かに楽しむ人が増え、時にはそれを売り叩こうとする者までいた。栽培そのものは禁じられていなかったため、取締りが後手に回りやすかったのも大きい。
「第一次タバコ自作ブーム」の到来である。このブームを最も苦々しく思う者たちがいた。政府に圧力をかけられたタバコ企業と、それに属する元組合たちだ。タバコの販売ルートは組合で決まりが存在していたのだが、禁煙法でそれが丸ごとなくなってしまった。それをいいことに私腹を肥やす人間が跋扈しているのだから、元組合の者たちは不満を募らせる。
そこで彼らは一念発起し、対抗すべく新たな組合を結成した。「サクリムケ組合」はこうして誕生したのである。組合は市場に出回る粗悪品を排除し、よく出来たタバコを作っていた者はスカウトして組織を大きくしていった。
当然、サクリムケ組合の統制を快く思わない者も多かった。そういった者達で立ち上げられたのが、悪名高き「シューリンガン互助会」である。こちらは烏合の衆の過激派であり黒い噂が絶えない。サクリムケ組合とはしばしば小競り合いが発生しており、そこに役員が介入した日には収拾がつかないことも珍しくなかった。
この頃になると、非喫煙者の間でも「禁煙法は失敗だったのでは?」という意見が蔓延し始めていた。撤廃されるのは時間の問題といえた。いま思うと、あの喫茶店の客たちが妙に冷静だったのは、いずれこうなることを予期していたからなのだろう。
そして某日、いよいよその時はやってきた。サクリムケ組合とシューリンガン互助会による大規模な抗争である。嫌煙家に「副流煙と中年ヘビースモーカーの方がマシ」とまで言わしめた激しい争いだった。禁煙法によって生まれた組織を解体させるには、禁煙法を失くすしかなかった。
これが禁煙法による大まかな歴史だ。喫煙問題が取り沙汰される度に、この出来事を挙げる人間は多い。その対象が如何に有害であっても、権利そのものを奪えば支障が発生する。その典型的な事例である、と。
だが、この出来事には裏事情がある。禁煙法を撤廃する代わりに、タバコの税率が大幅に上げられたのだ。そして、これは政府にとって予定調和だった。というより、タバコの税率を上げることこそ本命だったらしい。市長は人々の健康を願って「禁煙法」を提案していたが、政府の思惑はもっと別のところにあった。
税金を何とか工面したい、市民にもっと納めて欲しい状況。だが、税金には大義名分が必要だ。喜んで負担するとまではいかずとも、「仕方ない」と思える程度の理由がいる。かといって、あまり踏み込んだ話をすると国民は警戒してしまう。注意を逸らしつつ、実際に論じるべき問題から遠ざける必要があった。その条件を満たすのに、タバコは丁度よかったのである。
だからといって皆にスパスパ吸われても、それはそれで困る。不健康になって医療費が嵩んでしまっては本末転倒だからだ。タバコによって不健康な人間を増やさず、その上でタバコで儲ける。このパラドックスを成立させるには、タバコに対する問題意識を国民にしっかりと持ってもらう必要があった。義務教育でしつこく教わるのも、分煙化の潮流もその一環だろう。
それらを踏まえると、「禁煙法」なんていう突拍子もない政策が通ったのも納得がいく。本当の目的は、喫煙に関する問題意識の植え付けと、税金徴収の大義名分を手に入れるための物語作りにあったのである。喫茶店の客は、後にそう語っていた。
5日目
ほんとにひと玉でよかと?
「リラックスできる」と「グッスリ眠れる」の間にはまだ少し超えなければいけない壁がある様で、4泊目の夜の睡眠は途切れ途切れだった。
携行している睡眠導入剤を使えばよく眠れるのだろうが、あまり連用はしたくない。
7時頃には完全に目が覚めてしまったので、洗濯をすることにした。
旅行では日を重ねるごとに使用済みの下着や2回袖を通す服などが増えてくるし、なんとなく薄汚れてくる気がするので、気軽に洗濯ができるのは本当に有難い。
うっかり肌着も全て洗濯機に突っ込んでしまったが、素肌にシャツでも問題ないだろう、本来シャツとはそう着るように作られているものだ。
一先ず最寄り駅前のモスバーガーで朝食をとった後、宿に戻って身支度を整える。
朝のワイドショーによると、今日の福岡は時よりにわか雨が降るらしい。
折り畳み傘を持って宿を出た。
宿から天神の駅を経由し、博多まで歩くことにすると、行きすがら美術館を発見した。
常設展は200円なので入ってみることにした。
タイの芸術家、キエン・イムスィリ作「音楽のリズム」など、普段触れることの少ない東・東南アジアの近現代美術は興味深い。
広島も瀬戸内の海洋交通の要衝ではあったのだが、福岡の場合は港が東シナ海に面しており、南に降れば上海・台湾・フィリピン、西を見れば壱岐対馬を挟んで韓国が目と鼻の先。
そういえば博多の街では他の国の人より有意に多くの韓国人をよく見る。
美術館を出て博多の駅に着き、太宰府までの経路をチェックする。
