2017-01-20

嫌われる勇気が酷すぎる

あの名著がどうしてこうなった

アドラー心理学観点からいかにこのドラマが酷いか書かせてもらう。

というか、題材がアドラー心理学なのだからドラマ作ってるうちに矛盾に気づかんのか。

・庵堂蘭子の部下への態度が酷い

部下を携帯代わり、教育放棄し、さら無視問題行動のオンパレード

挙句は「お前は刑事に向いていない」と部下の勇気をくじく有様。

その行動はアドラー心理学を持ち出すまでもなく、いわゆるアダルトチルドレンのもの

嫌われる勇気嫌がらせ行動を完全に履き違えている。

というかどうやったらこんな勘違いを起こせるのかすら理解できないレベル

この主人公アドラー心理学を生まれときから実践しているという設定らしい。

いやいや、一番アドラー心理学を学ぶ必要があるのはこいつだろ。

心理学教授いわく彼女には何も教える必要がなかったと。

いやいやいや、ちゃんとアドラー心理学教えろよ。お前も教育さぼってんじゃねえよ。

アドラー心理学警察の組み合わせが絶望的に悪い

アドラー心理学重要な考え方の一つは賞罰教育への反対だ。

一方、このドラマ主人公警察官

警察官と言えば罰のシンボルと言ってもいい。

本来最も罰を避けるべきアドラー心理学実践者が進んで、人々を罰して刑務所にぶち込むという矛盾…。

薄っぺら勧善懲悪ストーリーならアドラー心理学なんて持ち出すなよと。

あなたは(刑務所で)ずっと不幸に浸っていてください」なんて、

数々の重症精神患者病院から救ったアルフレッド・アドラーが言うわけ無いだろ。爆発しろ

ということで、ただのドラマで、ここまで突っ込みたくなるという点では大成功だな。

引き続きたくさんの突っ込みどころに期待しよう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん