2016-12-29

大学生講義選択

中堅以下の大学はいろいろキャッチ―な講義を設定する。

教員も授業を工夫する。

学生に少しでも興味を持ってもらえるように。

しかし、多くの学生は「楽な講義」を選ぼうとする。

楽に単位が取れる

テストが持ち込み可

出席を取らない

1限でない

寝られる、叱られない

などが重要要件となる。

少しでも興味や関心を持てる内容の授業を取れば、

結果的好奇心を持つことで「楽しい講義」になると思うんだけど。

以前、ある短大で、「アロマ生活」という感じで

アロマテラピーの演習をやっている先生に会った。

化学的な知識効能を学ぶとかではなく、香り感想を述べたり、

ハンドマッサージをやる、という内容らしい。

これで大学の授業になるのか?という話はさておき、

それならさすがに学生も楽しんで学べているのでは?

と思いきや、意欲のある学生は多くないらしい

どうも、「この授業なら簡単単位がもらえそう」

という動機から選択する学生が多いようで、

マッサージなどは「手が荒れているので」などと言って

さぼろうとする学生までいるらしい。

カルチャースクールなどでしか教えたことがなかったが、

そこではみんなとても楽しく学んでくれる。

ここでの授業はやりがいがない」と嘆いておられた。

興味をもってもらう、というところからスタートする

大学講義は本当に大変だけど、それが成功すれば

大学進学の意味が出てくる、といっても大げさではない気がしている。

  • 便所の歴史と宗教オタクの爺がやってる世界の宗教はおもしろかったな 両方落としたけど。面白いのは内容に自信があるのか厳しいよね

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