2016-12-27

自分は細々とサイト運営している30代半ばの個人アフィリエイター

毎日田舎の片隅で孤独サイト更新している。

アフィリエイト生計を立てて既に10年以上になるのでベテランに分類されると思っている。

そこまで高収入ではないが今はまだ家族を養っていけている。

しかし正直なところ人に自慢できるようなそれほど大したサイトを作っていない。

自分サイトgoogle先生から嫌われようが、サイト自体が無くなってしまおうが誰も全く困らないだろう。

広告主をヨイショしているコンテンツばかり作っていたのでむしろ無くなった方が良いのかもしれない。

誰も喜ばない訳ではない、広告主が喜んでくれる。人によっては良い買い物したと喜んでくれているかもしれない。

そう自分に言い聞かせながら、いつ収入が無くなるかビクビクしつつ、

まり目立たない程度でこっそりサイト運営してきた。

そんな中、welqNAVERビジネス炎上している。

(もう業界的には「炎上していた。」の過去形なのかもしれない。)

外注ライター様に記事を書いて頂いている自分他人事ではない。

自分運営しているのはちっぽけなブログだが問題は規模の大小、個人法人ではない。

クラウドソーシングで見つけたライター様の中であからさまにコピペ記事を書いてくる方もちらほらいた。

しかもそのサービス記事チェックが行われたにも関わらずである

今公開中のサイトコンテンツ自分が見つけ切れていないだけで

しかしたら他人記事リライトしただけのものがあるのかもしれない。

そう思うと不安になるし、さら自分仕事は悪い事なのかもしれないという自己嫌悪に陥る。

そんな中、とあるアフィリエイト会社担当者様とささやか忘年会を開いた。

久しぶりにお会いする担当者の方とはお互いの近況を話すところから始まった。

その時に

「いやぁ、welq問題記事広告が消されて○○○○万円の売り上げが無くなって参りましたよ!www

と大変そうに言うというよりも、芸能人と会った事を得意げに話すような、そんな印象だった。

その事が悪いとは言わないがどこか他人事でなんだか釈然としなかった。

その方はその後に自分に売り上げUPのご提案をしてくれた。

それはいわゆる「サジェスト汚染」による集客だった。

(その方は「サジェスト汚染」ではなくきれいな文字を使っていたが。)

さっとノートパソコンでいくつか事例を見せてくれた。

このキーワードで○○○万の売り上げですよ!こちらのキーワードでは○○○万ですよ!

悪びれるどころかドヤ顔だった。

汚染されたサジェストを見たことある人も多いと思うが自分のような人間ですら嫌悪感を覚えた。

なんでも、サジェスト汚染をしてくれる業者がいるとのこと。

サジェスト汚染された結果に応じて課金される仕組みだそうだ。

一昔前のSEO会社のようなビジネスである

(驚いたのは紹介しようとしてくれたその業者というのは

そこそこ有名なクラウドソーシング会社だった。これで手法想像できると思う。)

サジェスト汚染はまずい。絶対にやってはいけない。

きれいごとではなく、法律に触れるからだ。

(※法律に詳しくないがそう信じている。)

これを提案してくれたその方はそこまで考えていないだろうし、

真剣に売り上げUPを考えてくれたのかもしれない。

しかし上記のようにサジェスト汚染が法に触れる行為だとしたら

犯罪幇助」になるのではないだろうか。

その場は苦笑いで済ませ、細かい話はしなかったが、もし自分がその提案

真に受けてサジェスト汚染を実行してGoogle先生が本気出して怒ったり、炎上騒ぎとかになると、

「いやぁ、サジェスト汚染問題記事広告が消されて○○○○万円の売り上げが無くなって参りましたよ!www

と誰かに得意げに話すのだろうと思うと虚しいというかひどく落ち込んだ。(自分メンタルが弱い。)

その方だけでなく、アフィリエイト会社担当者の方はみんな似たような感じだ。

個人アフィリエイター自分のことを棚にあげてこんな事いうのも気が引けるが。

誰もコンテンツにしないようなマニアックコンテンツを作ると競合がいないのですぐに上位表示される。

人が集って広告掲載するとすぐに売り上げに繋がる。しかし1年後には似たようなサイトが乱立して市場は食い合いで

売り上げはガタ落ちする。そしてまた誰もいない市場を探す。これを何度も繰り返してきた。

原因は解っている。

なぜならいろんな担当者の方がキーワードサイト情報をたくさん教えてくれるからだ。

当然、自分情報も同様に他人に流れているのだろう。

誰々がこんなサイト運営している。売り上げはこれくらい。キーワードは○○。あなたもやりなさい。

情報報酬に売り上げの一部をよこせという担当者も「よく」いた。)

それに対してはアフィリエイトとはそういうものだ。

真似できるような事で金儲けをする方が悪いと思ってきた。

しか個人情報にあたるようなところまで担当者から流出ているのはどうかと思う。

自分の事もあちこちで言われていると思うとあまりいい気はしない。

個人情報を気にするほど大した人間ではないので気にはしてない。)

アフィリエイト登録する時には細かい利用規約がある。

その規約を自ら破っている方が多いのではないかと思う。

人達は悪い事とは思っていない訳ではなくて、

Twitter不謹慎動画を公開して自慢している中学生のようなノリではないだろうか。

「儲かればなんでもあり」+「悪そうな奴はだいたい友達」の合成みたいな印象を受ける。

そして今日も全国のアフィリエイターメディア違法まがいの行為を煽っているのだろう。

長々と思うままに書いてしまったので、愚痴も多く脱線が多かったが

言いたいことはwelqのようなインターネット利便性を逆手に取った問題はきっとまた起こる。

なぜならインターネット業界にはそれを煽っているモラルの無い広告主(代理店)が存在しているからだ。

本丸NAVERではない。そのビジネスモデルに乗っかっている広告代理店だと思っている。

DeNAが落ちてもNAVERが落ちてもまた違うメディアを探すだけだ。

人達にはまだDeNANAVER対岸の火事なんだろう。

最後にこの日記偏見が多く偏った個人意見だということを断っておく。

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