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2023-09-12

来客

昨年11月適用障害を患ってから今は患った当初みたいに寝たきりになったりご飯が食べれなくなったり仕事用のパソコン過呼吸になることもなくなって、発症前の自分に近い自分に戻ってはいる。だけど鬱はいつも突然現れる。そう、今日がまさにそうだ。

仕事中に突然発症してなんか全て無理だったので仕事を早退した。

今の会社に入ってから自分適応障害であることは言っていない。たぶん、いまのとこはこれからも言うつもりはない。

鬱はまるで突然の来客みたいで私をかき乱すけど、鬱は鬱で私にメッセージを与えようとしている司令塔だ。

から奥底に隠れていた自分が目の前に現れて自分対話している気分になる。

自分と会話しているのだ。まさか自分の中に潜んでいたとはと思うけど、今は鬱がやってきてもお久~きたんだね、分かった、ゆっくりするねと話しかけてあげる。

先月の自分は来客を無視して仕事に集中しようとしたから、今回はきっと無視した分のフラストレーションがたまっていると思う。無視してごめんね。

私を守れるのは私しかいないから、自己管理には気を付けないとね。忠告を言いに来てくれてありがとう

適応障害を患って数ヶ月は脳と体が比例しない現象に苛立ちを覚えたが、今はありがたいなと思う。

私のところに現れてくれてありがとう

2023-07-12

anond:20230712163609

このエピソード見る限りまちがいなさそう

初めは遠江国金谷村の鋳物師[1]の後妻[1][2]となり、娘(於八)[1]を生む。しかし、お久美人であることから代官が横恋慕し、夫を闇討ちにするという事件が発生する。お久は3歳になる於八を連れて、謀殺された夫の仇を討ってもらおうと、鷹狩に来ていた家康の一行の前に飛び出して直訴して代官処罰されることになった。その後、家康お久浜松城に召し出て奥に入れた。

2023-06-02

anond:20230602075405

とてもおもしろいがあまりタイトル通りではなかろうか。

お久「おはなしにはツイスト必要よ!」

anond:20230601135211

本所達磨横町に住む、左官の長兵衛。

はいいが吉原に嵌り、仕事もろくにしないので家計は火の車。

吉原借金が五十両にもなり、年も越せないありさまだ。

これではいかんと娘のお久大親方に相談すると、思わぬ答え。

「あそこまでの色狂いは尋常のものじゃない。病気から一度医者に診てもらうと良い。」

そこで紹介されたのが男衆の間で評判の夜鷹照経という医者で、お久が頼むと長兵衛の長屋に問診に来てくれた。

「なるほどこれは確かに治療必要だ。ちょいと荒療治になるが、父親の情けない姿を見せるのも忍びない。お久さんはこの桶にぬるま湯を入れてくれたら、半刻ばかり余所に出ておいておくれ。」

お久が言われたとおり桶に湯を入れると、医者は薬を取り出し湯に溶かしはじめ、お湯はみるみるうちにどろどろとオクラナメコの汁のようになった。

「さあお嬢さん、ここから先は医者領分だ。なに心配は要らぬから出て行っておくれ」

そういうわけで、お久が半刻ほど街をぶらついて長屋に帰ると、ちょうど医者が帰り支度をしているところだった。

見れば長兵衛は憑き物が落ちたようにスッキリした顔をしている。

医者が帰ったあと、お久父親に聞いてみた。

「お父さん、体は良くなったかい?」

「あぁ、あれは大した手管だ。今度から吉原ではなくあの先生にお願いするよ」

お後がよろしいようで。

2023-04-23

既婚者によるホストクラブ体験レポート 続編(長文)

半年前、結婚後初めてホストクラブに行き、2度と行くかと思ったのにまた行ってしまった。記憶の整理のために書き残す。

※前回の増田anond:20221109192213)を読まなくても分かるように書いたが読んだ方がより楽しめると思う。なお、話自体は前回の方が起伏があり、今回の話はさほど面白くない。

TL;DR

【あらすじ】約半年前、YouTubeでガワが超タイプホストを見つけ会いに行った。ホストクラブ自体は楽しめたが指名したホストはかなり押しが強く逆に萎え、閉店後のデートキスされて気持ち悪かった。LINEブロックして2度とホストクラブに行くまいと誓ったが、わりとあっさり誓いを破り今に至る。

【忙しい人のために】支払い総額は店頭約26万+配信時の投げ銭12万円。お店では、「前回酔いすぎて色々やらかしてごめんね」と謝ってもらい気が済んだ。高額の酒を入れてシャンパンコール(=マイクパフォーマンス)をしてもらい、まあまあ楽しい時間を過ごした。担当(=指名しているホスト)は今回は酔いが浅くそこそこ紳士的な態度で、閉店とともにタクシーに乗せられて宿に戻った。全体的にあっさりした接客でほっとした。

