キャリアパスを考え、給料アップを考え前へ前へと走り続けた結果、やりがいという事を完全に失念していた。
若い頃は薄給でも毎日人から感謝され、早出残業も全く苦にならなかった。
今は給料は人並み以上だ、技術者としての信頼も厚い。しかし一日中顔を合わせているのは
人ではなく画面、人から感謝されるのは年に数回。楽しいという瞬間が無いわけではないが、
生涯続けたいかと言われればNoと即答できる。定時帰りさえ辛くリタイア後に活路を見出す日々。
まだ軌道修正のできない年齢ではないが、既にキャリアも確立してしまい失うものも大きい。
リスクを犯してでもやりがいを取り戻すか、血を吐きながら定年まで逃げ切るか
真剣に考えなくては。