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2016-08-10

社会現象もっと必要だよ

ふとテレビをつけてみるとオリンピック水泳をやっている。

深い興味はないながらも、やはり同じ日本人活躍しているのは嬉しいものだ。

加えて、松岡修造の暑苦しいともいえる応援が画面を盛り立てる。

インターネットができて、我々は多種多様情報を「取りに行ける」ようになった。

ネットさらに発展し、最近では私が好きなものを「教えてくれる」ようにもなった。

私の冷蔵庫の中のペットボトルお茶がなくなるタイミングも知っているし、

トイレットペーパーが切れるタイミングも分かっている。

少年時代を思い返してみる。

教室の中では昨日の夜に放送された「とんねるずのみなさんのおかげです」がどれだけ

しかたかを談義し、また週刊少年ジャンプを裏ルートで発売日よりも先に手に入れる事に

大きな価値があった。

オリンピックの話に戻る。

私は水泳日本代表メダルを獲得する瞬間を目の当たりにした。

そしてその感動を誰かと共有したいと思った。

しかしその感動を共有できる人は周りにあまりいないのである

そもそもテレビを見ていない人もいれば、テレビは見ているがオリンピック

興味がない人も多い。(私を含め)

インターネットの切り取られた動画でその瞬間を見た人とは、残念ながら松岡修造

応援のアツさの話題では盛り上がれない。

その時私はどういう行動をとったかというとTwitterFacebookオリンピック

話題にしている人を探し、つぶやきを見たりコメントしたりするのである

それはそれでまぁ、いいのだが、どちらかというと私は普段から仲の良い

鈴木君や田中君とオリンピック話題について盛り上がりたかったのだ。

別の視点で考えてみる。

自分が50代の部下を抱える中間管理職立場だとする。

最近大きくなった息子は食事中もスマホを手放さない。彼が最近どんなことに

興味があるのかもいまいちからない。

会社では、若い部下が良くやってくれている。

たまに食事に誘うと喜んでついてきてくれるが、共通話題仕事の話くらいだ。

かろうじて彼がダイビング趣味としている事くらいは知っている。

ここまでの長い前置きで、何が言いたいのかというと

世代趣味趣向を超えた爆発的コンテンツ社会全体のコミュニケーション活性化、ひいては

生産性向上にとって必要なのではないかという事だ。

そこには、同じコンテンツを消費するというだけではなく視聴の同時性(同じ時間に見る)という事も含まれる。

同じ時間に同時に見るという形でないと、瞬発的なバイラルが生まれいからだ。

3,000万人くらいが、ほとんど同じタイミングで同じコンテンツを消費するとき

初めて日本の中で「社会現象」というラベルが張られる。

我々は幸運にもその瞬間を目の当たりにすることができた。

ポケモンGO楽しいポケモンGO

2015-05-10

単位>としての東京ドーム誕生

東京ドームかいう謎単位http://anond.hatelabo.jp/20150510091631)という記事はてブがたくさんついており、

そういえば、「<単位>としての東京ドーム誕生」とかいう謎卒論で、単位をもらって大卒肩書を得たことを思い出し、

おぼろげな記憶ながら内容を抜粋し、Q&Aの形でエントリを書いてみようと思いついた。


Q1. 単位としての○○は、東京ドームが初?

A1. 違う。東京ドームの前は、霞が関ビルディング単位として使われていた。ちなみに、1東京ドーム = 2.48 霞ヶ関ビル


Q2. いつから単位が、霞が関ビルから東京ドームになったのか?

A2. 次第にとしか言いようがないが、確認できる限りで初出なのは東京ドームオープンした1988年3月18日の翌日の読売新聞コラム

東京ドームの大きさは、 霞ヶ関ビル何杯分?』。ここでは、約2.5倍と紹介されているが、ほかにも上野動物園比較されており、

明確に読売グループが新単位を創出し定着させる意図を持っていたことが分かる。


Q3 要はメディア陰謀的な何か?

A3 結果的単位としての東京ドームは、日本国内で受け入れられている以上、ある程度、単位としてのふさわしさを持っているのは事実

しかし、日本テレビズームイン!!朝!」のテレビ番組表欄を、1985年から2001年までみると、オープン後1年経った1989年でも東京ドームについての

特集が3か月に1度程度ある。そして、1990年には『東京ドームは○○の何個分!?』という特集コーナーが設けられており、

この特集コーナーは毎年1度はあった。また、めざましテレビでも、1995年、1997~2002年に、同種の特集コーナー(おそらくめざまし調査隊)

でこれが取り上げられている。東京ドームは、阪急東宝グループとも因縁からものがあり、フジテレビ阪急東宝グループ関係が深く…

というのもあるかもしれない。もっとも、関西だと甲子園という単位が通用しているところから考えると、

単に関東テレビでは、そのころには、東京ドームという単位が定着していたのかもしれない(少なくともメディアの中では)。

また、副都心開発にのってお台場移転しようとしたフジテレビの社屋を表すのにも、東京ドームという単位が一番適切であったはずである


Q4 やっぱりそれでも東京ドーム単位として不適切。大きさが分からない

A4 1989年にすでにそれを言った芸能人がおり、石橋貴明が、『とんねるずのみなさんのおかげです』のコーナーの一部で、東京ドーム何杯分とたとえるアシスタントに、

「わからねーよ」と襲い掛かっている(youtubeに昔あったのだけれども消えた)。このように、東京ドームという謎単位は生まれて間もなくから

その単位のふさわしさを疑問視され続けてきた。もっとも、石橋発言の後、東京ドームの広さの説明が番組中に挟まれたのは言うまでもない。

いわば、東京ドームという謎単位は、常に疑問がさしはさまれるがゆえに、コンテンツとして消費され続け、<単位>としてメディアに使用され続ける側面も持つ。

 
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