スペック結婚10年目、子なしだが夫と仲は良い、アラフォー普通体型、不美人田舎在住、オンラインその他で小銭を稼いでいる。性欲はあまりないがときめき欲? はある。

【本文】ある日東京へ用事を済ませた後、ホストクラブへ行った。二回目の来店だが、担当との連絡自体は数ヶ月前から取り合っている。

前回の来店では、担当からのボディータッチが多く逆に萎え、アフター(=閉店後のデート)で色々と罵られ、別れた後すぐLINEブロックした。しかし来店翌日に帰ったためか非現実的な気分を引きずり、空腹なのに胸がいっぱいで何も食べられず、体重が減るなどの影響があった(もう戻った)。

前回の来店から約1か月後、もしかしたら連絡が来たりするのだろうかと思ってついLINEブロックを解除したら、暫くして「今年指名してくれてありがとう、次東京来たら一緒に(店で)飲もう」とLINEが来たので「はいぜひ反省会しましょう」と返信し、そこからやりとりをするようになった。頻度は、1日数往復の時もあれば3日くらい空けることもある。

そのうち担当集客等のため、SNS投稿ライブ配信をするようになった。投げ銭もできるので、折を見て何度か投げた。初めて5桁の投げ銭をした時は緊張したし、担当から感謝LINEが来たりしたが、それが何度かあるとお互い慣れてきて担当から感謝LINEも来たり来なかったりした。初めは腹が立ったが、だんだん「そんなものか」「じゃあ店行く時にお金使ったほうがいいな」と店に行く日を決めてからはあまり投げなくなった。

高額の投げ銭をした時は自分気持ちに折り合いをつけるためLINEで「ボイスメッセージをください」とか「実は先日誕生日だったのでお祝いメッセージ動画をください」などといった要望を伝えて叶えて貰った。手数料込みで合計12万の投げ銭をしたが後悔はない。

そのようにして約半年過ごした後、東京での用事を済ませ漸く来店した。今回はいわゆるシャンパンコールをしたかったので、軍資金として独身時代貯金から30万円用意した。担当ヘルプ(=担当以外に席についてくれるホスト)に思い出してもらいやすいよう、前回とだいたい似たような格好で店に足を踏み入れた。久しぶりすぎたためか、初めて行った時以上に緊張し、ずっと震えが止まらなかった。

自分担当ホットウーロン茶ヘルプ発泡酒を注文、それから配信で知った別のホストを場内指名(=その日に優先的に席についてもらうこと。4000円くらいかかる)する。注文内容を確認されているところに担当が「久しぶり!」と登場。思わず立ち上がって「[担当]さん、本当にお久しゅう……」などとキモいセリフを発しお辞儀すると担当は笑って、2人で席についた。相変わらず距離は近く、膝の先を触れ合わせてきて少しドキドキするが、2回目だからか前回のように脳内麻薬が過剰分泌されるような感覚はない。「ねえ痩せた?」「えっどうかな、変わらないかも」「そう? 俺太ったわ〜スーツベストやばい」みたいな会話から入り、そのまま担当本日スーツの話になる。当日の夕方に「SNS投稿していたあのスーツを着てきてほしい」という要望を予め伝えていた。

注文した飲み物が来て、若手ヘルプを交えて乾杯する。持ち込んだ地元お土産と、花粉症で喉がやられていると言っていたので予め買っておいた龍角散ダイレクトタブレット)を渡す。担当は「ありがとう〜」と早速龍角散ダイレクト開封し、「ねえこコンドームみたいじゃね?」といきなり下ネタを発していた。

場内指名したホストも「初めまして!」とやって来る。彼の配信でもコメントしていたので、「実は私、[ハンドルネーム]です……」「えっ!? あの伝説!? [インドア趣味]が好きって言ってましたよね!」「で、伝説!? 私何か悪いことしまたか!?」といった会話で盛り上がる。店はまだ空いていたが、担当は「お土産置いて来るね」と言って一度席を外す。

ホストヘルプ周りと言って、指名客がいても他の卓のヘルプをお互いにする必要があるため、担当ヘルプ達は席を外したり戻ったりと慌しかった。担当がずっと席にいたほうが顧客満足度は上がりそうだが、担当への愚痴など担当には言えない情報の共有、担当から言うと角の立つ煽り(=より高額の酒を入れるよう促すこと)、常連客だと話す内容がなくなってくるなどの対策なのだと思われる。

