季節は春。
世には新社会人や新入生が溢れている。
何かを始めるにはとてもいい季節。
グッドタイミング。
さあお寿司を握ってみよう。
お寿司なんて買うなり外で食べるなりすれば良いじゃないと考えるかもしれない。
確かにそれも正しく、そして美味しい。
■準備がかんたん
火も使わない。
■楽しい
複数人でやるなら寿司パーティや寿司コンペを開くこともできるし、一人でやれば好きなネタを好きなだけ食べるとか、わさび多めとかやり放題。
コスパも悪くない。
■適当に作ってもそこそこ美味しい
すし酢と醤油、そしてわさびのパワーは大正義である。作ってみればわかる。
■謎の実績解除感がある
手巻き寿司と違い挑戦する人が多くないので、雑談のネタ(寿司だけに)になることも多い。
合コンで隣に座った気になるアノ娘の心も握れる(寿司だけに)かも知れない。
普通に暮らしているとお寿司を握る機会はあまりないと思うので、普通の人生からの脱却の一歩となりうる。
そろそろお寿司を握りたくなってきた頃合いだと思うので、手順を紹介しよう。
スーパー、手巻き寿司用のお刺身セットとすし酢を買ってこよう。
買うのはこれだけで良い。
次にお米を炊こう。
炊けたお米をボールに移し、すし酢をかけて混ぜよう。
もうシャリができた。
唯一注意して欲しいのは手酢だ。
手酢と言うのはお米が手にくっつかないように手を濡らしておくためのお酢だと思ってくれればいい。
とりあえずすし酢で手をびしょびしょにしておけばOKだ。
右手でシャリを掴み、両手をうまく使って親指大の形に整えよう。
ネタにわさびをちょっと塗りつけて、その上にシャリを置いて、人差し指と中指でぎゅっと押し込む。
裏返してもう一度ぎゅっ。
下手に上品ぶらずぎゅっとした方が箸で取ったときに崩れないのでオススメ。
これだけで完成だ。
余裕が出来たら海苔も用意して、シャリに巻いて軍艦を作るのもいい。
軍艦にスプーンでいくらを乗っけているときなんてまるでプロになったのではと勘違いしそうになる。
出来上がったらお皿に並べてみよう。
並べる際はなるべく詰めて並べるといい。不出来なシャリが隠れてネタしか見えないので、尚の事見栄えが良くなる。
シャリが大きくなってしまったり不格好になってしまう部分もあるだろうけど、それもまた愛嬌。
家のカレー、家の餃子、家の寿司、お店と違ってもどれも美味しいはずだ。
文章にすると長ったらしいが、やってみると非常に簡単なことがわかる。
そのくせ、やったことのある人は少ない。
是非この春はお寿司に挑戦してみてほしい。
寿司握りたくなった。 この記事、嫁に読ませよう。