お昼休みに、近所の公園のベンチで、サンドウィッチを食べていたら、
となりに双子の姉妹を連れた若いお母さんが座った。
近くに住んでいるのだろうか。
お母さんは、身なりも小奇麗で、ぱっと見30代前半。
子どもは幼稚園児ぐらいだろうか?
全身ミキハウスで固めていて、
お金持ちのおうちなんだろうなーとひと目でわかった。
それに、今時のお母さんってきれいだよなーと思っていた矢先だった。
「いけません、ぐり!、ぐらにあやまりなさい!!」
と姉(?)に叱りつけた。
(くくく、ねずみかよ!)と心の中でツッコミを入れると同時に、
猛烈に、カステラが食べたくなってきた。
説教は横で続いていたが、どうにも耳にはいってこなかった。
そして、ぼくの中で芽生えたカステラ食べたい欲がどうにも抑えられなくなり、
さっき卵を買いにスーパーへ行ってきた。
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