若手ヘルプも何回か入れ替わったが、前回もついたヘルプからは、「前は日本酒飲んでましたよね」「半年前なのによく覚えてますね」「日本酒まり出ないからね」といった話をした。ヘルプや場内指名ホストが入れ替わるように席を外したり戻ったりする間、幹部(=売れっ子ホスト)も少し席に着く。幹部は若手より話し方がフランクなのだが、距離感の取り方がうまく初めから仲が良い友達のような感覚になり、さすが売れっ子だなと思った。「前回は[担当]さんがすごく酔っちゃって……でも、絶対ノンアルは飲まれなかったんですよ」「あ〜男ってほんとバカからね! 酒強い方がかっこいいみたいな価値観なんだよね〜」云々……会話自体特筆すべきことはないが、豪華な内装、美麗な顔をしたホストたち、ハイブランドスーツ私服、彼らの香水のいい匂い……等々に囲まれていることで、なんだかとても特別時間を過ごしているような錯覚に陥る。ヘルプや場内指名ホストは「服が素敵ですね」「落ち着いてて品がありますね」「ホットウーロン茶飲んでるのカッコいいですね」等々、座って息をしているだけなのに褒めを浴びせてくるので自己肯定感が上がる。

担当には予めLINEで話していたのだが、『担当のマイソムリエナイフを使っているところが見たい』『担当本人にコールしてほしい(※通常シャンパンコール担当でないホストがする)』ため、シャンパンではなくワインコールをしたいと言うと、ワインまり出ないから値段確認してもらうね、とのこと。予算は全部で20万だけど多少超えても大丈夫、と伝えた。

ヘルプ達が席を外したので前回の反省会をする。前回は終わり頃に日本酒を入れたが、「あれは俺のエゴだったよね、すごく酔っ払ったし」「そうそうアフターで何度も罵られましたしね」「www 罵ったってヤバいwww」「ウザいって10回は言われましたよ」「笑うwww ……その節は大変申し訳ございませんでした」というような会話をして担当に深々と頭を下げられた。この時に、LINEをしばらくブロックしていた時期があったことや、前回担当自分のグラスに入った酒を私の空いたグラスに注いだことなども話す。担当はそうだったんだねごめんねと素直に謝ってくる。前回の禍根をだいたい吐き出してすっきりし、気が済む。店に来ていない期間に担当名刺を2回更新したので2枚の名刺を貰う。

ワインの値段確認にやたらと時間がかかり、仕方ないので発泡酒を何度か、あとは自分チェイサーがわりのジャスミン茶を注文。「まだ[私の名前ちゃんお茶しか飲んでないよね」「炭酸が苦手だからハイとかあまり飲みたくなくて……」みたいな会話をしたり、あとは地元方言の話だとか、店の他のホストYouTubeチャンネルを見てるかという話など、他愛もない話をして時間を過ごす。なかなか酒の値段が確認できず、「時間かかるなら(値段のはっきりしている)シャンパンにしようか?」と提案すると「いや大丈夫だって俺がワイン開けてるところ見たいから注文してくれたんでしょ? 待たせてごめんね」と言われる。こういうやりとりは地味に嬉しい。田舎暮らしで会話に飢えてるせいかもしれない。

内勤に呼ばれた担当がまた席を外すと、目の覚めるような美丈夫な若手ホストと場内指名ホストが入れ替わりで席に着いた。前回も今回もホスト達の席の入れ替わりで数分間席に1人になることが何回かあったのだが、前回はヘルプは1人だけだったので、会計が高額になると待遇がよくなるのかなと思った。さっき少し席に着いた幹部がやってきて話に加わり、そして漸く担当ワイン2本がやってきた。『小計』と呼ばれるメニュー上の税別表記では9万円の赤ワインと4万円の白ワインだが、消費税10%とTAXという名目の法外なサービス料約40%を入れた『総計』だと2本で20万円近くする。

担当がマイソムリエナイフ白ワインを無事開栓すると「記念に持って帰りなよ」と抜いたばかりのコルクテーブルに置く。手に取って聞くといい香りがする。コルクを鞄にしまう。グラスが人数分やってきて乾杯する。グラスメーカーの話やワインの話などで盛り上がったところで担当はまた席を外してヘルプ周りへ。視界に入るところにいるので気にはなるのだが、前回と違って被り(=同じ担当指名客)ではないのと、幹部を含めたヘルプ自分の席にいるのでそれほど不満はない。が、一度こういう体験をしてしまうと、次回以降使う金額を大幅に下げるのは難しいだろうなとは思った。

