2017-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20170203012956

リベラルの敗因なんてはっきりしている。「弱者には理想押し付けても構わない」って傲慢だよ。

リベラルを自認する人でも、ごく一部の夢見がちな人以外は普通に現実主義者でもあるから

実のところ強者モラルなんかあまり求めていない。求めても仕方がないとわかっているからだ。

から、例えば歌舞伎役者の性事情が乱れに乱れまくっていても、ある程度ならしょうがない、

あそこは元々そういう世界から、と心のどこかで受け入れてしまっている。

ここまではリベラルとか関係なしに、当たり前の話だ。

なのに彼らは、弱者に対しては割と平気で、寛容であること、誠実であることを押し付けようとする。

そういう姿が弱者の側からは二枚舌に映るわけだ。

たぶん、全体の利益を考えれば、リベラルの言うこと聞いた方がいろいろうまく回るんだろう。

非モテの男は優しく倫理的で無害である方がいいに決まっている。

しかし、弱者がそれに甘んじなければいけない道理なんて、よく考えてみると、実は全くない。

金がなくても選挙権があれば、それを自分の好きなように行使する自由はあるし、

非モテにも酒飲ませてレイプとかは論外にせよ、小手先技術自分を大きく見せる自由はある。

なぜ自分ばかりが、あいつらの理想押し付けられなきゃならないのか?

おそらく、EU離脱派にもトランプ支持者にも、そして恋愛工学の徒にも共通していると思うが、

批判する側がそうやって大上段から倫理を振りかざして否定してかかったって、耳を貸したりしない。

彼らはもう、そういうのに心底うんざりしているのだ。

まずこのことに気づかない限り、不毛コミュニケーションがこれからも続くことだろう。

記事への反応 -
  • http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20170202/1486027602   ここで主張されていることは全面的に支持する。 では、なぜ「恋愛工学」に陥る男性が後を絶たないのか、考えてみた。   最も重要なことは、...

    • リベラルの敗因なんてはっきりしてる。「弱者には理想を押し付けても構わない」っていう傲慢だよ。 リベラルを自認する人でも、ごく一部の夢見がちな人以外は普通に現実主義者で...

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