2017-01-26

退職する後輩氏ができすぎていて辛い

優秀な子だということは知ってた。難しい資格いっぱい持ってる。

温厚な性格なのも知ってた。周囲の人と話してる様子なんかを見てて。

その後輩氏が退職するとのことで、自分は彼の引き継ぎとして今の現場に入ることになった。

で、作業内容やら手順やらを説明してもらいつつ、日々の業務を覚えているのだけど。

なんというか、非の打ち所がない。

いつも笑顔で物腰は柔らかく親切で謙虚な感じで、嫌な感じをまるで受けない。

説明も丁寧で、且つ分かりやすい。

ドキュメントを読むのもそこそこに何度も同じことを聞いてしま自分に、毎回同じように教えてくれる。

作業はいつも横で付き添って確認してくれる。

手順でミスをしそうな時にはさらっと指摘してくれる。嫌味のない感じで。

分担で作業していて彼自身作業タスクを持っていても、私が声をかけると必ず体をこちらに向け、作業を一緒に確認してくれる。

忙しいからと拒否することもまずない、作業しながら言葉だけで適当に回答する、ということもない。

必ず手を止め、こちらに体を向け、一緒に作業確認する。

そんな後輩氏の教える振る舞いはあまりにもできすぎていて。

優しくて心地よく、理想の先輩や上司といった感じで。

辛くなった。

もうずいぶん長い間、先輩や上司という存在ネガティブな印象しかなかったので。

まりにも後輩氏のふるまいが理想の先輩であることに、

そのことに今更やっと知ったことに、

そんな彼が退職してしまうことに。

辛くなった。

彼の後輩だったら、すごく働きやすかったんだろうなあ。

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