別の卓でシャンパンコールが始まりヘルプ達が席を外す。席に一人で暇なのでKindleを開くがコールがあまりにうるさいので1行も読めない。締めの音頭らしきものが流れて少しの間店内が無音になり、通常のBGMに戻ったところで席を外したヘルプ達や担当が戻ってくる。担当の手にはマイクが握られており、次は自分の席の番みたいだった(コールは入れたお酒金額順に行われる)。

BGMが切り替わり、担当入場曲的なBGM流れる自分リクエスト担当コールをお願いしているので、担当は私の隣に座ったまま乾杯音頭マイクパフォーマンスをする。ホスト達が10人くらい集まってきて合いの手を入れる。ヘルプ担当iPhoneで私と担当の様子を撮影している。幹部コールを続ける担当の隣に座り、白ワインが入ったグラスを私に手渡してきて乾杯し、そのまま一緒に白ワインを飲み干す。

マイクが渡されて当たり障りのない一言を述べると、担当マイクの番になる。「姫様、(オフラインでは)明けましておめでとうございまーす!」という挨拶に続いて感謝言葉を述べた後に「姫様、先日誕生日だと言ってましたので、ささやかながらご用意させていただきました」と述べて席に集まったホスト達に目線を交わすと、ホストの1人から美容ブランド紙袋を渡される。ホストからおめでとうと祝福を受け、締めの音頭に入ってシャンパンコールが終了する。

コール終了後、赤ワイン開封してもらい、そのコルクも鞄にしまう。この時点で23時をとうに過ぎていて終電で帰るのは絶望であるプレゼント紙袋の中には(相対的に)大きな包みと小さな包みが入っていて、小さな包みの方を開けるとマニキュアが入っていた。「これはノベルティーで貰ったやつなんだけど、使わないからあげる。本命はこっち(大きい方)ね!」「ではお宿に帰ったら開けますね」といった会話をする。また別の席でシャンパンコールがかかりヘルプ担当幹部が行ったり戻ったりを繰り返したり、「[ホスト名]の素敵なお姫様より[超高額の酒名]頂きました〜!」という放送が何度か入ったりする。ホスト本人の希望などで高額の酒が入ってもシャンパンコールをしない場合があるらしい。すさまじい世界だ。

この時間帯なのに店はほぼ満席で、担当ヘルプ周りで席を外している間、自席のヘルプ海外旅行海外移住英語習得の話をしたり、内勤が伝票を持ってきて会計を済ませたりした。締めて25万9千円。法外な値段だが、非現実空間いるからなのか高いという実感があまりない。半年間の配信による投げ銭金銭感覚が壊されているせいもあるかもしれない。

別の幹部がやってきて「お隣いいですか?」と言って座り(幹部なら担当でない姫の隣に座ってもいいらしい)、赤ワインを飲みつつ海外旅行海外マリンスポーツの話などをした。担当が再び戻ってきた時には赤ワインボトルは空いていて、いつの間に空いたんだっけ? と少し驚く。

担当は席に残っていた発泡酒を氷で割ったものを飲みつつ、「写真撮って!」と言って自分iPhoneを私に寄越し、空いたボトルを両手に持ってポーズを取る。私の撮影センスがないのか5回くらいリテイクを食らう。iPhoneを渡して担当写真確認する一瞬、女の人の名前通話が来ていたのが見える。「次は2人で写真撮ろうよ!」と言って担当ヘルプiPhoneを渡し、ボトルを1人1本ずつ持って身体を寄せ合い写真を撮る。自分のこめかみのあたりに担当の体温と香水のいい匂いが纏わりつく。前回のように変にべたべた触ってくることもなく、これくらいの方が適度にドキドキしつつも気楽でいいと思った。

残った発泡酒を飲みながら担当は親父ギャグのようなセリフを繰り出し、「こういう接客がよかったんでしょ?」と確認するように聞いてくる。「そう! YouTubeで見た時はそういう(友達同士のような)接客だと思ってたから、前回の時はもうゴリゴリホストっぽい接客されて、本当にびっくりしちゃって……」と、こちらも念押しのように言う。ひとしきり笑い合った後、「やっぱり目標としてはNo.1になりたい(だからもっと金出して)」「うーん、そっか、そうだよね(無理です)」という旨の話をした。半分以上担当言葉を聞き流しながら、今回はずいぶんあっさりした接客だなと考えていた。前回はまだホストクラブはほぼ未知の世界だったしな、今日接客が前回の接客だったらさぞ楽しかったろうにな、でもそうしたらほどほどの満足感を抱えて行きたい気持ちフェードアウトしていたかもしれないから、きっと初来店の接客はあれくらい激しくて正解だったのかもしれないな、現に今日私はここに来ているのだし……なら今後は? 私は何を求めてここにいるのだっけ? ……というようなことをひたすら考えていた。気がついたら蛍の光が流れていて、店内放送今日の売り上げNO.1ホスト名前が挙げられていた。アフターも誘われなさそうだし帰ろう、と思い「もう帰るね」と伝える。担当は「今日はほんとにありがとね!」と言って私の鞄とプレゼント紙袋を持ちエレベーターまでエスコートする。エレベーターに一緒に乗り、はじめ誤って上の階に行ってしまうが再び扉が閉まって下降する。驚いた顔をしていたのでどうしたのと聞くと「さっき扉開いた時になんかホストが客のおっぱい揉んでたのが見えた!」と言っていて、何というか、色んな意味で素直な人なんだなと思った。

