荒川豊蔵のアトリエの近くなのですわ。アトリエも再建中ですわ。
隠れ家的なおもしろさはありますが、日の射さない林道は寒かったです。
小さくても立派な建物を造るための資材の搬入方法が気になりました。
わたくしでしたら財力に物を言わせてヘリコプターで下ろさせますけど、
林道の突き当たりに臨時の軌条を設置させて斜面の上まで運んだのでしょうか。
それとも人力任せでしょうか。
全体をみるとバラエティに富んでいて鮮やかな印象を受けました。
荒川豊蔵の創意工夫のおかげでしょうか。
割れた竹を、焼いたときの割れが見事に再現した形の黄瀬戸破竹花入など、
1200℃で窯から取り出して急冷させることで漆黒にした瀬戸黒には高級車の風格がありました。
金で飾られた(あるいは継ぎを当てられた)作品は特に豪華な印象を与えます。
荒川豊蔵作品の茶碗や大きめの向付の中には赤い丸が入っていて、