■残業している＝頑張っているという評価になってしまう理由

日本人は学生であっても寝てない自慢をする。

ドヤ顔で。

海外で同じことを言ってもただの可哀想な人、としか見られない。

根本的に思想や価値観が間違っているのだ。

お仕事系ドラマを見ていても長い時間をかけて労働し、問題を解決する話が多い。

天海祐希のchef、石原さとみの校閲ガールなど。

必ずと言っていいほど定時外で仕事をする様子が描かれる。

そしてそれは大抵物事解決や成功への道であり、長い時間をかけること＝美徳として映る。

映ってしまう。

幼い頃からそういうドラマを見て育てば、長時間労働＝頑張ってる人という図式が出来るだろう。

何気ないところで価値観の共有がなされている。

自分の小さい頃を思い出してみる。

宿題をしているふりをして机に向かっているだけで褒められた。

長い間勉強していると勘違いした親に。

実際は宿題が面倒臭くて適当に答えを写したりしていたのに。

うちの親は長時間頑張っている＝褒めるタイプだった。

こういうタイプの親はひょっとして多いのではないか？

私自身、社会に出るまで長時間働くことは良いことなのだと思っていた。

実際に社会に出てその通りに働いたら身体を壊して、精神を病んで、辛くて死にたい日々を経験した。

ひょっとしたらそうじゃないんじゃないか？という疑問を持った。

自分が信じ込んできた価値観を疑うにはきっかけが必要だった。

日本人はもうそろそろ気付いてもいい。

価値観を疑って、文化にまで成り果てている長時間労働問題を解決するべきだ。

電通やワタミで若者が死んでいる。

このことから何を学ぶべきか？

早く気付いて欲しい。

今の子供世代にまでこの価値観を引き継ぐべきではない。

Permalink | 記事への反応(4) | 21:38

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