2017-03-17

鹿鹿鹿

農村部に住んでいると、鹿を身近に感じる。

夜中に道を走ると、数頭単位の鹿を300メートルおきに見ることができる。

そうなると、車道に飛び出る鹿と乗用車衝突事故が頻繁に起こる。

まあ、それはいいんだけど、鹿は横を通り過ぎると気にもせずに草を食んでいるが、こちらが減速して止まると慌てて走り去る。

このとき山道だと、片方は山林、片方は崖になってることが多いんだけど、鹿は頻繁に崖のほうにも逃げていく。

具体的にはガードレールをひょい、と飛び越して崖から落ちていくのだ。

暗闇であり、ライト範囲外は見えないが、あれは結構死んでいるんじゃなかろうか。

野生は、とか言われるけど、こんだけ生息密度が高いと、結構間抜けな奴もいて、浅い川で溺れているとか、低い段差から落ちてとか、側溝にはまり込んでとか、蔓に絡まってとかいろんな死に方をしているのも見かける。

ちなみに、鹿の死体はすぐに浚われて消える。

カラスや野犬、いちばんイノシシであるが、山で倒れた鹿は他の生物に食われ、数時間のうちにばらばらになる。

ちなみに、最初に目玉、次に肛門が食われ、それから腹が破られる。

足の先はカラスが持っていくことが多く、いきなり空から降ってくることもある。

分解途中で出くわすと、頭から胸のあたりが残っていることが多い。

そこまで凶暴じゃなくて、死にやすい、そんな生物農村部人間は追い詰められている。

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