2017-04-24

ディスレクシアの人たち

息子がディスレクシアだという漫画家が描いたエッセイ漫画話題だけど。

字が読めない、書けない人たちの障害リアルが描かれていて、とてもわかりやすい。


幼少期から日本語のみで過ごしてきた人にとっては英単語のほうがより覚えづらく、漢字についてはそれぞれの部位を別の単語なり意味のある言葉で関連づけたら覚えやすいという。この描写で気づいたことがある。


ディスレクシアでない人だって、画数がものすごく多い漢字難易度の高い英単語を覚える際、何かに関連づけて覚えたりする。

まり彼らは「字を書くこと、読むことが苦手である」というより、障害がない人たちが年齢と共に成長するはずの部分が成長していないわけだ。何らかの理由で。

結果的に苦手であるだけで。

成長・発達していない。できていない。差別に繋がるからオブラートに包んだ言い方をしているだけ。


発達障害にも言える。

決して「苦手」なんじゃない。「成長できてない」のだ。だからその部分に関しては人に劣っているわけだけど、そういう言い方はしない。たまに「だからこそ他の部分が突出している」なんて言われたりもする。全員がそうではないのに(特にアスペルガー)。全ての能力の平均が皆一緒であるけがない。平均が低い人もいれば、高い人もいる。

それは障害のあるなしに関係ない。


こういう世間配慮が不理解につながっていると思う。

「字を書くことに関して成長できていない、あるいは成長が遅い。ただし知能指数一般的である」でいいと思うんだけど。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん