何の流れでその話になったか分からないけれど過去に旦那氏に接近してきた女性の話になった。
以前からポロポロとその話が出てきていたのでぼんやりとその人のことを覚えていた。
その人は旦那氏が学生時代にスーパーでバイトしていた時にレジ打ちをしていたバイトの子でタケダさんという。
バイトが終わって近くのレンタルビデオショップでピンク色コーナーに入ろうとしたところで不意に声を掛けてきて初めて旦那氏は認識したらしい。
そこから10年以上の交流があるらしいが、一度も付き合ったことはないとのこと。
タケダさんは高校時代に付き合って別れたにも関わらず、ずっと好きな男性がいて
ビンタされたり怒鳴られて車から引きずり降ろされても尚、その男性が好きで居続けているとのことで。
その後、色んな人と付き合っても結局のところその男性のところに戻ってヤってそれがバレて交際相手と別れるという流れを繰り返した。
今、タケダさんは結婚してマイホームに住んでいるようだが、結婚した2年後にまたその男性と会ってヤったという話をしたのを最後に旦那氏はタケダさんと会ってないようだ。
そんな昔のある日、タケダさんが真夜中に旦那氏に突然電話をかけてきたので出てみると
「今、あんたの家の前にいるんだけどタクシー代ないから払って!!」と言ってきたので旦那氏が渋々タクシー代を出すと
そのまま旦那氏の家に転がりこんでベッドで寝始めた。
そうとう酒臭かったようでワケを聞くと、その好きな男性と酒の場でケンカして飛び出してきたとのこと。
「仕方なく泊めたんだ…」と話す旦那氏に私は「エッチした?」と聞いてみた。
そしたら、「おっぱい触るまでしかしなかった。」と聞いて何だか複雑な気持ちになった。
おっぱい触ったから嫌だとか、エッチしそうになったから嫌だとかではなく
私は当時、大学生だった旦那氏を前にあわよくばヤりまくれたであろうタケダさんの自由奔放さに嫉妬した。
ただ、結婚する前にそうやって理不尽な言い訳と振る舞いで誰かを困らせながら
陰であいつは軽いらしいと囁かれながらも自由奔放にヤりまくっていたら
それはそれで面白かっただろうになと思う。
昨夜、居酒屋から帰る時からずっと今もその嫉妬でモヤモヤしている。
まぁ、今となっては後の祭りなんだけど。