T先生=50代 担当教科は国語。ハゲ。オタクではない(はず)
先生とは卒業してからも年賀状のやり取りをしていたり、たまに飲んでいたりしてたが、俺が忙しくなり、なかなか連絡が取れなかった。
仕事もひと段落したので先生に連絡してみたら、積もる話もあるからと、学校の近くのファミレスで会うことになった。
席に着くなりT先生が聞いてきたのは、
飲んでた水を噴出しそうになったよ。確かに先生はアニメに抵抗はないと昔いっていたけど、まさかそんな上級者向けアニメを見てたとは知らんかった・・。
先生いわく、ツイッターのフォロワーの映画監督に教えられたらしい。
先生「あの主人公の女の子、本当に合理主義者だね。ああいうタイプはなかなかいないよ。」
俺「そうですよね。1話見ただけだと戦闘狂に見えますけどね。」
先生「そういえば、質問なんだが、あれに存在Xってやつが出てくるだろ。あれと2話の男が電車にひかれるシーンとどんな関係があるんだ?」
えっ、それわからないのに幼女戦記見てたの?と二回目の噴出しタイム。
俺「え、先生、存在Xが電車にひかれそうになったあの男を、いったん死なせた後にターニャ・デグレチャフちゃんに転生させたんですよ。」
先生「なるほどな。んで、飛ばされたのは第一次世界大戦の時代だよね。」
俺「確かに見た目はそうですけど、決定的に現実の第一次大戦と違うところがありますよ。」
俺「魔法ですよ!」
先生「あ~、確かにな。」
この会話をして、自分がいかにオタク的世界にどっぷりはまっていたか、オタクの常識は一般人の非常識だということを思い知らされた。
先生「そういえば前に勧めてくれた艦隊これくしょんのアニメ、つまらなかったぞ。6話でダウンした。」
ここで3回目の噴出しタイム。あの苦行を6回も経験するとは。ちなみに原作はまったくやってないらしい。
俺「たしかに艦隊これくしょんの話はしましたけど、あくまでゲームの話でアニメはお勧めしてません!」
先生「そうだったっけか。話がまったくわからなかったし、キャラもちんぷんかんぷんだったぞ。」
ああ、本当に申し訳ないことをしました。この場を借りて誤ります。すいませんでした!
この他にも面白い話はたくさんしたが、あまり長くなってもあれなのでここでは割愛させていただく。
最後に、「増田のお勧めアニメは何かないか?必ず見るから」といわれたので、「けものフレンズ」と「ガールズandパンツァー」を教えた。
生徒と深夜アニメの話で盛り上がれる教師って、やっぱり最高だと思う(唐突)。