店の外に出て担当エスコートされるままタクシーに乗る。担当は「ホテル着いたらLINEちょうだい!」と言って手を振る。タクシーは慣れたようにスムーズに出発し、担当から、お店の入ったビルから繁華街から、速やかに離れてゆく。

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宿に着いた時は深夜1時少し過ぎだった。鞄の中からコルク2つと名刺2枚を取り出してゴミ箱に捨てる。さすがに空腹だったので、頂き物のお菓子を食べつつ冷蔵庫に残っていた水を飲み、空けていなかったほうのプレゼントの包みを開封する。包みの中にはヘアミストが入っていた。そちらは捨てずにマニキュア紙袋や包装紙ごとスーツケースの中に入れる。 

担当LINEプレゼントのお礼を述べ、ランドリーに行き洗濯物を放り込む。洗濯機が稼働している間に部屋に戻ってシャワーざっと浴びる。部屋を片付けていると担当からお礼の言葉と共に今日写真シャンパンコール動画が来る。洗い終わった洗濯物を取りに行ったり浴室に干したり返事をしたりして、眠いのか眠くないのかよくわからない身体と心をベッドに沈めて無理やり寝た。

再び目覚めたのは朝の6時すぎで明らかに寝不足だったが眠れそうにもなかったので、瑣末な用事作業でひたすら時間を埋め、身体を動かし続けた。その間も担当スローテンポLINEラリーを続けていて、何とも形容しがたい充足感のような何かを抱えながら帰りの交通機関に乗った。

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今回は前回と違ってあっさりした接客だったからか心を乱されることもなく、楽しかったという思い出だけが残った。このまま担当が態度を変えず、こちらも変な見栄を張らず、同じ接客、同じ価格帯、同じ頻度で通えるのなら、飽きるまで通うのもいいかな、と考えている。なお、夫への罪悪感は悲しくなるほどない。

また店に行ったらレポートしようと思う。できればそんな日が二度と来ないことをもう一度強く願ってはいるけれど、たぶん無理だ。だからせめて自分の心が乱れないことを切実に祈っている。

2022-07-28

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お久し鯖ですわ

とうしん美濃陶芸美術館に行ってまいりましたわ

こちらでは美濃陶芸6人の人間国宝展が開催中ですの

いまは鈴木先生作品が展示されています

志野作品で有名な先生ですが、ぐい呑み大皿では別の形式で作った作品も並んでいました

ぐい呑みが好きな感じでしたわ

織部大皿でつちかった模様の技法志野大皿にも活かされている感じでしたわ

初期の大型作品は直線的でがっしりしているのに対して

最近の大型作品は曲線が含まれていて柔らかくなっていました

1934年まれなのに現在でも創作されているの凄いですわね

作成した釉薬テストピースは1万点にも及ぶそうですわ

近くの虎渓山永保寺に寄ってきました

木陰は涼しいのですが日当たりは多治見ですから油で揚がった鯖状態でしたわ

池の岸でミシシッピアカミミガメ日向ぼっこしていたのが逃げていきましたわ

あらあらあら

鯉が背中が水面に現れるところまで近づいてきましたの

ハグロトンボが舞っていますわ~

「やくならマグカップも」ロケ地巡りの看板が立っていました

どうやら実写パート声優さんたちが訪れたそうですわ

・・・永保寺はアニメパートでは出演していませんの~~~っ!!?

