飲食店側にしてみれば、「おすすめって何?」と聞かれると2パターンしかすすめるものがありません。
万人受けする無難なものと、利益をガッツリ取れる比較的安価なものです。
実はこの質問、一見「通」を気取っているように見えて、とても恥ずかしい質問だったりします。
そんな情報もないのに、お店にあまた揃っている個性豊かな料理たちを進められるわけがありません。
「誰でもいいから紹介して」という人に、大切な友人を紹介することができますか?
友人関係に影響がなさそうな人か、付き合うまでのハードルが低い人しか紹介できないのと同じです。
お店側は、大切に作った料理たちを大切に食べてくれる人をいつも探しています。
だからお店のおすすめを聞きたいときは、まずは自分の好みをはっきりと表現しましょう。
「新鮮なお魚が食べたい。」「お酒にあう濃厚なものが食べたい。」「ヘルシーで罪悪感のないものが食べたい。」
これは飲み物でも同じです。
例え詳しくないジャンルの飲み物に挑戦したいときでも、自分が普段どんな飲みのものを何故選んで飲んでいるかを伝えるだけで、おすすめしたい相手は多くのヒントを得ることが出来ます。
これが飲食店との上手な付き合い方です。
その要望に一生懸命に答えてくれようとするお店はいいお店ということです。
それすら聞かずに無難な料理や利益ガッツリな料理を勧めてくるようなら、早々に退散して二度と近づく必要はありません。
そもそも、うちらの行くお店には、客の好みに合わせてお勧めメニューを変えられるほど、メニューにバリエーションが無いのだ。 チキンカレー 900円 ココナッツカレー 950円 この2択し...
店主側だろうと客側だろうと「おすすめを聞く=通ぶっている」とか解釈してるアホ初めて見たわ