2017-05-03

海賊版氾濫する世界ライブ性への対応に遅れてる漫画業界

例えば音楽なら「もうレコード会社に任せておけん!自分で稼ぐ!YouTubeにタダで聞ける新曲アップしてライブで稼ぐ!」ってやってるじゃん

 

映画場合SNS口コミを盛り上げて「この映画すごすぎ!大勢で見るの楽しいライブ映画館で見ないと損!発声上映何度も行きたい!」ってなって『君の名は』なんて海賊版が出ていても若い子たちは映画館お金落としたじゃん

 

漫画場合個人で新作をネットで売れるシステムアマゾンとかニコニコとかに備わっているにも関わらず「新刊たから買ってくれ~売れないと続巻出せないよ~」って弱音ばかり。そのくせに「出版社クズ編集者は酷い」という声もでかい

 

クリエイターが稼ぐには客にその場でしか味わえないライブ感を提供することが求められている。漫画場合これが遅れている。

漫画音楽映画のような「ライブ」を提供することができるのだろうか。

できる。

一つに即売会だ。長年コミケで何十万人も人を集めて成功している。作品の魅力だけでなく「イベントに参加したい」という欲求があるから同人誌を購入しているのだ。その場でしか買えないという作品即売会で売って稼ぐ。

もう一つに展示会という手もある。例えば井上雄彦廃校となった学校の黒板を使ってスラムダンクのその後の話を描いて公開展示した。この時、全国各地から大勢漫画ファンが集まった。このように漫画の展示会をすればいいのだ。よくある「大御所作家の生原稿の展示」というものではなく「新作漫画の展示」。期間限定でその場に行かないと読めない。映画と同じ。入場料で稼ぐ。生原稿展示というわけじゃないから全国各地で同時開催なんてこともできるぞ。

 

とにかくライブ対応できないコンテンツは次第に見向きもされなくなり廃れるだけ

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