2017-03-18

こんな「迷惑」は虚構だと断言できる

2000年代大学生時代、私は妹を含めた家族とともに実家にいた。そこでは携帯電話や家の電話に掛かる詐欺電話宝くじ当選金絡みのカツアゲや不良による大人の園への勧誘辟易していた。

それから時は進み、現在ではこういった集団に対しては社会的制裁が課せられるようになり、プライバシー尊重はより厳格となった。不良が過去帳入りになり、もうこれで文句はない…と私は思っているが、世の中にはとにかくそういった些細な問題を徹底的に撲滅しなくては気が済まない人間がいるようだ。

オタク性悪説」という言葉がある。思考の偏った人間の増加が社会に対する悪影響を引き起こすのだそうだ。

そのオタクが不良連中よりも害を引き起こすというのだが、こんなのは完全なデタラメである。しばしばオタクネトウヨよりも危険という説も語られるが、それなら迷惑順位を付けると以下のようになる。

オタクネトウヨ>不良連中

こんなバカなことがあり得るだろうか? 

よく考えてみよう。彼らによる迷惑が仮にあったとしても、その量は職業不良などにくらべるとケタ違いに小さいはずだ。おそらく数千分の一とか数万分の一とかのレベルだろう。それが「間接的に」社会害悪をもたらしているということは、さら問題レベルは軽減されることになる。

ではそれらの立場の人がどういう問題を撒き散らすか、ここで考えてみる。

オタク = 見てくれにより不快感を覚えさせる

ネトウヨ = 政治的な直接的影響+政治的な間接的影響+見てくれにより不快感を覚えさせる

不良 = 反社会的迷惑行為政治的な直接的影響+政治的な間接的影響+見てくれにより不快感を覚えさせる

どう考えてもオタクが最も悪質などというのは寝言同然におかし理論なのだ。こんな単純な足し算すらわからないのか?

思うにオタクなどという、政治活動家や不良連中に比べたらものの数ではないほどの迷惑を排撃しようとするのは、もうこれくらいしかいじめの要素がなくなったからだ。

タバコ放射線のように閾値のない害だとしても、ここまでのレベルになると、もはや花崗岩の上に立つの危険(花崗岩放射線量わずかに多い)というほどのレベルの話でしかない。

そんなものを狂ったように排除しようというのは、健康論どころか、大衆ファシズムによる自由社会への害のほうがはるかに大きいといえる。

しばしば欧米オタク(とくにアニメドラマ漫画小説日本文化)に関しては狂気じみたヒステリックな主張をしてくる。そしてオタク絶滅させたいと思う人間がこれに根拠曖昧なまま便乗するのだ。まさに思考停止状態というほかはない。

  • これをネトウヨ(ちなみにパヨクもオタクは嫌いだよ)や 不良に語って理解してもらえるかを考えてみると 我々オタクは永遠に叩かれるべき最底辺の存在となるのは自明

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