行きすがら途中下車して、名物の博多うどんで腹ごしらえをする事にした。
竹下の駅を下車してやや歩くと、博多うどんの名店と紹介される「春月庵」が見えてきた。
河川敷脇の道路沿いに建つ店舗は外から見るとポツンとしているが、中に入ると30席ほどありそうな店内は満席に近い状態、みな賑やかにうどんを啜っていた。
と、「うどんのお代わりは自由です。ひと玉でよろしいですか?」と店員さんが念を押してくる。
いや、おむすびも食うんで、ひと玉で充分ですよ。
やがてそのおむすびに続いて、顔どころか頭蓋骨が丸ごと隠れそうな大椀に浮かんだ浮かんだうどんがやって来た。
食べてみた博多うどんは、麺の食感に特徴があり、程よいコシと柔らかな食感。強いコシと弾力が信条の讃岐うどんとは別モノだ。
ゴボ天も肉厚に切られているのに柔らかい。
優しい美味しさで、讃岐うどんばかり溢れる東京にもこのうどんがあれば良いのにと思える味だった。
と、啜っていると、さっきとは別の店員さんが勘定伝票をめくって
「ご注文揃いました?うどんはひと玉で大丈夫ですか?」と再び念を押してくる。
でも聞いてくる理由はすぐ分かった。
耳を疑うような注文内容が何度も聞こえてくるのだ。
そう言えば広島ではスリムな人が多かったが、博多の街ではふくよかな人やがっしりした人をよく見みた。
福岡の人は本当によく食う。
こんだけ食えば、そりゃ大きくもなる筈だよ。
こんなことは散々言われ尽くされているだろう議論だし、今さらおれが言うことではないのかもしれないが身近なところでこの異常性を感じたので記録しておく。
富士山という山の異常性については、ずいぶん前から認識はしていた。
登山に親しくない人々にとって富士山は登山の対象ではなく、「富士山」というコンテンツである。と
富士山には極端な例で言えば、Tシャツジーパンスニーカー雨具も持たない連中が登る。
これは十分に整備された登山道と十分な山小屋のある富士山だからこそまかり通る狂気だ。
またTシャツジーパンスニーカー野郎は論外としても、富士山のために装備を1から揃えて行く大部分の「富士山に登りたいだけ」の山に縁のない人々にも個人的には悲しさを感じる。
その登山道具は、登山のためではなく「富士山に登るセット」なのだ。
そして富士山に登ったら最後「もう2度と山には登らない!」と言い放ち(まるで登山全てがそうであるかのように!)、その高価な装備は使われることは2度とない。
初めて登る山が富士山でなければ…。
山の素晴らしさを知っている人間からすると、そう思わずにはいられないのだ。
しかしまぁ幸いにもしっかりとした登山コミュニティに身を置いてきた増田の身近にはそんな人はいなかったので、富士山はそういうもんだ、そういう人はコンテンツを楽しんでんだからいいんだよ、と割り切っていた。
とまぁ前振りはここまでだ。
そんな考えを持っていた増田に3ヶ月前に彼女ができた。とても笑顔の可愛い愛すべき女性である。
彼女について説明しておくと、全く運動しない、増田が筋トレ、ランニングに誘うも一緒にやったことは一度もない、そもそもスクワットとか腕立てをやらせてみても1回もできない、お腹周りもぷよぷよといった具合だ。
(こんなこと本人には絶対言えない)
また登山道具一式も先週買ってきたので、富士山に行く前にどこか山に行って靴を慣らそう、せめて平地でいいから慣らそうと言っても全て断られた。
そのくせ、たちが悪いのは「20代のうちに富士山に登ることが夢だった」とか言い出したことだ。(彼女は29歳)
((はぁ!?夢だったならそれに備えた準備するんじゃねぇの?夢なのにぶっつけ本番?それ東大入るのが夢とか言って勉強しないで受験するやつだからね!!))←心の声
止めた。すぐ止めた。そりゃ止めた。
でも夢だから行くと。
増田も6月の頭、山開き前の富士山に行ってきたが相当にしんどかった。普段山に行っている増田でさえも辛いのだ。彼女に登れるわけがない。
まさか身内に嫌悪すべきコンテンツとして富士山を登る奴が現れるとは!!
困惑した。
今5合目にいる。7/9 21:53現在だ。
リアルタイムだ。
一緒に行った連中もみな初心者で、唯一の経験者も富士山しか登ったことがない。
ギリギリまで注意喚起をして、ヤマテンで天気を調べてあげた。幸いにも晴れ予報である。
ただ局地的ににわか雨が降ってるらしいので気をつけるようLINEをした。
ここまで彼女のことはボロクソ書いたが心から愛しており不安で仕方がない。
しかも今5合目にいて、御来光をみるだとか言っている。
お前、何時に出発すればいいんか分かってんのか!?
おれはてっきり今日は8合目あたりの山小屋にいるんだと思ってたぞ!!
そんな怒りと不安をぶつける先がなかったのでここに書き殴りました。
彼女が無事下山してくれることを祈りつつも、彼女は下山後こう言うに違いない。
「もう2度と山には登らない!」と。