最近「結婚をするかもしれない」と言っていたので素直におめでとうと言っておいた。
んで、ここまでが前提だけどオタク女同士はあまり年齢で付き合いを選ばない。得にリアルで会って遊んだりしない場合は。
彼女とはネットを通して好きなアニメの話をするだけだったし全然年齢なんて気にしたことなかった。
「結婚」というからには20代後半ぐらいかなぁと思っていたけどある日のLINEのやりとりで彼女が十代だと知った。
ここまではいい。別にそんなこと好きなものを介して盛り上がるのには関係ないと思っていた。
けれども流れで結婚する予定の男性は勤め先のアラサーの男性と知った。
彼女はとても幸せそうな文体で彼がいかに優しくて素晴らしい男性か語っていく。
けれども私は十代のうちに結婚した同年代の知人がことごとく離婚をし、現在経済的にも精神的にも所謂しんどい状況に陥ってるのを知ってるから素直に祝福できなくなった。
そもそも十代の女の子に手を出す上司はまともではないということも知っている。
一か月以上生理が来ない。どうしよう。
彼はもうすぐ30代だし子供を産んでやりたいともいう。
けれども私はそういう状況で幸せになれた子は一人も知らない。もしかしたらいるかもしれないけど。
思わずその時ぽろりと言ってしまった「世間一般では多分後悔する結果になると思う」と。
その返答が彼女のお気に召さなかったらしく怒られた。世間一般とはなんなんだと。
多分あなたは捨てられるよと。
優しい婚約者は数年後別の若い女の子に手を出してるよ。きっとそのうち禄に働きもしなくなるよと。
それを聞いて私は心の底から納得した。
そんな話を先日ふと思い出した。
虫の知らせというやつだろうか二年ぶりに彼女からLINEがきた。
やっぱり別れたって。今子供をかかえてシングルマザーでてんてこまいだって。
「予想がついてたよ」
そういいたかったけど止めた。