2016-11-30

開発コミュニティ人柱行為辟易する話

ここ数日のJXUG (Japan Xamarin User Group) の話を見ていてなんだかなーと思っていたが、ついに主宰コメントポリシーを出した。

これでこの話「だけ」は終息に向かって行けばいいと思う。

今回の件は、担ぎ上げられた方の性別過去言動も相まって盛り上がってしまったが、男性だったら同じことが起こっていたか、という問いかけには「起こりうる」と答えたい。

つの例を出す。

「『テスト書いてない』なんてそれ○○の前で言えるの?」「テスト書いたか大丈夫です!」

これは、別コミュニティ男性の話を基に持て囃された言葉で、IT業界コードを書いている人なら似たような内容を見聞きした方も多いだろう。

当の本人は、テストだけにフォーカスされてしまっている事を良いと思っておらず、一つの手段である事を伝えるために苦労しているようだ。

男女問わずコミュニティの中で誰かを担ぎ上げて人柱にする事は起こる。

コミュニティ内の交流会や発表の場で、ちょっとした有名な方の記念日を祝う事もあるだろう。外部の人がそれを見ても問題のない表現は幾らでもできる。

しかし、コミュニティ内の発言Twitter等で確認すると「内輪向けすぎて、ないわ」と感じる。イベントログでも同様である

件のピラミッドが描かれたスライドは、新規参加者を疎外するには十分なもので、現場に居た参加者が「これはマズい」と思わなかったのであるなら、非常に危険状態ではないか

考えてみてほしい。何の知識もなく興味だけがある未来開発者が、その画像を見た時の事を。コミュニティに参加するためには、まず自分一般ピープルの扱いを受け、ピラミッドの上部と「人脈」として繋がらなくてはならない。それはXamarinを利用するためのコストでは無い筈だ。

自分MSプロダクトは気に入っている。また、Visual Studio普段から利用している。Windows開発者かと問われれば、Windows開発者でもある、と答えるだろう。そして、XamarinVisual Studio for Macも良い方向へ進化していく事に期待している。

だが、少なくとも、現状のコミュニティには参加しようとも思わないし、必要技術情報交流国外の物を利用し、参加するだろう。

あくまで、このコミュニティに限った話であるため、他のコミュニティで邂逅しても特に何も思わない。

一つ、コミュニティポリシーの経緯について。今回の件に影響を受けすぎているように感じるため、中性的表現修正した方が良いものになるのではないか提案したい。

JXUG 名古屋ハンズオンでの事実について - Xamarin 日本語情報

それでは、より良い開発を。

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