2018-06-26

任期付き大学教員家族の所感

国公立大学任期付き大学教員の妻の所感です。

まず任期付き。3年ぐらい毎に各地を転々としている。

常に職探し。〇レックイ〇をチェックしない日はない。

公募に応募。任期なしの仕事があってもぴったりという条件のものはなかなか出ない。出るのはおそらく数年に一度。タイミングがうまく合わないと移動したばかりだったりしてそれすら逃してしまう。

5年ぐらいの任期付きのはまだ採用されやすい。でも毎回、応募の書類揃えるのも大変。激務の主人の代わりに書類チェック、書類郵便局に出しに行く。

次の仕事が決まるまでは迫って来る任期意識しない日はない。任期満了に怯える日々。

新しい仕事が決まっても引っ越し代は満額出ない。ぼろぼろのお化け屋敷のような官舎は数年待ちの状態で空きがないことも多く、賃貸住宅を借りることになる。

しか敷金とか礼金は自腹。家賃補助も夫のお小遣い程度の額。引っ越し代も最低額しか出ないので春に引っ越したら大赤字。転勤先で知り合った企業様の転勤族との待遇の違いに驚愕する毎日

引っ越し代も家賃補助も満額で近い金額が出るなんて夢のよう。一方のこちらは転勤に伴う定期的な引っ越し代の出費に怯える日々。

子どもが小さかった頃はもちろんワンオペ育児。そして子どもがある程度育った今は転勤先のよく知らない土地のよく知らないコミュニティ積極的に入っていかなければならない。

子どもが疎外感を感じないようにいじめられないように、学校地域活動には積極的に参加するようにしている。

でも本音はもうフルタイム自分仕事を持って働きたい。だって引っ越し代がかかるから自分の年齢が再就職が難しい年齢に差し掛かっているから。

でも近くに頼れる人は誰もいないし、子ども小学生になってようやく働けるようになった今も休みやすくて辞めやすパート仕事をするのがやっと。

そろそろ落ち着きたい。家を買わないとこのままやどかりみたいな生活で定年を迎えて困ることになりそう。でも計算してみたら、夫単身赴任世帯分離できるだけの収入があるかどうかあやしい。少なくとも自分フルタイムで働かないと世帯分離できなさそう。

公立大学任期付きの研究職を転々としてる教員家族はこんな感じです。食べられているだけましなのかな、というレベルで、この先任期なしの仕事にありつけるまでこのままだと思われる。

結婚相手としてどうかと言われると正直、いろいろしんどいです。

  • 分かる。 それでも、周りからは「大学のセンセイの奥様で金持ちだからまともに働かなくて良いお気楽な身分」としか見られないんだよね。

  • かいがいいけば? 大学教授ならそこそこ待遇いいぞ。

    • いきなり大学教授になれると思ってんのか?

      • 無理なん?知らんけど てか才能ないならエンジニアに変更すれば? 1000くらいからあるし

        • いや青色発光ダイオード発明したりすればいきなりなれる。なれないことはない。

    • なんかいろいろおかしいな きょうさんしゅぎがただしいとかんじる

  • じぇーれっくいん

  • 同じ年齢の人たちの研究実績や人事を検討してみれば、任期制から脱出できそうかの見当がつくはず。 複数回任期制のポジションについた時点で厳しい。 せめて、研究続けたいなら公募...

  • 実績というか分野の問題では?

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