『妖怪男ウォッチ』さんなんかを代表例として、昔から女が男を批判するシリーズってあるやん。
その手のネタは、女性誌やワイドショー、はてブでも増田でもよく人気(炎上?)だし、人気コンテンツなんだと思う。
で、俺はお世辞にも女の考えていることが手に取るように分かるほど人生経験豊富じゃないから、
そういうネタを目にするたびに名状しがたい不快感を覚えていた。
なんでこんなに自分勝手に、生意気に上から目線で意見してくるのだろう、と。
(http://blog.livedoor.jp/hankon/ ←みたいな男性目線で反論するブログを愛読している)
とあるブログ主(男)が非モテな半生を書き綴ったような日記に対して
若い既婚女性と思しき人物が次にようなコメントを残していた。ちなみに原文ママではない。
「あなたより年下なので申し訳ないですが、母親のような目線でのコメントになってしまいます」
「ちゃんとご飯食べてますか? どうしてそんな風に自分を苦しめるような生き方をするのですか」
そのコメントを目にした途端、「なるほど」と腑に落ちるような心持ちになった。
これは自分の直観でしかないのだが、女性は情けない男を目にすると、ある種の母性本能がくすぐられて
上から目線=母親のような立場で男に「物申す」ような本能があるのではないか、と。
確かに女性が当事者として上から目線で発言していれば「何を自分勝手な!」とイラつくが、
そういう発言をする本人たちはどこか保護者のような、意外に外野的な感覚で発言しているのかもしれない。
言うなれば、口うるさい母親の説教みたいなものだ。そこには多少の愛もあるんだろう。
もっとも、母親の説教である以上、そこには対象者を下に見る感覚があることには違いはない(笑)
そう思うと、女が男を批判するシリーズなんて、実はまともに取り合う必要がないもので、
要は「うっせーなーブス」と適当に受け流していいレベルの戯言なのかもしれない。