2017-05-18

同人活動リアル

同人活動リアル、ではない。

同人活動と、リアルである

長くなる。同人に興味が無いひとはどうぞスクロールしてもらって構わない。注釈等も特には入れていないので。

はてな匿名ダイアリー

ここ最近Twitterなどで見かけるシーンが増えたツールだ。やっとはてなIDなるものを手に入れたので淡々と綴る。

同人活動を始めた。

正しくは、オフライン同人活動を始めた。

オンライン活動をしていないとは言わないが、本当にpixivに2、3作品あげただけで、大量にブクマをかっさらうようなものでもなかった。

でも、本を1度出してみたい、その思いだけで初めて同人誌を作って、東京まで売りに(頒布か)行った。

少部数で、しか小説で、オンラインでもそこまで活動しているわけでもないし、旬ジャンルでもない、全部持って帰らなきゃな、と覚悟もしていた。

結果、全部捌けた。どうしてだろうと今も疑問でいっぱいだ。

それ以上に、私が作った本を手に取って、お金を出してくれる人がいたという事実に大きな喜びを感じた。楽しかった。

今まで一般で入ったことは何度もあったが、サークル参加から、と知り合いの社会人の方にアフターにまで誘ってもらった。イベントも、アフターも、こんなに楽しくていいのかと思うほど、楽しかった。

ここからが本題である

地元に帰ってきて手に入れた戦利品を読みながら、次の本はどんな話にしよう、次のイベントはいつが出られるだろう、申し込みはいつしようかと考えていたら、友達からしかけられた。

夏休みは暇じゃん!USJか、ディズニーか、みんなで行こうよ!ね!増田も!」

思考が止まった。私にそんな余裕はない。

夏は夏インテだって行きたいし、秋はスパークに行きたい。それに合わせて新刊を出したいかお金に余裕は持たせたいし、そのためにはバイトもしなければ。

お金が2倍あればもちろん、行きたい。友達ディズニーめっちゃ楽しい。盛り上がる。学生時代の思い出になる。去年友達と行ったUSJもとっても楽しかった。

しかし、スパークの直前に行ったせいでイベントに持っていける軍資金は減った。

言い忘れた気がするが、私はまだ学生だ。

ちょっと金銭的に厳しいかも。

お決まりの使い古された台詞で断ったら、剣呑視線で刺された、気がする。

増田、いつもそう言うよね。じゃあ増田が行ける時に合わせてみんなで行こうよ」

えっ…

じゃあスパーク終わってから?いやでも、一月のインテも行きたい。来年から就活が始まるし就職してからじゃ全然本出せなくなるかもしれないから今のうちに本を出したい。イベントに出たい。

じゃあやっぱり、無理では。

「ふぅん、じゃあ増田なしでまた行くしかいか

あれ、これ私が悪いのだろうか。

私の友達は私が同人活動してることも知っている。みんな同人はやってないけど、ある程度のオタクで、舞台とか、俳優とか、あんスタとか、ジャニーズとか、それぞれ好きなものがある。

でも、友達達は年に2、3回もTDLだのUSJだのに飛ぶ。

その金はどこから出ている。

私の金遣いが荒いのか??

でも、同人誌イベントに行かなきゃ買えないものもいっぱいあるし、本も今しか売れない。友達と遊びに行くなんて、そんなのはいつだってできる。

そこまで考えてビックリした。

友達大人数でテーマパークに遊びに行くのだって、きっと今しか出来ないのだ。

社会人になったらみんな予定が合わなくなって、就職するのもみんな地元とは限らないし、たぶん長期の旅行も難しくなるのでは。

同人活動ありきで考えていたけれど、私がこのCPに冷めたら(そんなことは考えたくもないが現実として)本を買ってくれた人とも、アフターで繋がってくれたひとともオサラバだ。友達はそうじゃない。

じゃあ友達旅行に行くべきか?

でも私は、同人に回せるお金をそちらにかけたことをきっと後々後悔する。今回のイベントだって予算が足りなくて泣く泣く諦めた本もたくさんあった。

言い訳をしながら、こうやって無意識友達同人を計りにかけ、結果として友達を切り捨てている自分反吐が出る。

でも同人を切り捨て友達を取ったら、「何故こんなことに金をかけるのだ…」と絶対に思う。同人誌がこのお金でいっぱい買えたのにと思う。本が出せたのにと思う。そうやって考えてしまうことにも反吐が出る。

まぁ結局、私は同人を取るのだけど。

卒業旅行にはついていくので、許してくれ、友達

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