2017-04-18

理想上司とその現実

2017年ランキング一位、理想上司男性内村光良女性水卜麻美、二位は男性タモリ女性天海裕希だそうである。(明治安田生命調べ)

 

昨年四月ごろ、うちの支店外資系から転職という触れ込みの支店長が配属された。私はその直属の部下になる。

しかしその支店長の評判は最悪に近いものだった。

とにかく細かい事に粘着質的にうるさい。

例えば、資料提出期日が僅かでも(ほんの一日でも)遅れようものなら「約束を守らないのは社会人失格だ!すぐ是正する為の対策報告書を提出しなさい!」とか。

それがまだほんとに遅れてたのならいいが、支店長勘違いやあるいは裁量で(そんなもんわかるわけねーだろ)で一~二日は早められていたりする。

「いえ、期日はまだ・・・」とか言おうものなら「早めにするのが当たり前だろ!」などと叱責されるので堪らない。

あるいはまた、デスク周辺がちょっとでも整理できていない社員を見つけると「君は整理するという事も仕事ひとつだという事をまだ理解してないのか!今すぐやりなさい!」などとその社員電話最中であってもお構いなしに怒鳴りつける。

それが社内的な被害に留まるならまだしも、カーペット上に汚れがあるのを見つけて「どうして掃除の人にそこを掃除して下さいと言わないんだ!掃除の人にしっかり掃除させるのも仕事だろ!すぐ担当会社責任者を呼べ!」と、その一時間後に清掃会社の人が来て必死で汚れ取りをやっていたり、あるいは運送会社の人が少しでも荷物乱暴に扱ったりするのを見かけると「もし中身が破損したら損害賠償だけでなく業務だって支障が出るかもしれないんだぞ!うちへの荷物の取扱いはもっと丁寧にするよう必ず上司に報告してこちらに連絡させろ!」など。

万事が万事こんな感じだった。

しかも、本社の偉い人連中が支店に来たりするとその支店長の腰の低さといったらすさまじい。あれこそへーこらと呼ぶにふさわしいほどのゴマ摺りまくりの態度。

もうね、多分支店内の全員、取引関係者の全員から嫌われてたといっても過言ではないね

 

で、今年二月にその支店長は別の支店へと移動となった。これは通常の人事異動でその支店長評価には全く関係がないらしいが。

次にやってきた支店長は、もう全然話の分かる人で前任とは雲泥の差で評判もそこそこいい。

だが、新しい支店長は前任者の仕事振りにかなり驚いたらしい。

「ここまで何から何まできっちりやってるところは見た事がない。しかも売り上げも利益も驚くほど増えている。よほど君たちは優秀なんだね」だって

そういわれると嬉しいもんだが、前任支店長残業を厳しく制限した為(実際、定刻で帰れるのに五分でも遅れたら物凄く怒鳴りつけられた経験もある)、実質給料減っちゃってるので複雑な気分・・・

 

ただ、よくよく冷静に考えると、もしかするとああいう人が現実的理想上司なのかもしれないと思ったりもする最近

なんか、前任者がいなくなってみんながその人の悪口ばっかり言ってて「今がいいよねー」みたいな空気が、どうもほんとにそれでいいのかなぁ?とふと思ったんだけどね。

冒頭で紹介した明治安田生命ランキングをボーっと眺めていると、いわゆる嫌な上司像的な人って橋下くらいしか見当たらなくて、多分世間的には前任者のような粘着質的なうるさい人って理想とはされていないんだとは思うけど、橋下はどうでもいいとして、それじゃ駄目なんじゃないかなぁという気もする。

実際どうなんでしょうね?

 

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