2017-02-07

大相撲横綱 年間勝利中央値平均値

中央値

年度稀勢の里鶴竜日馬富士白鵬
2012109.5●④11★②13①
2013119④10.5③13.5①
20149④11.5★②1114①
201511101113①
2016121011.5③12
201714★①5③4④11

平均値 

年度稀勢の里鶴竜日馬富士白鵬
201210.2③10●④11.5★②12.7①
201311.3③9④11.5②13.7①
20149.7③11.8★②9.4④13.5①
201510.3②8.6④9.2③11
201611.5②9.5④11.2③12.4①
201714★①5③4④11

(2017年初場所のみ、参考)

★は横綱昇進年、●は大関昇進年 ○内は順位

全休場所は除き、途中休場場所勝利数は含む



稀勢の里は安定感なら横綱(白鵬以外)と互角だったと言われたりもしていたが、その印象は割と正しい。

稀勢の里も昨年がキャリアハイで成績は日馬鶴竜キャリアハイを上回っている。1人だけ途中休場や休場がないのも大きい(2014年初場所千秋楽のみ)。

しか2013年ピークに2014年以降は成績を落とし、下り坂に転じていく兆候を見せていた。

ところが2016年初場所琴奨菊の優勝を見届けた後から盛り返した。2016年は年間最多勝を獲り、横綱級の力をつけたことを証明した1年になっており、中央値では白鵬トップタイで並んでいる。30歳以降に19回優勝したという千代の富士のようにここから全盛期を迎える可能性もないとはいえない


鶴竜は安定感を見ると横綱昇進した年だけが確変みたいな状態になっているが昨年11月場所の優勝は見事だった。


日馬富士は強い場所では強いがムラッ気があり、怪我と休場も増えつつある。ただ2016年稀勢の里と年間最多勝を争っただけあり久々に休場がなく、勝利中央値ではキャリアハイ。安定感の良い年だった。


白鵬は若干衰えの兆候があるものの未だにトップレベルであり、2016年稀勢の里(中央値)以外にはトップタイすら許していない。

これまでも日馬富士横綱昇進した翌場所に全勝優勝や43連勝があったり、鶴竜横綱昇進した翌場所から6連覇したり、横綱誕生の翌場所から発奮して再び全盛を迎える傾向にあるため、稀勢の里が新横綱になった来場所以降の白鵬は注目。


それと同時にずっと言われ続けてきた初優勝&横綱昇進プレッシャーから解放され、横綱になったことで常時開き直り状態になる稀勢の里にも本覚醒が起こるかどうかも注目。

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