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2023-06-28

anond:20230628085623

井戸が不気味」と書いてあるが、何が不気味なのか?ただの井戸なんだよね?『皿屋敷』のお菊さん井戸じゃないんだよね?『リング』の貞子の井戸でもないんだよね?

井戸があって庭が有効利用できない」ならわかる。元増田にはそういう理由も書いてあってそっちはわかる。

でも、井戸を不気味という感覚がよくわからない。

世間一般には井戸は不気味なものととらえられているのか?

2021-06-17

日本ホラー映画の演技

ホラーからってダイコンを使ってもいいという幻想は捨てろ

https://anond.hatelabo.jp/20210617085455

これは本当にそうで、「Jホラーの傑作」ということになっている『リング』や『仄暗い水の底から』ですら主役の演技が酷い。

公開当時はそれらの大根芝居が散々叩かれたものだが(当時は人気映画でもきちんと悪い部分を批判する文化がまだあった)、時間が経つにつれてそこが忘れられて「これだけ低レベルの演技でもオッケー」な扱いになっていることも要因かも知れない。

松嶋菜々子が誰の目にも大根なのはもちろんのこととして、黒木瞳宝塚?の大袈裟な演技をやるから、(日本ホラーご自慢の)「些細な怖さ」とやらがぶち壊しである

狭い団地の一室で、一生懸命に両手を振り回してパニック演技をする彼女シュールだ。

何より、黒木瞳とあの娘じゃ親子って年齢じゃねえだろなんなら祖母と孫の年齢差だろ、という部分も違和感が拭えず、「邦画って…本当にそっから駄目なんだよな」となるのであった。

香川照之西島秀俊が好演していた最近の某ホラーサイコパス映画でも、観客側に最も近い立場のはずの女優形式的な演技しか出来なくて、非常に残念な雰囲気だった。

この女優黒木瞳式に「肘を立てて両手をパタパタさせて金切声をあげる」感情表現を繰り返すのだ。

それな、アメリカコメディドラマですらベタギャグなんだ。笑いになるぐらい大袈裟な芝居なんだ。

サイコパステーマ映画で、一般人役の女優サイコパスよりも不自然な演技をしてたら、それはもう本当に台無しである

話題になった『来る』も、妻夫木聡の演技がはっきり言ってゴミもいい所であった。

世間では謎に褒める声もあるが、繰り返す。あの演技はゴミである

とにかくすべての場面で演技のレベルが低い。不自然だ。幼稚だ。表面的だ。過剰だ。明らかに周囲から浮いている。何よりマクドナルドCMと同じクオリティの演技をホラーでしている。常識的に考えてゴミしかない。

ネット上では柴田理恵を褒める声が多かったが、それを見る目があるならなぜ妻夫木ゴミ演技を見逃すのか意味不明である

ウォーターボーイズ』ならまだ許されただろうが未だにこれで演技派扱いって、一体どんな特権を持っているのだろうか。後続でもっとイケメンもっと演技の上手い人間なんて沢山いるのだが。

まあこの映画に関しては、内容を考えれば監督演出でもあると思う。それにしても酷いが。

そもそもなんでこんなに役者の演技の話をするかというと、それが作品本質に関わるからである

Jホラーというものは、実話怪談ブームの流れで生まれものだ。

(超大雑把な説明だが、一応これで済ませておく)

実話風なので、大袈裟なショックシーンや劇的な恐怖ではなく日常的で地味な怖さを追求することで「日本独特」と言われるホラー表現を作り出した。(できたのは90年代、割と最近)

エピソード撮影方法も派手にせず、登場人物も何処にでもいそうな個性の薄い人間にする。

少なくとも、Jホラー制作当事者たちは、そのような意識作品を作っていた。

当然、演技の方も自然ものが求められるはずだし、制作者たちもそういう話を事あるごとに語っているのだが、実際はJホラーではなぜか大袈裟大根芝居、形式的な恐怖演技、棒読みのカタイ演技で溢れかえっている。

これが本当に謎なのである

人間は本当に怖い時に叫んだりしない、だから登場人物に叫ばせてはいけない」とまで語っているJホラー脚本家が、ヒロインに「キャー」と叫ばせる作品をいくつも残しているのだから根深問題である

映画美学校にでもいって誰か意図を聞いてきてくれないかな。

しかし、当時はJホラー自体時代最先端画期的過ぎて作品の本数も少ないわけで、質が内容に追いつかないのは仕方なかったのかも知れない。

未だにそれを引きずっているのは困った事なのだが。

ただこれがホラーだけの問題かというと、それもまた違う。

バイリンガル人間からすると、日本映像作品英語圏の国に比べてやはり演技が大袈裟いかにも芝居っぽく感じるらしいという話を聞くので、もはや映像業界というか日本文化のもの問題なのかも知れない。

