とりとめもない話だ。まさしく便所の落書きと思って欲しい。
今まで、たくさんセックスした。
正直なところ、美人よりブスの人が多かったと思う。何しろちょいブス好きだしストライクゾーン広いし、セックス出来ればいいやって思っているところもあったし、ナンパなど出来ないのでブスとしかセックス出来ない手段を使っていたらこうなった。
そのセックスが、僕にストレスをかけていたのかも知れない、と最近思うようになってきた。
去年は数ヶ月無職の期間があり、その間、沢山の不特定多数の女性とえっちをした。
ある人が言うには、セックスをする度に、業を背負ってしまう人がいる。そして、僕はそれに当てはまる人らしい。
小学生の時に大人のお姉さんに犯され、それ以来非モテなコミュニティで友達とつるみ、社会人になって女子校生の彼女を作ってようやく本当っぽい脱童貞。
プライベートなセックスは大体好みの女性や美人の女性としていた。充実していた。
しかし、岡山に行った時に状況が変わる。道を歩いていたら、オッサンに「全部込みで2万円でええで」「僕はオバサンは抱けないよ」「大丈夫!若いから!」というやり取りで騙されて、50近いオバサンを抱いてしまった。
それ以降、何か人生が転落していったように思う。
色々あって、ひとつ年下の子と結婚した。彼女は妊娠したが彼女は子供を望まず、彼女に子供をおろされた。
そこで1つ、心の中の不安が弾けた。
当時の僕は、セックスが下手な事がコンプレックスだったし、何故か大量の女性を抱きたくて抱きたくて仕方がなかった。
そこで、とにかくたくさんセックスが出来るコミュニティ(男も女もただ単に出会ってセックスする場)に参加して、セックスしまくった。とにかく女性を抱いた。80人ぐらいだろうか。そういうコミュニティは美人0.5割、フツー8割、残り超絶ブス。そして僕は分け隔てなく抱いて、セックスの腕を磨いてきた。
そして、鬱は進行していった。セックスが下手というコンプレックスは解消した。むしろコンプレックスと沢山の経験で、恐ろしく上手くなってしまったと思う。
しかし、子供をおろされたという事で心に受けた傷は何も解消しなかったし、ブスを抱く事で心に織が積もっていくような気がしていた。
そして、会社でパワハラを受けた事で、鬱がはっきりと表面化した。
直接的な原因はパワハラだったと思うけど、恐らく、沢山のブス女性とのセックス、子供をおろされた事、その2つが大きな原因だったと思う。鬱になって余裕がなくなり、自分の心とはっきりと向き合い、そう感じた。
でも、若い子の肌はたまらなかった。たまに会う、美人とのセックスは、生きていて良かった、と思える充実度の高いものだった。
だけど実はナンパなどした事が無いため、主にネットでのやり取りとなり、結果、お互いに相手が判らないまま約束をする事になり、若いけどブスみたいな子も抱く事が多かった。
去年は、プレイ日記を出会い系日記に書き込み、そのプレイ内容を見た女性が「私も抱いて!」と連絡をしてきて抱く、というパターンで何人もの女性とセックスした。何故かそのパターンだと美人ばかりだった。
私生活も充実していそうだし、輝くようなオーラを持った女性たちだった。彼女たちとセックスできるなんて(そして、そういう美女を快楽で満たす事が出来るなんて)自分は本当に生まれて良かったと思った。
でも、鬱は治ってない。
そして。
美人とのセックスだろうがなんだろうが、男にとって、セックスは他人の業を負う行為のようだ。結局、美人とセックスしまくっても、僕の鬱はひどくなるばかりだった。
そしてとうとう、僕は、不特定多数の女性とセックスをするのをやめるべきだ、とはっきりと思うようになった。あれだけ輝くような美女達とのおつきあいも縁を切るべきだ、と感じるようになった。
僕の、この業を消す方法は、あるのだろうか。
今でも、何かの拍子に、不安が表面化してしまう。もう次の仕事は決まっていて、もうすぐ社会人に復帰する。復帰できるだろうか。
吐き出したかったんだ。それだけだったんだ。済まない。