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はてなキーワード: どですかでんとは

2022-04-09

例のイラストの、照明の話

黒澤明は、羅生門撮影では、鏡を使った本来存在しない強烈な光を役者の顔に当て、緊張感を演出した。

用心棒では、望遠レンズ撮影のために、鬘から煙が出るほどの強いピン照明を当てた。

どですかでんでは、地面に落ちる影を黒スプレーで塗った。

夢では、川の中の水草を映すために、太陽光の反射を遮るシートを川全体に被せて撮影した。

これらは全て「リアルでは有り得ない光源・照明処理」の話である


ブコメは、あまりにも「ぼくのかんがえたさいきょうのしょうめいりろん」に溢れていて泣けてくる。

件のイラストについては、白すぎて変だと思うのはよくわかる。

しかし「逆光ながら、キーライトを落として額と鼻頬の立体感を浮かび上がらせる」という当たり前のテクニック自体否定するのは、あまりに愚かだ。

「作者が目的を持って」与えた光だからだ。

演出意図があるのだ。

「そんな光源は存在しない」という意味不明すぎるコメントには爆笑した。馬鹿か?

存在してるんだよ、作者がイラストに描いてるんだから


トリュフォー映画で、映画に愛をこめて アメリカの夜 という作品がある。

撮影現場舞台にした映画だ。

アメリカの夜とは昔の映画技法で、昼間の映像に青などのフィルターをかけ、夜のように見せるという「非常に不自然な」手法のことだ。

まり映画とは、撮影とは嘘の塊で、みんなそれをわかった上で愛しているよ」という粋なタイトルだ。

逆に、浅はかで無粋なことを言いたがる人種に限って、ろくに知識もないことへの皮肉でもある。

この映画では、「小型ライトが仕込まれ蝋燭」というアイテムが登場する。

蝋燭ときの光源では照明にならないので、無理やり電灯で顔を照らす」ための小道具だ。

素人が考える「自然な照明」がいかにアホらしい妄想か、よくわかるだろう。


上記のように、映画撮影ですら「不自然な」照明など当たり前なのだ

彼らは映画を見るたびにあり得ない光源に文句を言っているのだろうか。

(思いつきで知ったかぶりをしているだけだから、無論そんなことができる筈もないのだが)

クリエイティブに関わった経験のある人間なら、ああい馬鹿コメントはしないものだ。

批判するにしてもせいぜいが、「やりたい演出はわかるけど、下手だね」という観点からである

クリエイティブ経験がなくとも最低限の知識さえあれば、「クリエイティブとは不自然の塊であることな常識のはずだ。

まともな表現活動をした事がない人間脳内理論を有り難がる、それがはてなブックマークリテラシー

anond:20220408213910

2014-03-09

Wikipedia死ね

私はWiMAXネットを利用している。

その私がWikipediaの記事を編集しようとすると、こんな事が書かれたページに出くわす。

このご使用のユーザー名またはIPアドレス投稿ブロック方針に従い、MaximusM4 によって投稿ブロックされています。具体的な理由は次の通りです。

UQコミュニケーションズ無線接続都道府県不明)、利用者:どですかでんまたは模倣者使用帯域

よって編集できない。

ログインしたら編集出来るのかな?(MaximusM4?どですかでん?誰だ…?)」

そう思った私は、Wikipediaアカウント作成を試みた。

しかしこんな事が書かれたページに出くわす。

アカウント作成できません

この IP アドレス (106.188.***.***) を含む、IP アドレス範囲 106.188.0.0/16 からアカウント作成は、MaximusM4 によってブロックされています

MaximusM4 が示した理由: UQコミュニケーションズ無線接続都道府県不明)、利用者:どですかでんまたは模倣者使用帯域

よって作成できない。

死ね!MaximusM4死ね無茶苦茶規制してんじゃねえよ死ね!」

「それとどですかでん!多分お前の巻き添えだろうが!ついでに死ね!」

最後Wikipedia!こんな方法しか荒らし避け出来ないテメェ自体が一番死ね!」

そう思った私は、どうでもよくなって諦めた。

2013-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20130512135740

チンパンジーは一人のメスにオスが群がるんだぜ。優秀なメスなら自分の子をうまく育ててくれるだろうって。メスとしてもいろんなオスとやった方が優秀な子を残せるからっていろんなオスと交尾する。結果、できた子を育てる。女1男10で同時に10の子を育てるわけではないが、状況としては、セックスの段階ではありえるんだ。

どですかでんって映画でも似たような状況があったな。

2007-10-03

戦争前の国特有の

ピリピリとした空気の中だった。関西のとある都市に若き家電メーカー営業マンが降り立った。

彼は某社神戸営業所に赴任するなり1ヶ月で1000円の売り上げを記録。「半年でもう伝説やった」と当時を知るものは言う。当時、大学卒の初任給が50円ほどの時代であったから、ものすごい。

彼の武器は1つだけ。新人とは思えない、有無をいわせぬ威圧感だったという。そして顧客に向けその威力を存分に発揮した後、必ず発せられる決めぜりふがあった。そのセリフを聞かされるときには、すでに彼の精神圧迫に巻き込まれているわけだから、言葉自体に力があったわけではない。しかし、関西の営業マンの間では、戦後のある時期までその決めぜりふがまるで護符のように受け継がれてきた。つまり、かの有名な

「どうです家電?」

がそれである。

もちろん、“伝説の営業マン”とは若き日のクロサワであることは言うまでもない。「クロサワが残っとったら、関西戦後復興は5年早く進んでいたやろうなぁ」そう関西業界元老たちが目を細め昔語りをするのも、うなずける話である。

どですかでん

2007-04-04

http://anond.hatelabo.jp/20070404120620

何で突然ごくまれな例外をもちだして、全てにあてはまるかのような話をしてるの?

メディアによる伝達劣化を許せないのなら、著作権者が許せる手段でだけ限定して提供すれば良いんだよ。

黒澤明だってカラーフィルム撮影を拒んでたじゃないか。(「どですかでん」以降は納得したみたいだけど。ちなみにこのたとえ話は、フィルムの色が上映時に時間とともに変化する=小説における表紙デザイン、改行の位置、文字の大きさなどが読者に変えられて読まれるってことだよ)

ほぼ日刊イトイ新聞みたいにRSSとかpermalinkを提供しない自由は有るよ。

 
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