2022-06-25

Reiwa 1153

お久ブリザード(猛暑の夜に一陣の冷風を)。

飲酒記録です。

月 / 月間飲酒量 (ℓ)(少数点以下略) / 休肝日


2203 / 1 / 28

2204 / 1 / 26

2205 / 0 / 31

2206 / 0 / 26 (途中)


4月最後に60日近く、アルコールを口にしていない(味醂料理酒等は通常程度)。

最後の2回ほど、飲んだ翌日に体調(頭痛)がひどく、因果関係は不確かながら、「飲みたくない。」

飲んだと言っても、いつも350のビール1本だけなんだけどね。

飲まなくなると、体(肝臓?)が受け付けなくなるのかもしれない。

自宅仕事に切り替わったタイミングに合うので、体力不足なのかも。

週に1・2度、スーパーへ買い物に行っても、店内カゴに入れようという気にならない、明日の体調が気になって。

これだけ飲まないと、飲んでいた時の自分や、SNSメディア流れるアルコール風景がとても不可解に感じてきた。

サザエさんでさえも。

世の中アルコール支配されているんだなぁ、俺もそうだったのだなぁ。

コロナ禍以降、仲間と飲みに出る機会も全く無。

だんだん戻りつつある世の中、今後行ったらどうなるのだろうか、その晩は良くても、翌日の体調は。

今日は令和1153日目。

2021-10-15

王政以前

今でこそ、

いつか白馬に乗った王子様がわたしを迎えに来てくれるの、うふふ

というスタイル一般に浸透してるけど

王様という存在日本に入ってくるまで、そんな表現は無かったはずなのである

そもそも白いタイツなんて当時の技術では作れなかっただろう。

今振り返ると怪しげな春画などが現代に残っていることから

想像するに偏った性癖男子いたことが明確であり

それに呼応する腐った女子も当時にはいたはずなのである

いったいその時代の腐れた彼女達は、その理想のなかで

どういった男に迎えに来て貰いたかったのだろうか?

白馬に乗ったお殿様だと、派手なBGMでやってきて

すれ違い様にぶった斬られそうである

籠に乗ったお侍だと、桜田門あたりで斬り殺されてしまう。

牛車に乗ったお久家様だと、そのあとに悪い予感しかしない。

当時の腐れた女子はいったいどんな乗り物

やってくる何者に迎えに来てもらうのを

夢みていたのだろうか。

王子様が入ってくる前の、

海外文化が入ってくる前の

純粋日本だったころの

腐れた女子理想を見てみたい。

2021-03-13

[]

