2016-12-28

三浦九段将棋ソフト不正疑惑によせて

第三者委員会による調査不正を行っていないという結果になった。

事の発端は一部の棋士による、三浦九段の指し手が将棋ソフトと似てるや離席時間が不自然だという訴えだったと思う。

将棋連盟がくだした判断証拠はないにも関わらず出場停止処分といったものだった。

この調査結果が発表されたとき私が思ったのは芸能界引退発表をした成宮寛貴さんのことだ。

友人を名乗る人物より週刊誌に薬物を使用しているなどのタレコミがあり報道されたが、成宮氏は尿検査による鑑定を行い薬物の使用はしていないと否定していた。しかし、毛髪による検査も行わなければ十分ではないという指摘があり尿検査では無実は言えないとされ最終的に芸能界引退するという結果になった。

三浦九段と成宮氏の両方の事件の中で私が感じたのはなぜ疑惑をかけられた方が無実を証明しなければならないのかということだ。

三浦九段は一部の棋士証言のみで証拠もないままに出場停止処分をくだされ、成宮氏は報道された写真の白い粉が薬物である事の証拠もないまま尿検査では信用してもらえず芸能界引退するまでに追い込まれしまった。

両者とも疑惑否定しても無実であることの証明を求められそれができなければクロだという論調だった。

一般的刑事裁判では検察被告犯罪証明しなければならない。私はこれは一般社会にも通じると思っていて誰かを疑うなら合理的説明証拠必要だと思っている。それができないならそんなのはただの世迷いごとだ。

しか三浦九段出場停止処分をくだされ成宮氏は芸能界引退国内にいることさえも耐えられないのか海外に行ってしまった。

私が思うのは証拠がないにも関わらず、そんなに人を信じられないのか。 人を信じることはいことなのに。私たち社会がただ若いということなのだろうか。

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