2016-12-21

後で安く手に入ると思うと手が伸ばせなくなる

最新の家電を買おうとしてカタログを見比べてたのに少し古くなるだけで物凄く安くなる事に気づいてしまってそれからはあれよあれよと見比べてる商品群のグレードが落ちて最後には大分型落ちの商品ポチっていた。

今使っているボロボロのと比べれば少しだけ新しいだけでアップしたと言えるほどの性能アップは恐らく無い、一応新品と中古品の差みたいのは1年ぐらい感じられるのだろうけどそれぐらいだろう。

最近はいつもこうだ。

新作のゲームを買おうとしても少し古いゲームがもう半額とかになってるのが分かるとそっちを買ってしまう。

新しいゲーム機で古いソフトがまとめて出来るのが分かると次の世代ゲーム機もきっとそうだろうと期待して1世代前の同系統機でまだ誤魔化せないかと考え出す。

映画ですら1年後2年後にはテレビネット配信されるに違いないと思うと映画館が遠のく。

少し待てばぐっと安くなる。

そう認識した途端に新しいものに伸ばしていた手が動きを止める。

いつからこうなったんだろう。

子供の頃は何か新しい物が欲しくなったらすぐに飛びついて時には火傷をしていたはずだ。

それに懲りて臆病になったのだろうか。

少しの新しさを手にするコストパフォーマンスは低いと経験で覚えてしまったのだろうか。

今なら「少しだけ」と暗示をかければいくらでも待ててしまうような人間になってきた。

なってしまった。

なれることが出来た。

どう言えば正しいのかすら分からない。

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