2017-04-04

増田に書けばフィクションって事で済まされるよね!37

〜 朱印を依頼され書いている最中のこと。

  目の前に朱印書き上がるのを待っているおじさんがいる状況で、突然横入りしてくる老夫婦。そして話しかけてくる爺。 〜


糞爺「いいかい」


見りゃわかんだろ朱印書いてるんだから待っとけやと言いたいところだが、まあ話しかけられたら答えざるを得ないので朱印を書きながら答える。


神主様「何でしょう」

糞爺「祈願を頼みたいんだが」

神主様「はい

糞爺「ちょっと遠くにいるもんでね(机をバンバン叩く)」

神主様「ええ(…朱印書いてんだから筆を乱すな)」

糞爺「一緒には来てはいないんだが(机をバンバン叩く)」

神主様「遠くにいらっしゃる方の御祈願ですか(…だから机を叩くな)」

糞爺「なんや杓子定規に答えよってから!物書きながら答えよってから!」

神主様「(…ハア?)」

糞爺「若いのは杓子定規なやつばっかりで!聞いとるんか!」

神主様「あの迷惑ですので、神社で大騒ぎしないで下さい」


最近はこういう、“先に待っている人よりも自分を最優先で応対しなければならない”という謎理論を振りかざす老人を割と見る。

机を叩いたのも明らかに朱印邪魔する目的。おかげで朱印の字も乱れた。自分以外の受付者がどんな迷惑蒙ろうと自分が最優先ならばそれでいいと。

で。被害者である朱印待ってた全然関係ないおじさんは、突然ヒートアップした爺さんを三度も止めに入ろうとしてくれていた。

もちろんそんなものでは老害暴走は止まらず。

最終的には、「社務の妨げ及び他参拝者への迷惑行為及び職員への暴言及び個人情報の開示強制のかどで警察を呼びますよ」と言い続けたらようやく帰っていった。

無論これだけで終わる大人しいクレーマーなんざ存在しないので、警察には相談という形で記録を残して貰うというテンプレ対応もしっかりこなす。後で役立つからね。


神社においてはお客様神様ではないんだがなあ。神様本殿の奥にいらっしゃって、お客様はお願いにあがる立場なんだがなあ。

から別に神主様を敬う必要もねえが、自分お客様神様だと思ってるのなら、わざわざ神社になんか来んなや。

お客様神様だってんなら、神様自分の願いくら簡単に叶えられるっしょ? 神社に来る必要これっぽっちもないっしょ?

神社で最高級のおもてなしを受けたいなら神様になってから来いやと。具体的には死ね


老人が自分勝手に振る舞い、その割を食う形で、全然関係ない朱印待ちのおじさんがトラブルに巻き込まれたり朱印帳乱されたりで損するばっかりの世界

優しい人が損する世界なんざありふれた現実しかないが、おおよそ現実ほどろくでもないものもないよなあ。

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