露骨に「作り物っぽい」アメリカエンターテインメンツから見ても作り物っぽい日本人の演技って、実は結構深刻な話ではないかと思ったりもする。

(と言いつつ『ヘレディタリー』の女優などは、内容を加味してもあからさまに演技過剰の域に達して暴走していたので、ホラーに関してはお互い様かも知れないが。

旦那役のガブリエル・バーンも受けの演技というより、普通にドン引きしてるように見えて面白かった)

2019-10-31

anond:20191030235030

『ザ・インターセクションズ』はどうだろう。

酔ってチンピラに義父殺しを依頼しちゃった学生が、そいつに付いてって義父を殺しにいくストーリーと付いていかなかったストーリーが同時に展開するちょっと変わった映画

徐々にチンピラから逃げようとする展開になる。ネタバレは調べないで見たほうがいいけど、結構好き嫌いは別れるかも。

アクションコメディだと意外と「逃げ切れちゃった」みたいな作品スッキリする映画が多いのかも。

少し違うかもだけど、結構オススメなのがロバートデニーロの『ミッドナイトラン』。

ギャングの金を横領した会計士賞金稼ぎデニーロ護送するんだけど、いろんな奴に終われてアメリカを横断する羽目になる映画

デニーロ自身お気に入り作品らしい。

『ノッキンオンヘヴンズドア』は男二人が海を見に行くためにギャングの車を盗んで逃げ続けるアクションコメディ映画だけど、追う側の敵が確信にゆるい作風だし、主人公達は不治の病で死ぬことが決まってるから、また少し違うのかなー。

