2016-11-18

カラオケで歌われようとしている歌。

繁華街で流れているような曲が嫌いで嫌いでしかたない。

いわゆるポップというか、いろんな人たちが流行らせようと色々流す曲が。

なんて軽い歌なんだろう、

なんて中身のない歌詞なんだろう、

なんて媚びた人たちなんだろう、

とずーーーーっと思ってた。

違ったんだねー。

あれはカラオケで歌われようと流してて、

CDを売る目的で流してるわけじゃないんだな、たぶん。

ここのところ、そういうカタチで

結婚」をテーマにした歌が2つ流れてる。

1つは「will you marry me」と連呼してて、

約束通り迎えに来たぜ」という歌詞さぶい曲。

もう1曲は、あんまり頭に残らないラップ調。

こういうのって前までは、

「同性の俺に聞く価値なんてねえだろ、だって俺に向けられた言葉じゃねえし」

という意味合いから気持ち悪がってた。

はい不特定多数の異性に向けて

テロのように結婚してくれ言いまくるのもエグいが。

先日、送別会があった。

その二次会カラオケで、俺はゆずの「いつか」を歌ったんだよ。

そんで後輩に「イイ曲えらびましたね」なんてニヤニヤされて。

たぶんああい結婚の歌は、

誰か男が女に求愛するときにでもカラオケで使え、

もしくはじょーだんで四方八方くどきたい女に向けて歌え、

という主旨の歌だったんだろう。

そう思い始めてからというもの

不思議と怒りは、なりをひそめた。

哀れみも悲しみも、驚くほど少ない。

久しぶりにわさビーフ雪見だいふくを食べたて完食した後の

「少なくね?」という印象に似ている。

あい販促目的で流される曲は周期が早いから、

たとえ麻薬のように頭に残るフレーズを駆使していても、

すぐに脳内から消え去る。

禁断症状が少なくて健康的。

から、ただ残るのは、

まー音楽売るのも大変だね、

という建前に隠した

音楽事務所への不信だけなのであった。

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