お久鯖ですわ

美濃陶磁歴史館の「現代茶陶展のあゆみ」展に行ってまいりましたわ

2020年まで13回開催され今年は新型コロナ禍で開催が延期されてしまった全国規模の茶陶展です

茶陶といえばまずお茶碗を連想しますが優秀賞に輝いたのは1回のみ

10回は水指がグランプリらしいですわ

残り2回は香合と向付でしたの

水指は創作自由度が高く取れるところが要因らしいです

でも「お前の創造性を見せてみろ(気合で何とかしろ)」というのが審査員のお言葉ですわ

個人的には2020年奨励賞の「YUME喰うモノ」がお気に入りでした

バクイメージした花入れ?ですわね

第二展示場では「元屋敷陶磁窯跡出土品展」を開催中で

破損のある廃棄品ながら様々な陶器がみて楽しめます

小杯が小さく愛らしかったですの

灯明具はとても機能的でみていて面白いですわ

スキージャンプ台状の部分に灯芯を載せて蓋に空いた大きい方の穴から出すのですわね

小さいもう一つの穴は使用中に油を注ぐためでしょうか

それではごめんあそば

2020-06-08

ANИA(アナ)観た

お久し振りに映画館に行きました

本当は違うの見る予定だったんだけど、評判があまりにもいまいちだったので急遽変更

そしたらこっちは大当たりで、かなり面白かったです

あんま言うとネタバレ面白さ半減になりそうなんで、あんまり情報仕入れない方がいいっすよ

途中からKGBおっさん渡辺謙しか見えなくなってしまった

2020-02-14

[] #83-4「キトゥンズ」

≪ 前
====

キトゥン……キトゥン……こっちに来てちょうだい」

から自分を呼んでいるような声がした。

あの声は、たぶんキンタだろう。

いや、寝ぼけいてたから気のせいかもしれない。

耳には自信があるが、キンタにしては鳴き方が少し違うようにも聞こえたし。

まあ気のせいであれ何であれ、一度でも気にすれば何度でも気になるもんだ。

俺は開けられた窓めがけて、勢いよく跳びだす。

空中で体勢を崩してヒヤりとしたが、地面につくころには俺の四つ足は下を向いていた。

久々にやってみたが、体は覚えているもんだ。

だけど次回からは、いつも通り1階の専用口を使おう。

さて、声が聴こえたのはこっちだったかな。

そちらの方角めがけて、鼻に神経を集中してみる。

すると、先ほどまでこの辺りにいたと分かるほどの確かな匂いを感じた。

どうやら気のせいじゃなかったらしい。

…………

匂いをたどりながら進んでいくが、途中から覚えのある道順だと分かり、自ずと目的地も察しがついた。

そこは俺たちネコ集会場だったんだ。

既にその場所には、見慣れた仲間達が一通り集まっていた。

「おお、来たな……ええと」

キトゥンだ」

「おお、そうか。今はキトゥンだったな」

俺が来たことに最初気づき、声をかけてきたのはモーロック

貫禄のある髭を貯えた年長者であり、この集会所のトップだ。

みんな大なり小なり、彼に有形無形の恩義がある。

もちろん、俺もその中の一匹だ。

「まだまだ元気そうだな、モーロック。片耳がないのに、俺の声もちゃんと聞こえてる」

「ほう、キトゥン。わしの長生きの秘訣を聞きたいのか?」

「え……」

「今ここで、きかせてや~ろうか~? お望みとあ~ら~ば、きかせてやろうか、きかせてやろうか、きかせてやろ~か~」

ただ、こんな感じに、隙あらば歌おうとしてくるのが玉に瑕だ。

「ほらほら、モーロック今日もそんな感じだと持たないよ」

すんでのところで歌を止めてくれたのがダージン

老いたモーロックの補佐的な役割を担い、この集会所を潤滑にまとめてくれる存在だ。

「やっほ~キトゥン」

そして今回、俺をここに呼びつけたキンタ。

メスにモテやすい如何にもな猫って感じで、あい自身もよくそれを鼻にかけている。

「よお、キンタ。久しぶりだな」

お久ブリブリ~。お変わりないようで超安心!」

……のはずなんだが、コイツこんな感じだったかな。

以前の振る舞いも気になってはいたが、今の状態もかなり独特だ。

本当にあのキンタか?

「そういうお前は、しばらく見ない間に変わったな。何というか、全体的にしなやかになったような」

「あ~、キトゥンには分かっちゃう? さすがキトゥン、さすキト~」

いや、俺じゃなくても分かるくらい滲み出てるぞ。

「実はあたくし~去勢されちゃいました~!」

「はあー……なるほど?」

とりあえず納得してみたはものの、正直いうと良く分からん

去勢されたネコは何匹か会ったことあるが、キンタみたいになった奴は初めて見た。

「なあ、ダージン去勢されたら、“あんな感じ”になるもんなのか?」

「うーん、落ち着いた気性になりやすいのは知っているけど……モーロックはどう思う?」

「猫によるとしか言えん」

次 ≫

2019-12-09

[]

お久鯖ですわ

昨日、中津川市鉱物博物館に言ってまいりましたわ

途中の山道で、灰色の大きな獣が反対車線側に立っており、

オオカミかと思ってしまいました

カモシカでしたわ

わたくしが急ブレーキで止まると、驚いて目の前を横切り

こっちの車線側の山の中へ飛び込んでいきました

両足を揃えてピョンピョン走るのですわね

鉱物博物館では南極の石の特別展を拝見しました

カナダアフリカの古い石も展示されていて「冥王代」や「太古代」の

キャプションを久しぶりにみましたわ

南極の石では新鉱物「マグネシオヘグボマイト-2N4S」に興味津々でしたの

小さいけれど拡大写真結晶は美しかったですわ

鰤なので常設展示も以前から少し変化していて、パネルが新しくなっていたり

名古屋大学柴田先生寄贈のノジュールがあることに気づきましたわ

2017-05-06

[]

皆鯖お久しさばですわ。今日は新感覚水族館NIFRELに行ってきましたわ!

鯖はたぶんいませんでしたわ!

テーマ別に生き物が集められて○○にふれるというゾーンに分けられていましたわ。ふれるはさわる訳じゃなくて感性にふれるとのことですわ。

大きくない水族館ですがおしゃれ水族館ですわ。第三のすがたにふれるゾーンガラス張りが好きでしたわ。同ゾーンチンアナゴの床材がおしゃれな半透明のやつなので中に伸びた体も丸見えでしたわ。

ちんちんあなごびろーんですわ!