ラスト全然悲惨じゃないんだけど。

ちなみにドイツ映画ね。恐ろしい事に、長瀬主演の日本リメイクがある。

他には、

ヒッチハイクしてきた宇宙人を乗せて政府組織に追われる『宇宙人ポール』、

実在詐欺師刑事主人公にした、長年にわたる追いかけっこのスピルバーグキャッチミーイフユーキャン』、

あと『なんちゃって家族』も麻薬輸送するコメディで、タイトルの割りに普通に面白い

古いけど『お熱いのがお好き』は女装して逃げる映画で、流石に名作なだけあって今見ても楽しめる。

『ザ・チェイス』っていうチャーリー・シ-ンのコメディ映画もあったな。人質とって逃げるだけの映画。そこまで面白いかは微妙

「逃げる」とは少し違うかも知れないけど、『ミッドナイトラン』みたいに護送中に敵に追われるアクション映画面白いのが多い。

強盗ボス護送する主人公たちとそれを追う銀行強盗を描いた西部劇の『3時10分、決断の時』や、

ブルースウィリスの『16ブロック』。これは結構ダイハード』の続編っぽくてそっちのファンにもおすすめ

詐欺師とか犯罪者が主役だと、デカ事件に巻き込まれながらどう逃げるか?という話は多いかも。

有名な『スティング』とか『フォーカス』、

ロックストックトゥースモーキングバレルズ』、

グランドイリュージョン』『マッチスティックメン』『コンフィデンス』とか。

大泉洋の『アフタースクール』は、逆に逃げた友人を追う内に色々ややこしい事情が明らかになっていく。

『バニシングin60』とかそのリメイクの『60セカンズ』は車がメインだし、爽快感あるかも。

そういえば『ワイルドスピード』も結構逃げる話だな。

シリーズ見てないなら、5作目の『ワイルドスピード MEGA MAX』くらいから見始めてもいいかも。ドウェインジョンソン出るし。

シリーズ的には4作目の『ワイルドスピード MAX』あたりからレースよりも追われて逃げるカーチェイスがメインの映画になってる。

ボーンアイデンティティーシリーズは国自体相手からアクション映画ながら結構逃げ続けるだけかも。逃げるテクニックに爽快感あるし。

逃亡者』『エネミーオアメリカ』『イーグルアイ』も近い感じはあるけど、どっちかというと戦って勝つことがメインのストーリーか。

逃げつつ一矢報いる系だと『ランナウェイ/逃亡者』やスピルバーグの『激突』どうなんだろう。

「え、おまえが逃げるの?」みたいな変則的な逃げの映画だと『ノーカントリー』とか。でもこれはスッキリしないしやっぱり多分違いそう。

ホラーだと『イットフォローズ』がそういう映画かも。

ゆっくり歩いて追いかけてくるからスリリングな展開ではなくて、じんわり追い詰められる系だし、ホラーからやっぱり後味はそんなによくないんだけど。

ファイナルデスティネーション シリーズ』も一応逃げ続けるだけかな、でも逃げ切れなかったみたいなパターンも多い。

『リング』なんかは逃げ切るパターンか。これも続編がアレだけど。

ホラー基本的に敵わない相手に追い詰められるのでそういう作風になるけど、でも最終的には戦っちゃう作品が多いしなあ。

エイリアン』『ターミネーター』がそういう作風で、『ターミネーター2』も割ときっちり最後まで逃げ続けるけど、最後は戦うし。

ストーカーものも逃げる系か。ジェニロペの『戦慄の誘惑』とか『ケープフィアー

ゾンビものにも逃げる作品はあるけど、どちらかというとそこからどうやって生活していくかというポストアポカリプス的な作風も多い。

ロメロの『ゾンビ』『死霊のえじき』『ランドオブザデッド』はそういう作風で、逃げたり隠れたりするのは一作目の『ナイトオブザリビングデッド』とそのリメイクの『死霊創世記』、あとゾンビリメイクの『ドーンオブザデッド』か。

28日後...』は割と逃げる系?

ゾンビじゃないけどロメロの『ザ・クレイジーズ』とそのリメイクも逃げる系かな。

逆に閉じ込められた状況から「逃げようとする」ことがメインの映画はどうなんだろう。ソリッドシチュエーションかいうやつ。

キューブ』『ミザリー』『フォーブース』とか、変り種だと『私が、生きる肌』。

『ソウ』は違うか。

これまた逆に、冤罪とか脱獄とか、刑務所にいる状況から逃れようとする話も違うのかな。

ついに逃げた!って爽快感がある作品も多いけど。

ショーシャンクの空に』とか『真実行方』とか、古くは『大脱走』とか『パピヨン』とか。

逃避行ものアメリカンニューシネマに多いけど、悲劇的なラストが多いしなあ。

俺たちに明日はない』『明日に向かって撃て!』『イージーライダー』『続激突 カージャック』とか。

2018-07-08

70年代80年代90年代00年代 オカルトブーム年表

年代事象備考
60年代妖怪ブーム1968年からアニメゲゲゲの鬼太郎』開始)
ムー大陸1968年に『失われたムー大陸』が翻訳出版
ヒッピームーブメント
1970年ヒバゴン広島県比婆郡で目撃された猿人
1975年に終息宣言
1972年クッシー屈斜路湖で目撃された巨大生物
ネッシーに倣って命名
1973年書籍ノストラダムスの大予言五島勉
1973年小説日本沈没小松左京
終末ブーム
1973年UFOブーム矢追純一
70年代末まで
1973年漫画恐怖新聞つのだじろう
1975年まで連載
1973年漫画『うしろ百太郎つのだじろう
1976年まで連載
1973年テレビドラマ『すべって転んで』田辺聖子
ツチノコブーム
1973年漫画『幻の怪蛇バチヘビ』矢口高雄
ツチノコブーム
1974年映画エクソシスト
1974年ユリ・ゲラー来日矢追純一
超能力ブーム
超能力少年
1974年書籍『狐狗狸さんの秘密中岡俊哉
コックリさんブーム
1974年書籍『恐怖の心霊写真集』中岡俊哉
心霊写真・地縛霊
1976年オリバー君来日人間チンパンジー中間存在と称する
1977年ニューネッシー漁船に引き上げられた謎の生物の死骸
ウバザメとされる
1978年映画未知との遭遇
1978年書籍ピラミッド・パワー中岡俊哉
もともと世界的なブーム
1978年テレビ番組川口浩探検隊シリーズUMAなどを探索する
1985年まで放送
1979年口裂け女都市伝説
1979年雑誌ムー』創刊
1982年映画E.T.
1982年ミステリーサークル80年代話題
1990年には日本でも出現
91年にはいたずらと判明
1983年前世ブーム1983年 映画幻魔大戦
1986年 漫画ぼくの地球を守って
1984年統一教会霊感商法批判文藝春秋朝日ジャーナルなど
1985年書籍運命を読む六星占術入門』細木数子
1985年宜保愛子霊能者
80年代後半から90年代初頭
1993年大槻義彦などから批判
1985年小説帝都物語荒俣宏
1986年新興宗教幸福の科学設立
1987年新興宗教オウム真理教設立前身ヨガ教室1984年から
1987年ゲーム女神転生ナムコアトラス
1987年書籍大霊界 死んだらどうなる』丹波哲郎
1989年ツチノコ共和国建国奈良県吉野郡下北山村
1989年人面犬都市伝説
1989年Mr.マリック超能力者風の演出バッシングを受ける
1990年漫画MMR マガジンミステリー調査班』石垣ゆうき
1999年まで連載
1990年テレビドラマ世にも奇妙な物語
1990年小説学校の怪談常光徹
学校の怪談ブーム
1995年映画化など
1991年チャネリング」が流行語大賞特別賞を受賞受賞者は『幸福の科学』の大川隆法
1992年と学会設立トンデモ本世界』発売は1995年
1993年書籍『理性のゆらぎ』青山圭秀
霊能者サイババ
1993年漫画地獄先生ぬ~べ~原作真倉翔
作画岡野剛
1999年まで連載
1994年海外ドラマX-ファイル
1995年地下鉄サリン事件
1995年アニメ新世紀エヴァンゲリオン
1996年書籍神々の指紋グラハム・ハンコック
超古代文明
1997年テレビ番組奇跡体験!アンビリーバボー一時期、心霊特集を組んでいた
1998年ビートたけしのTVタックル超常現象スペシャル大槻義彦
1998年映画『リング』
1999年ノストラダムス予言した年
1999年ライフスペースミイラ遺体事件
1999年法の華詐欺事件
2000年2ちゃんねる洒落怖スレ2003年 くねくね
2008年 八尺様
2001年テレビ番組『USO!?ジャパン2003年まで放送
2003年映画呪怨
2003年小説ダ・ヴィンチ・コードダン・ブラウン
2003年パナウェーブ研究所
2004年テレビ番組ズバリ言うわよ!細木数子
2008年まで放送
2005年テレビ番組オーラの泉スピリチュアルブーム
美輪明宏江原啓之
2009年まで放送
2006年書籍ハローバイバイ関暁夫都市伝説信じるか信じないかはあなた次第
2010年パワースポットブーム
2012年マヤ暦にもとづく人類滅亡予言
2013年ゲーム妖怪ウォッチ』


