2017-03-10

元増田の怒りの対象被災者ではない

anond:20170309135447

いや元増田の考えと認識はどうか知らないけど。私はそう思った。

うつ状態経験者として思うところを書く。

こういう、発達障害とか鬱病とかアスペとかコミュ障とか言われる、精神的な問題って、共感されないし同情されないよね。

同じ様に(それこそ自殺を考える程に)苦しんでいるにも関わらず、被災者共感され同情され、何より支援される。

かたや精神問題自己責任だと叩かれ、絡み辛いと遠巻きにされ、カウンセリングは(場合によるが)保険も効かない。

ここに不公平感がある。

まり元増田の怒りの対象被災者ではなく、共感出来る不幸には物質的・精神的に救いを差し伸べるが、そうでない不幸には寧ろ石を投げる、世間社会なんじゃないのか。

コミュ障精神疾患は、周囲から叩かれ疎まれ、それにより更にコミュ障になり、更に叩かれる無限地獄

かく言う私自身も、周りに居るそういう人を個人的に助ける事は出来ない。

同情はするし出来る範囲の事はしたいと思ってるが、家族や旧友でもなければ彼等を好きになれないし、積極的に関わるのには莫大なエネルギー必要からだ。

そうして彼等は孤立し、更に解決のチャンスを失う。

人に助けて貰う為には先ず好かれるか同情されなければならないが、そこで躓く。

ひと昔前は発達障害鬱病という言葉認識されて居なかったので、今よりも更に「怠け者」「性格が悪い」という認識をされ易かった。

そういう意味では今はマシにはなってるが、不十分だと思う。

秋葉原無差別殺人事件加藤なんかは、そういう負のループからまれた面も有ると思ってる。

彼が「社会」「世間」に攻撃したのはある意味当然の帰結ではないか

社会(関わってきた他人達)は、彼を排除した。

その社会に彼が共感を持つ事は無いし、復讐心を抑えるブレーキ機能しない。

元増田はとりあえずカウンセリングとか精神科に行って、専門家に知見を求めるのが良いと思うが、社会っつーか我々の理解がもう少し進めば、こうした「救われない不幸」は減って行くんじゃないかと思う。

それと、元増田経験は、それを持っている人にしか無い魅力や強みにもなり得ると思う。

ご苦労お察しするが、捨て鉢にならずに、より良い状態を探してみて欲しいと勝手ながら思う。

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