2016-09-28

越谷

毎日環七を走っている。

俺はナンバープレート地名を見るのがわりと好きでよく見ているのだが、

最近、同じ車ではない、越谷ナンバーを付けた車をちょくちょく見かけるようになった。

それを見る度になんとおぞましいことかと思わずはいられない。

数多くできたご当地ナンバーの中で、

越谷春日井(桃鉄地図を見るのも好きなのに知らなかった)は、

その文字を見て思い浮かぶものが少ない地名2トップなのではないだろうか。

俺は春日部ナンバー地域に住んでいる。

越谷市も含め、埼玉東部地区はみな春日部ナンバーを引っ提げ、

麦わら帽子と畑やせんべい香りを乗せた車が日光街道を南下する。

それが正しい姿だった。

確かに田舎臭く、23区を走ろうものなら後ろ指さされて笑われかねないが、

クレヨンしんちゃん知名度もあり、また、3文字ナンバーというのもあり、

俺は結構気に入っている。

それなのに、越谷市は何が不満なのか、

あるいは、自分たち春日部などという田舎者ではないとでも言いたいのか、

厚かましくも独自ナンバーを作ってしまった。

同じタイミング埼玉県には川口ナンバー誕生した。

浦和大宮とはゆかりのない俺でも、浦和ナンバーを先に作った方が良かったんじゃね?とは思うものの、

埼玉県における川口市役割や規模、全国的知名度(少なくとも越谷春日井よりはあるはず)からして、

川口ナンバーに対しての文句はない。

しかし、越谷市レイクタウンという関東代表するショッピングモール、それしかない。

いや、埼玉東部地区で一番の大都市といえば春日部市ではなく越谷市だ。それは認める。

春日部ナンバーも俺がガキの頃に新しくできたナンバーだったと記憶しているから、

もし、埼玉東部地区ナンバーがなかったとして新しく作るなら?と聞かれたら、それは越谷で良い。

しかし、埼玉東部地区にはすでに春日部ナンバーがあるのだ。

出来立ての頃は全国的無名だったのかもしれないが、今では馬鹿にされるぐらいには知られているはずだ。

越谷市民も、そんなちょっとしたダサさが可愛らしい、春日部ナンバーを誇りにしていると思っていたのにそうではなかった。

同じ埼玉東部地区に住む者として、そのことが悲しい。

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