最近オカルトブームを振り返る人が多いけど、あまりに言っていることがあやふやなので、とりあえず調べられるだけ調べてみた。

しかし、こういうのはオウム記憶も朧げな俺よりも、当時のことを知ってる奴がきちんとまとめるべきだと思うんだよな。

2015-02-26

自殺しようと思った。

自殺しようと思った。首吊り用に太いロープと大人のおむつを買った。だけどどうしても出来なかった。

から今度は飛び降りようかと思ったけれど、周辺の高い建物はみんな屋上立ち入り禁止だった。

電車に飛び込もうかと思ったけれど、賠償金のことを考えると出来なかった。

富士樹海まで行ってみたこともあるけれど、ヘタレから奥まで行けずに逃げて帰って来てしまった。

そんな時だよ。同じメンヘラ仲間が面白いお店を見つけたんだって『リング』って知ってるよな?

あの話は実は都市伝説に基づくものであって、本当に「呪いのヴィデオ」ってあるらしいんだよ。

ツテを辿って店主と交渉したら、今頃ヴィデオ・テープなんて珍しいから二十万もふんだくられたよ。

まあ仕方ないよな。このテのヴィデオ・テープなんてそう滅多に転がってるもんじゃないからな。

おれはそのヴィデオ・テープを観たんだ。ダビングされまくってるから砂嵐状態だったけれど。

そしてそのまま何ということもなくあっという間に一週間が過ぎた。

おれは風呂上がりだった。突然ついてないはずのテレビの電源がついたんだ。

来たな、とおれは思った。貞子様さま登場だ。これで終わりだ、ってね。

果たして貞子は現れた。画面に井戸映像が流れた。粒子の粗い画像だった。

井戸からゆっくりと這い出して来たんだ。待った甲斐があったと思った。これでゆっくり死ねる。

貞子は画面越しにおれの方に現れて来た。前髪が長いので顔面が見えない。

瞳を見たら最期だ、そう思ってワクワクしていた。貞子はそっと呟いた。

「……怖くないの? 私が?」

おれは言った。「怖くないよ。ずっと待ってた」

そう言うと貞子は前髪を振り乱して叫んだ。

「なんでよみんなして!! 私がどれだけこの世を呪って死んだのか分からないの!?

壁ドン

「……ごめん、ここ壁薄いんだ」おれは謝った。

「でもそうじゃない」そう言って貞子は泣き出した。「最近だと『貞子3D』なんて上映しているじゃない」

「そうだな。おれは観たことないけど」

「画面から飛び出せないのが前提で私は飛び出すのよ? 『3D』なんて邪道じゃない?」

そう言って貞子はふと、おれの首筋をクンカクンカ嗅いだ。

「お風呂、入ったのね?」

「そうだけど」

「あの、迷惑じゃなければ、私も入らせて……汚しちゃうけど掃除はきちんとするから

いいとも

その版おれたちは手を繋いで眠った。忌野清志郎の歌みたいに。

非モテのおれにとっては天にも昇る心地だった。だけど幸か不幸かおれは地上に居る。

そういうわけで、もうすぐおれたちの間に最初の子どもが生まれるんだ。名前は何にしようかな。

 
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