2017-03-25

ゲーム迷惑サイトはなくならないよ

Switchを買った。ゼルダ面白いヒャッハーサイコーだぜ!って感じではないけど、気が付くと延々と3時間でも4時間でもプレイしてしま面白さだ。

ソフトはまだゼルダしか持ってないので、友人や恋人と遊ぶために他にも何か買おうかと思ってる。

1-2-Switchは友人が持ってきてくれて一緒に遊んだので、わざわざ買ってもう一度やるかというと微妙ぷよテトは面白いけど、オフライン対戦なら体験版で十分遊べてしまう。

じゃあやっぱりボンバーマンか。

小学生のころにスーファミボンバーマンソフトは1つだけもっていて、ストーリーモードは難しすぎて半分くらいまでしかいけなかったけど、対戦は弟とよくやっていた。マルチタップを持っている友人もいたので5人対戦を何度もした記憶もある。64のソフトも友人の家で何度か遊んで楽しかった覚えがあった。

買おうかどうしようか迷えば当然ネットで評判を調べる。「遅延がひどすぎる」「操作の遅延自体パッチ修正されたけど、カメラワークが悪くて遊びにくい」「むずかしすぎる」「3Dのせいで状況がわからない」ものすごく評判が悪い。

「あー、どうしようかな。やめとこうかな」私はボンバーマンを買うのをやめた。

これが自分もっと好きなシリーズなら、どんなに評判が悪くても買って自分の目で確かめただろうが、自分にとってのボンバーマンは「昔そこそこ遊んだことのあるゲーム」といった程度なのだ

残念ではあるが、ホッとしている自分もいた。買わなくて済んだのだ。

話が回りくどくなったが、この「買わなくて済んだ」こそ、迷惑ゲームサイトがなくならない理由だ。人は常に買う理由と同時に買わない理由を探している。自分自身Switch本体ゼルダ液晶保護シートやポーチなどで4万円ほどの出費をしている。日々労働従事しているので払えない金額ではないが、それなりに覚悟のいる大きさだ。ここで楽しさに酔ったまま追加で5千円の出費をしていいものか。買わなくて済むならそれでいいのではないか

もちろんソフトの評判を見るときゲーム迷惑サイトは見ていない。最近はIGNとAUTOMATONをよく読む。電遊奇譚すごくいいよね。電ファミニゲーマーもキュレーションメディアとしてはイマイチだが、オリジナル記事はよくできてると思う。しかしそれらの比較的「まともな」メディアには、『買う理由』は書かれていても『買わなくていい理由』は書かれていないのだ。もちろん不具合があればそれは記事になる。しかしある程度冷静な文章で「このような不具合が報告されました。公式ではこのような発表をしています。」に留まる。

「〇〇はマジでクソゲーwwww買わない方がいいぞwwww」と書いてくれた方がありがたいときがあるのだ。

ゲームは好きだが、寝食を忘れるほどかと言われればそうではない。ゲームは好きだが、他の何かを我慢してお金を貯めて買うほどかと言われればそうではない。私はゲームをそこそこやるが、ゲーマーではない。でもゲーマーでいたいんだ。だってゲームが、好きだから

からこそ、「このゲームを買わない理由は、お金がないから」「このゲームを買わない理由は、自分情熱が足りないから」ではなく、「このゲームを買わない理由は、このゲームクソゲーから」と言ってくれた方がありがたい。自分プライドを傷つけることなく、ゲームをせずにゲーマーで居続けるには、そうするしかないのだ。ゲームを貶すことでしかゲーマーで居続けることができない。

プレイヤー(あるいはプレイヤーでない者たち)が買わない理由を求める限り、ゲーム迷惑サイトはなくならない。

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