2017-01-10

マスダとマスダ

猫の会談

「百万回死んだ猫がいるらしいっすね」

「へえ~、すごいな」

「あれ、リアクション薄いですね。もしかして先輩はもっと死んだんです?」

「本当にすごい猫はな、一度も死なねえもんなんだよ。仮に死んでも、そのままスッパリ終えるのがカッコイのさ」

「なるほど! さっすが先輩!」

猫の会談2

「あら~、お久ブリティッシュショートヘア

「え、誰だ?」

「つれないわね~、よく見てよ、ホラ」

「あ、先輩! でも、見ない間に随分と、その、雰囲気が……」

ちょっと盛り過ぎて、去勢されちゃった」

「はあ~、なるほど……いや、別に去勢されたからといって性格まで変える必要ないのでは?」

「それもそうだな」

猫の会談3

「それにしても、人間勝手な都合で去勢されるだなんて不憫ですね」

去勢によって防げる病気もあるけどな」

「そんなの人間側の理屈ですし、大義名分なんてエゴですよ」

「まあ、確かに人間は予防のために去勢はしなくて、病気になってから手術するよな」

「でしょう?」

「まあ、俺は盛り過ぎたか去勢されたんだけどね」

「随分と理由を強調しますね」

2016-12-14

[]雪止みの夜明

なあ!お前ら本当にやったんだな!すげえよ!俺も鼻が高いよ!

これから泉岳寺に行くんだろ?

から家に帰って酒持って戻ってくるから殿の墓前に供えてくれよ。

から取り寄せたのがあるんだ。殿も喜んでくれるはずだよ。

家老お久しぶりです、高田です。いろいろすみませんでした。これには訳があったんです。

・・・どいつもこいつも無視するんじゃねえよ!目も合わせないのかよ!

しょうがねぇだろ!抜けなきゃバラすって言われたんだよ!

俺が抜けたおかげでバレずに済んだんだぞ!

お前らなんで返事してくれないんだよ!

こっち見てくれよ奥田!そんな目で見ないでくれよ堀部!

2016-11-21

久しぶりに銭湯に行った

湯船から洗面器で湯を救うと、そばにいた女性に低い声で怒られた

あ、ダメなんですか、すみません、と謝りつつも

かなり低い声から自分より年上なんだなと理解した

と、年配の女性(おばあちゃん)が、その(自分に注意をした)女性に声をかけてきた

あぁ!こんばんはぁ!お久しぶりですぅ!ハイ、元気ですぅ!」

びっくりするほどの可愛い声で彼女挨拶した

声のトーンだけなら20年は若い

なるほど、これが女の上下関係というやつなのだな、と理解しつつ

自分はひたすら頭を洗っていた

いつ湯船につかっていいのやら、とタイミングをはかっていたらなかなか入れず、かなり長湯してしまった

コミュニティ難しい

2016-10-24

即日解雇された。続き

お久しぶりでございます

先日、会社から解雇されたという日記を書いたデザイン娘です(男です


色々とお世話になりましたので、当時の方々が見ているのかは分かりませんが近況報告でもと筆を取りました。


なんだかんだ色々と就活の方はしたのですが、現在デザインとはあまり直接的に関わる仕事はしておりません。

デザインに未練がなかったといえば嘘になるかもしれませんが、今の職場人間関係もそれなりに良好であまり時間外勤務もありませんので、

これはこれで良いのかなと思っております



前回の日記は500ブックマークを超えて、まだ会社から給与を貰っていない状況で会社側の目に触れたらと思い消してしまいました。

あそこまで人の目に触れられるとは思いませんでしたw


前回書いた日記では会社都合にしてもらうよう要請して、了承を得て、郵送にて会社都合での書面を貰える事までお伝えしました。


その後の進展ですが、そういった書面も貰えず、会社都合であれば、締め日から退職日までの給与+1月分の給与を頂けると会社側に確認を取りましたが

満額いただいておりません。


一見華やかそうに見えるデザイン担当していても、少人数だと地雷が多いと前回言ってくれた方がいましたが、

こういった待遇面や対応会社都合になると次の求職に響くぞ、と言われる等)を含め私の行った会社地雷だったのかもしれません。

解雇になったのは私の力不足等、色々あったのかもしれませんが、だとしてもその後の対応をまともに行わないのはどうかなと思うのが私の正直な感想です。


最近、某D社の事件が騒がれておりますが、この日記や前回の日記を見てくれた方でデザイン広告関係に進む予定の方は、慎重になって就業先を選んで欲しいです。

といっても入らないと分からない部分が多いので何とも言えない部分はあるのですが…


これにて私と会社との退職に関するやりとりの記事は終わりにしたいと思います

前回日記を書いたのは8月の終わりぐらいだったと思うので2ヶ月という長いようで短い期間でしたがお話を聞いてくださった皆様、ありがとうございました。



また、前回会社名前を知りたいという方が多かったのですが、実際社名を書くのはどうなのかと迷っております

事実、恨みつらみはありますが、逆に書き込みをした事で仕返しされるのも嫌ですので…

http://sirabee.com/2015/12/07/66570/

ここを見る感じ嘘八百を並べているわけでもないので、大丈夫かもしれませんが…

とりあえず、元麻布にあるパッケージを主にやっているデザイン事務所とだけ

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