2016-12-11

なぜ病院は土日診療をしないのか?」を考える

http://www.goodbyebluethursday.com/entry/hospital

上記の記事鬱憤まみれで見るに耐えない文章だが、たしかに平日診療、土日休業(半休業)の病院は多い。

理由が気になるのでグーグル先生に聞いてみた。

結論としては「土日に人が殺到しては困る」ということらしい。

会社病気ぐらい日曜まで我慢できないの!? 社会人資格ないよ!」

日曜診療になったら多くの人は「我慢をして日曜に診療してもらう」ことを選ぶだろう。

特に平日は仕事をしている会社員。彼らの多くが「休日病院へ行く」ことを選ぶはずだ。

病気自己管理が足りてない証拠」なんていう理屈蔓延っている社会休日診療一般化してしまったらと考えると……。

病気理由で平日に休める社会人はほぼ居なくなるだろう。

キャパティが足りない

ここまで書けば察しの良い方は気づくと思うが、平日に病院へ来ていた人の大半が土日に来ることになれば病院システムパンクする。

もちろん、暇を持て余してるような小さな医院であれば土日診療という判断もあるだろうが(実際にあるし)、ごく一部に過ぎない。

病院というのは「人が来れば来るほどよい」という業種ではないのだ。

病気やケガに苦しむ患者を見捨ててまで、日曜日休みたいですか?」

このセリフはいわゆる「売り言葉」というやつだろうが、本気で苦しむ患者を見捨てるつもりなら救急医療なんてもの存在しないはず。

人間運営する以上完璧システムなど存在しないし、何処かに改善余地があるのかもしれない。

しかし、人命を軽視し金を稼ぐために土日休業(半休業)という仕組みを維持しているというのは、どうにも考え難い。

土日休業(半休業)というのは病院安全運営されるために必要な仕組みだと思う。

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