2017-04-03

昔のイジメ加害者に会うべきか

https://togetter.com/li/1096750

これ見て思いだした。

自分結構やり返す方だったせいか、不良みたいなのから狙われても、あまりイジメが長引くことはなかった。「あいつはつまんねえ」みたいな感じだったのかも。それでも、狙われてたときの辛さは未だに腹立たしいし、悔しいし、思い出したくもない。

地元は狭い世界から、未だに中学生くらいの人間関係で生きている連中が大勢いる。それこそ、爆サイ地元スレッドを読めば、これあいつのことだな、とわかるような書き込み結構な頻度で見つかる。内容は誰のほうが強いとか、あの女はやらせてくれるとか、やっぱり中学生の頃と同じ。

そんな奴らと二度と関わりたくないが、一回だけと思って、お盆帰省中地元同窓会に出たことがあった。

そこで繰り広げられていたのは、中学時代そのままのヒエラルキーに基づいた「いじり」という形のイジメのものであった。一気飲みの強要セクハラが加わってる分、余計に胸糞が悪い。イジられる側は来なきゃいいのにと思ったが、気弱なカズオによると家も未だに近所だし、聞くとまだ昔のような上下関係が続いているらしい。俺の中で何かが弾けた。

次の年、俺はまた同窓会の場にいた。

ヴィトンの鞄と、ロレックスを身に着け、会場のつぼ八的な店にBMWで乗り付けた。(前の年に、飲み会だというのにクルマで来る輩が少なからずいるのには唖然とした)

すると連中の目の色が変わった。俺は自分の今は明かしていなかった(SNSの類も一切やってない)ので、せいぜい「東京で働いてる」くらいの情報しか持っておらず、羽振りの良さに驚いたのだろう。いじめっ子取り巻きだった女性からLINEの交換要望と、彼女はいるのかという質問がひっきりなしで、そのストレートさには閉口した。

男たちは、冴えないガリ勉だったはずの俺がちやほやされるのに苛立っていたようで、酔いが回って夜も遅くなり、残ってるのが元いじめっ子クズ野郎たちだけになった頃には案の定因縁をつけてきた。

女たちが、やめなよ、と言うのを聞いてますます激昂した奴らをなだめるように、俺は「まあまあ、もう大人なんだし」とスカして見せた。

するといよいよ引き下がれなくなったのか、土下座して飲み代を全部払え、と言ってきた。

俺は窓から外を見て、パトカー的な赤色灯が光るのを確認してから

「お前らダセえんだよ!いつまで中学ときと変わらねえ、クソガキやってんだ!」

と、つぼ八的な店に響き渡る声で叫んだ。

俺が突然豹変したのと、普段は通らないパトカーが登場した(つぼ八的な店に駐車場があるのも、地元警察となあなあでやっている話なのは暗黙の了解)ので、連中は混乱して完全に固まってしまった。

「これが最後だ……二度と!俺の前に出てくんな!」

自分から同窓会に来といて何たる言い草かと思うが、まあ劇的な絶交宣言というのをやりたかったわけだ。警察がいるのに喧嘩を始めるほどのバカ達ではなかったのが幸いし(執行猶予中の奴もいた)、固まっている連中を尻目に、俺は幹事の男(スネ夫ポジション)の胸ポケットに万札をねじ込むと、つぼ八的な店を後にした。

店を出てBMW助手席に乗り込むと、運転席のカズオが車を出した。タイミングがどうだったかと気にするカズオ

完璧だったわ。パトライトバッチリだ。」

都合よく来たパトカーなんてものはなくて、正体は俺からの着信に合わせてカズオが点けたパトライト(前の日にドンキホーテで購入)だ。

あいつら帰れんのかな、全員酔っぱらいなら言い逃れ出来ないから、パトカーが来てると思ったら店から出られないぜ。店にも迷惑かかるなあ。

カズオはお人好しだ。

「さあなあ。タクシーでも代行でも呼べばいいんじゃない

はいたって冷徹だ。こんなことしてなんになったのか。あんな縁切り宣言で俺が過去を断ち切れたというのか。

あんまり意味なかったのかも」

言いながら腕からデイトナを外して後部座席ヴィトンに放り込む。

そりゃないぜ、クルマモンハンやるのも飽きたよ。

と、カズオが笑いながら言う。翌月から県外で働くというカズオに、最後に連中になにかしてやろうぜ、と焚き付けたのは俺だ。店に来るときは後部座席に隠れててもらったりと、小細工に協力してくれた。

「付き合ってもらってありがとな」

その後、カズオとは会っていないが、結婚して子供が産まれたらしく、子煩悩年賀状のやり取りが毎年続いていた。(近年はこっちが海外にいるのでさすがに途絶えてるが)

クズ野郎どもは相変わらずクズ野郎のままで生きているらしい。

俺は、俺のほうが圧倒的に社会的成功を収めていて、収入が高く、気の利く美人な妻とかわいい子供に囲まれて、責任ある仕事果たしている、と思っている。だから俺はアイツラより人として価値がある。俺のほうがあいつらより幸せになる権利がある。あいつらは俺と金輪際関係ないところで野垂れ死ねばいい。そのくらい思わないと過去に受けた仕打ちに対する俺の中の折り合いがつかない。

時折、爆サイやらを覗くのはあいつらがミジメに落ちるところまで落ちたという情報がないか探しているからだ。

イジメに端を発する、そんなどす黒い感情を隠して今日も生きている。(四六時中ではないが、フラッシュバックするときはいつも黒い思いが巡る)

直接には何もしない。だから誰にも文句は言わせない。あいつらへの呪詛は俺のものだ。

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