2017-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20170316211326

世界辺境ハードボイルド室町時代」という本の「未来に向かってバックせよ」という章に、勝俣鎮夫さんの説が記載されてます。元々は、空間概念で、前をサキ、後ろをアト、と表現していたそうです。時間概念として使う場合に、古代中世日本人は、未来は未だ来ずという意識で見えないもの、「アト」と表現し、過去は過ぎ去った景色として見えるもの「サキ」表現したそうです。ところが、経験技術進歩で、16世紀頃に未来予測できる、コントロールできるもの、目の前に広がっているものという認識が生まれて、全く正反対時間概念表現も混在するようになったそうです。おもしろい説だと思います

記事への反応 -
  • そう言えば小学生の時、「前」って言葉を理解するのにだいぶ時間かかった記憶がある 「前」って前に進むとか言うと未来っぽいイメージの言葉だけど 5日前、って過去を現すこともあ...

    • 「世界の辺境とハードボイルド室町時代」という本の「未来に向かってバックせよ」という章に、勝俣鎮夫さんの説が記載されてます。元々は、空間概念で、前をサキ、後ろをアト、と...

    • 野田洋次郎が前前前世というフレーズを君の名は。から見出したのも、似たような感覚からかもしれないな。 過去にフォーカスを当てることで未来を変えるみたいな どっち向いてるかよ...

    • ちょっと似たような感じで。10位「以内」とか「以上」とかになるのがひかっかたことある。

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